これから風俗嬢になりたいと思っている女性の中には、ソープとヘルスの違い良くわからず、どっちで働くべきなのか迷っているという人も多いと思います。
そこで本稿では、ソープとヘルスの違いを解説していきます。
また、現役風俗嬢の話も集めてみましたので、自分にはどちらが合っているかを考える参考にしてみてください。
ソープとヘルスそれぞれの特徴
まずは、ソープとヘルスの特徴を押さえておきましょう。
ソープの特徴
ソープとは、ソープランドのことです。
ソープの最大の特徴は、本番行為が前提となっていることであり、ソープ嬢はお客さんとセックスをしなければなりません。
その他にも、マットを使ってプレイするマットプレイや、一緒にお風呂に入って行うプレイなど、ソープならではのテクニックが必要となります。
ヘルスの特徴
ヘルスには、店舗を構えて営業しているファッションヘルス(通称箱ヘル)や、受付があってサービスはホテルで行うホテルヘルス(通称ホテヘル)、自宅やホテルに派遣するデリバリーヘルス(通称デリヘル)などがあります。
ヘルスはソープと異なり、本番行為が禁止されています。
また、ソープほどにテクニックもいりません。
キスや全身リップ、手コキ、フェラチオ、素股といった行為によって男性を興奮へと導き、射精させるのが仕事です。
ソープとヘルスそれぞれの働き方
次に、ソープとヘルスの働き方から、違いを探っていきましょう。
ソープの働き方
まず、ソープのサービス内容、接客時間、給料などを見ていきましょう。
サービス内容
ソープのサービス内容は、上記の通り本番行為を前提としています。
その他、
- マットとローションで行うマットプレイ
- 体全身をボディソープで洗う泡踊り
- 女性器の陰毛に泡をつけ、男性の手や足にこすりつけて洗うタワシ洗い
- 凹のような形をした「スケベ椅子」で行うプレイ
- 一緒にお風呂に入り、お客さんの腰を浮力で持ち上げて男性器を水面に出しフェラチオをする潜望鏡
など、実に多彩なプレイをします。
それだけに、テクニックやプレイのマナーなどにも厳しく、ヘルス以上にプロの世界といった感じがあります。
接客時間
ソープの接客時間はお店のランクによって全く異なります。
格安店であれば、40~60分のプレイの中で本番を1回というのが標準的なプレイ時間です。
しかし、大衆店や中級店になってくると、90~100分が標準的なプレイ時間となり、時間内に2回の射精をするお客さんも増えてきます。
高級店になると、120分程度が標準的なプレイ時間となります。
このように、お店のランクが上がるほどプレイ時間が長くなるという特徴があります。
プレイ時間が短ければ色々なプレイができなくなるため、格安店ではマットプレイのような特殊なプレイが行われないことも多いです。
ランクが上がるにつれて、テクニックを要するプレイも充実してきます。
格安店などで働く場合には、接客時間が短く料金も安いために、数をこなして稼いでいくことになります。
給料
ソープの料金システムは特殊で、入浴料とサービス料に分かれています。
受付でソープランド自体に支払うのが入浴料であり、プレイルームでソープ嬢に支払うのがサービス料です。
サービス料は、入浴料の2~3倍が相場となっています。
お客さん一人当たりの手取り額は、お店のランクによって大きく異なります。
- 格安店:10000~12000円
- 大衆店、中級店:15000~30000円
- 高級店:40000円以上
- 超高級店:70000円以上
といった感じになります。
もっとも、高級店と超高級店の違いはあいまいで、超高級店の中には天井知らずと思えるような超高額のお店もありますから、ここではあくまでも目安と考えてください。
ヘルスの働き方
次に、ヘルスのサービス内容、接客時間、給料などを見ていきましょう。
サービス内容
ヘルスでは、上記の通り本番行為が禁止されています。
ソープのようにマットプレイもなければ、様々な特殊なプレイもありません。
ヘルスでの基本的なプレイは、お客さんと一緒にシャワーを浴びたのち、キス、全身リップ、シックスナイン、クンニ、手マン、手コキ、フェラチオ、素股などのプレイを行い、射精に導きます。
これだけを聞くと、ヘルスはソープに比べてかなりソフトな感じがしますが、実際にはオプションが多彩です。
コスプレ、ごっくん、顔射、大人のおもちゃ、放尿、アナルプレイなどのオプションがあります。
これらによって、プレイがかなりハードになることもあります。
もっとも、自分のやりたくないオプションはNGにすることもできます。
