複雑なセクキャバの給与システムを大解説!

セクキャバは、風俗ジャンルの一種であるものの、サービスが非常にソフトであることから、キャバクラと性風俗の中間に位置するジャンルであるといえます。

給料は一般的な風俗が歩合制であるのに対し、セクキャバでは時給制となっています。

さらに、時給と言ってもピンサロのような固定時給ではなく、キャバクラのように成績に応じて時給が変動する仕組みになっているため、非常に複雑に感じてしまう人も多いことでしょう。

そこで本稿では、セクキャバの時給システムをできるだけわかりやすくまとめてみました。

セクキャバで働きたいけどどれくらい稼げるか分からない、あるいはセクキャバで働いているけど給料が適正かどうかわからないという女性は、参考にしてみてください。

まずは相場から

まずは、大体のイメージを掴むために、セクキャバの時給と日給の相場から見ていきましょう。

セクキャバの時給は、地方と都内で異なります。

地方のセクキャバでは2500~3500円、都内のセクキャバでは3000~5000円が相場となっています。

セクキャバでの時給は最低でもこれくらいが目安であり、ここに歩合給がプラスされるため、実際にはもっと高い時給になります。

このことは、詳しく後述します。

次に日給ですが、地方のセクキャバでは15000~20000円、都内のセクキャバでは20000~40000円が相場です。

セクキャバは普通のキャバクラと同じように、19~20時くらいに開店して0~1時くらいに閉店するのが一般的です。

そのため、午前中から開店している店舗型風俗や、24時間営業の派遣型風俗に比べて勤務できる時間が短く、日給が低くなりがちなのです。

ちなみに、一般的な風俗では日払いのお店も多いのに対し、セクキャバでは2週間単位や1ヶ月単位での支払いになるお店が多いです。

体験入店の時給は高め?

セクキャバの求人広告を見ると、上記の相場よりもいくらか高い時給が記載されていることがあります。

しかし、それは体験入店の場合の時給であり、本当の相場時給はそれよりやや低いというお店も多いのです。

これには、高い時給を提示することで求人に応募してほしい、あるいは体験入店は高い時給で働いてもらい、本入店につなげたいなどの意図があるからです。

したがって、体験入店の時給は、地方のセクキャバでは3500~4000円、都内のセクキャバでは5000円程度が相場になっているようです。

体験入店は、1日だけというお店もあれば、2~3日の体験ができるお店もあります。

セクキャバは基本的にソフトサービスのお店ですが、唇を触れ合わせるだけのソフトなキスや胸を揉むだけのお店もあれば、ディープキスをしたり下半身を直接触ったりするハードなお店もあります。

このため、体験入店は必ず経験して、そのお店のサービスが自分の希望に合うものであるかどうかをきちんと把握する必要があります。

体験入店では、時給を決めるための評価も行います。

例えば、体験入店から本入店に移る際に、時給が変動する可能性もあります。

高い評価をすれば、本入店の際に時給がアップすることもあります。

これと同じように評価に応じて、時給が変わらない場合もあれば、下がってしまう場合もあります。

体験入店での働きぶり以外にも、出勤日数などによっても変化します。

これがキャバクラの評価と似ているところです。

一般的な風俗店では、あらかじめバック率が決まっており、売上に対するバック率という分かりやすいシステムになっていますが、時給制のセクキャバではお店が採算の取れる時給で働いてもらう必要があるため、働き方によって時給が変動するシステムになっているのです。

 

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セクキャバの給与システムは3種類

セクキャバの給料の基本を押さえたところで、いよいよここから、歩合を含む複雑なシステムを噛み砕いて解説していきましょう。

セクキャバの給与システムは大きく分けて、売上時給制、ポイント時給制、給率時給制の3種類に分かれています。

全てのお店はこのいずれかを採用しており、これによって基本的な時給を決定したうえで、ドリンクや指名のバックをプラスすることで給料を算出していきます。

売上時給制

売上時給制とは、一定期間内の売上によって時給が決まるシステムです。

例えば、1ヶ月間の売上をもとに時給を出しているお店であれば、前の月の売上をもとに、今月の基本時給が決まります。

例えば、

  • 売上5万円以下→時給2500円
  • 売上5万円超10万円以下→時給3000円
  • 売上10万円超20万円以下→時給3500円
  • 売上20万円超50万円以下→時給4000円
  • 売上50万円超→時給5000円

といった形です。

もちろん、これはあくまでも一例であり、数値はお店ごとに異なります。

ポイント時給制

ポイント時給制とは、売上に応じて付与されるポイントによって時給が変動するというものです。

例えば、場内指名と延長では1ポイント、本指名と同伴は2ポイントといったポイントが与えられ、

  • 10ポイント以下→時給2500円
  • 10ポイント超20ポイント以下→時給3000円
  • 20ポイント超30ポイント以下→時給3500円
  • 30ポイント超40ポイント以下→4000円
  • 40ポイント超→時給5000円

といったように時給が決まります。

給率時給制

給率時給制とは、売り上げに対する給料の割合によって時給が変動するシステムです。

例えば、前の月に時給5000円で100時間働いた女性の給料は50万円ですが、この女性の売上が50万円しかなかった場合、給率は100%となってお店に利益が残りません。

このようなことを避けるために、前月の給率に応じて今月の給料を変動させるシステムが給率時給制です。

例えば、

  • 給率が40%以下→時給1000円アップ
  • 給率が40%超50%以下→時給500円アップ
  • 給率50%超60%以下→変化なし
  • 給率60%超70%以下→時給500円ダウン
  • 給率70%超→時給1000円ダウン

といった形で、お店に売上が残り、風俗嬢も適正時給をもらえるように変動させているのです。

3種類の給与システムの中でも、最も分かりにくいシステムだといえます。

 

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複雑なシステムを逆手に取る

セクキャバの給与システムは複雑であり、働いている風俗嬢も良くわかっていないことが多いです。

しかし驚くべきことに、お店側も良くわからずに、セクキャバの慣習として3種類のいずれかのシステムを採用しているだけということが非常に多いものです。

上記の3種類のシステムのいずれにおいても、50~60%くらいの給率で女性が働くことで、お店にもしっかり売上が残るようにシステムが作られています。

しかし、以前からの慣例で給率を決めているお店が多く、以前はそのシステムがまともに機能していたものの、現在ではまともに機能していないということも多いです。

お店側としても、今までそのシステムで問題なく経営してきており、さらにシステムの仕組みを詳しく理解していないことから、ひずみの生じているシステムを使い続けていることがあります。

給率が平均より低い場合もあれば、高い場合もあるわけです。

この場合、給率が低いお店で働けば適正なお金をもらうことができず、給率が高いお店で働けば、適正以上のお金をもらうことができることになります。

したがって、セクキャバで働く場合にはお店の料金の仕組みを把握し、自分が出勤して指名され、売り上げたお金を記録しておきましょう。

そして、売上に対する給料から給率を計算し、給率が低ければお店を変え、給率の高いお店に当ればそのお店で働くことによって、効率的に働いていくことができます。

セクキャバで効率よく稼ぎたいと思うならば、給与システムをきちんと把握し、給率が高いお店で働くことが大きなポイントになると知っておくだけで、お店選びの良い基準になることと思います。

 

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まとめ

セクキャバの給与システムは複雑な仕組みになっているため、良くわからないまま働いている女性もいるかもしれません。

しかし、給与システムを理解して給率を計算してみると、自分が適正な給料をもらえていないということもあり得ます。

そのようなことがないように、給与システムを簡単にでも理解しておき、不利な条件で働かないように注意しておくべきでしょう。

 

 

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