接客時間
ヘルスの接客時間は、ランクによってではなく、お店によってかなり異なります。
一般的なプレイ時間は60分程度ですが、30分のショートコースや90分以上のロングコースも珍しくありません。
しかし、やはり平均的なプレイ時間は50~70分といったところでしょう。
プレイ時間が短ければ料金も低いため、そのようなヘルスで働くならば、本数をこなしていく必要があります。
給料
ヘルスの給料は、バック制になっています。
つまり、お店が設定している料金をお客さんが支払うと、その中から、あらかじめ決められた50~60%程度の割合で風俗嬢にキックバックされるというシステムです。
例えば、バック率50%のお店で、お客さんが16000円を支払ったとすれば、風俗嬢の手取りは8000円になるということです。
ソープの格安店より安いじゃないかと思うかもしれませんが、ここに指名料やオプション料金が追加されれば、10000円以上になることもあります。
それでも、やはり本番行為がないだけに、ソープよりヘルスの方が、給料が低くなるのが普通のようです。
どっちで働く?現役風俗嬢に聞いてみました。
以上のような違いがある中で、現役風俗嬢たちはどのように考えているかをピックアップしてみました。
ソープ派の意見
私はソープ派。素股とか口内発射とか今思うとキツイし時間短いから部屋のセット何度もしたり 5~6人相手にしても五万ちょいとかでよくやってたなと思う。
ソープなら半分の人数で同額くらいになる。
しつこい責めがうざいからヘルスは嫌。安いせいか汚い客が多くてカンジダなりまくり。
私ヘルス居た頃確かにアソコのトラブル多かった。
性病は一回だけだけど、とにかくカンジダになりまくり。 客の指はシャワーくらいじゃ菌が落ちない 風呂に漬けないと。
私は粘膜弱くて責められるのが苦手だからソープのほうが合ってる。
マットは体力いるけど、指入れNGにできるし、お風呂入ったり休憩したりで、時間も潰せるし。
ヘルスは口内発射やスマタが苦手だし、あわよくば入れてくる糞ばかりだったからソープのほうが楽かな。
ソープは合間合間に時間稼げるしいい。コース時間は長いけど、プレー時間、ヘルスの半分で済む。
指入れや素股でヒリヒリする事が激減した。
以上のように、ソープ派の意見を聞いてみると、案外ソープの方が楽だという意見が多いです。
ソープの方がマットプレイや本番行為があるため、大変そうな気がします。
しかし、
- ヘルス指入れをしつこくされるよりも、ソープで挿入された方が体に負担が少ない
- ソープの方がプレイ時間が長く、少ない接客で稼げる
などの理由から、ソープの方が楽だと感じる風俗嬢は少なくないようです。
ヘルス派の意見
トークが苦手な人はヘルスのほうがいいかもね。時短しやすいのはヘルス。
デリヘルは更に時短しやすい。
すごい時間余って、客からもう解散でいいよって言われた時は休憩がてらマックで1人お茶してから、時間になったら事務所に電話して戻ったりしてた。
長時間働くならデリヘル。
移動が気分転換になる、コンビニ行き放題。
激安ソープに行くならそれなりの高バックのヘルスの方がいいかも。
何にせよ激安店はどこも客層が糞。
ソープは客層がクソだよ。ちょっと黙ってると、ん?とか言って何かしゃベリかけたり微笑みかけたりしなきゃいけないし、いった後の賢者タイムがうざい。
ヘルスは客の方から気を使ってくれる。ソープ気疲れする。
ヘルスはソープよりも仕事時間が短いため、トークをする時間なども少なく、性的サービスに徹することができます。
これが、風俗嬢によっては楽だと感じることもあるようです。
条件付きの場合も
中には、条件付きでどちらが良いという判断をしている風俗嬢もいます。
マット無しなら断然ソプ。
完全S着ならソープ。
即即みたいなハードなとこなら安くてもヘルスのがいい。
ヘルスは検査緩いから毎月検査しなくても大丈夫だし。
ヘルスとソプ掛け持ち。向き不向きある。
私はヘルスは受け身ばっかりになって時間がすごく長く感じる。
ソプはトークとか風呂長めに浸かったりして時間稼ぎ出来るから楽。
2時間近くあってもドリンク休憩とか挟めるし。
デメリットは月イチ検査必ずだからダルい。
まとめ
風俗嬢によって向き・不向きがありますし、ヘルスとソープでは大きくプレイ内容が異なりますから、一概にどちらが良いとは言えません。
しかし、一つだけ確実に言えることは、
ハードなことをやってもたくさん稼ぎたいならソープ、それよりもソフトに(本番をせずに)稼ぎたいならヘルス