風俗嬢という仕事は、世間一般で思われているよりもずっと大変な仕事です。
大変な肉体労働ですし、嫌なお客さんに接客したり、お店での人間関係に悩んだり、辞めたいと思うことも多いはずです。
だからこそ、風俗を辞めて昼職に移りたい!と思う人も多いのですが、果たして昼職でやっていけるのか?という不安もあると思います。
そこで本稿では、昼職に移ったらどんな毎日が待っているのか、どんな仕事が向いているのか、昼職で生活していくためには風俗嬢時代にどんな準備をしておくべきなのかなどについて解説していきます。
風俗嬢も昼職も大変な仕事
風俗嬢は、大変な仕事です。これは、風俗嬢として働いている人なら、だれでも実感していることでしょう。
風俗のプレイは間違いなく肉体労働ですから、体が疲れてしょうがない・・・と感じている人も多いはずです。嫌なお客さんに接客したり、お店での人間関係に悩んだり、精神的な疲れも大きいです。
このような不安を抱く人にまず知ってほしいのが、風俗も昼職も、どちらも大変な仕事であることに変わりはないということです。
もちろん、風俗と昼職では業務内容が違うため、大変と感じる内容はかなり違います。
人によっては、風俗より昼職のほうが大変だと感じることもありますし、逆の場合もあります。
ですから、昼職に移りたいと考えている風俗嬢は、まずは「昼職でも大変なことはあるんだ」ということを知って、昼職に転職するかどうかをじっくり考えてみる必要があるでしょう。
昼職の大変さとは?
では、昼職の大変さとは、具体的にはどういった大変さなのでしょうか。
色々な大変さがありますが、特に風俗嬢がストレスに感じることを挙げると、
- 給料が安い(毎日何時間も働いているのに、風俗より全然稼げない)
- 勤務時間が長い(風俗なら数時間だけ働くこともできたのに、昼職は朝から夕方まで働かなきゃいけない。残業もある)
- 税金や社会保険が高い(風俗嬢は基本的に確定申告などもしないし、高い税金や社会保険を支払う必要もなかったのに、昼職になったら払わなきゃいけない)
- 休みが少ない(風俗なら好きなときに休めたけど、昼職はよく休めても週に2日、もっと休めないことも多い)
- 自由が少ない(勤務時間や勤務日数だけじゃなくて、色々なルールも多くて自由が少ない)
- 人間関係に悩む(風俗店なら、お店や同僚が干渉してくることもそれほどなかったのに、昼職は理不尽な上司や先輩・同僚との関係に悩むことも多い)
- クレーマーがストレス(風俗にもクレーマーはいたけど、お店に相談すればNGにもできたし、それほどストレスにはならなかった。でも昼職はモンスタークレーマーにもじっと耐えなきゃいけない)
- 慣れない仕事が大変(風俗では覚えることもそれほど多くなかったし、慣れるのも早かった。でも昼職は覚えることが多すぎてなかなか慣れない)
などなど、たくさんのことが挙げられます。
これらの大変さから、風俗を辞めて昼職でやっていうと決心した女性が、数ヶ月後には風俗嬢に逆戻りするケースも非常に多いです。
自分に合う仕事を見つけよう
次に大切なことは、自分に本当に合う職場を見つけることです。
これは、風俗でも昼職でも同じでしょう。
自分に合うジャンルの風俗で働いたり、自分に合うお店で働いたりすれば、風俗嬢としての働きやすさはずいぶん違います。
できるだけストレスなく働けるため、稼ぎやすくなることも間違いありません。
昼職も同じです。自分に合う職種を選んだり、自分に合う会社を選ぶことができれば、できるだけストレスなく働けます。
昼職は、風俗ほど「働きやすさ≒稼ぎやすさ」ではありませんが、働きやすければ続けやすくなり、昇進や昇給の可能性も高まりますから、結果的には「働きやすさ≒稼ぎやすさ」といえます。
風俗嬢に合う昼職とは?
では、風俗嬢に合う昼職とは何なのでしょうか。
もちろん、風俗嬢と言っても性格や能力は一人ひとり違いますから、一概には言えません。
しかし、一般的な傾向として、風俗嬢に合う昼職はあります。
その代表的な例がフリーランスといわれています。
一口にフリーランスといっても、仕事の形は色々ですが、基本的には時間や場所に捉われることなく働けるのが特徴です。
そして、働けば働くほど収入は増え、高収入を得やすいことも特徴です。
このような働き方は、風俗嬢と似ていると言えます。
皆さんが、数ある仕事の中でも風俗を選んだ理由を考えてみてください。
多くの人は、「自由な時間に働けて、高収入な仕事がいい」と考えて、風俗嬢になったはずです。
ほとんどの風俗店は、希望通りにシフトを組んでくれます。
朝早く出勤したり、夜遅くまで残業したり、通勤ラッシュに見舞われたりすることなく、働きやすいタイミングで働くこともできます。
このため、自由な時間が少ないシングルマザーや、学生などでも働きやすいのです。
同じように、フリーランスも基本的に自由な時間に働けます。
風俗嬢のように、働き始めてすぐに高収入というわけにはいきませんが、いずれ高収入を得られる可能性はありますし、時間の自由さという点では風俗嬢以上の自由さがあります。
まずは半年我慢してみよう!
もちろん、「風俗嬢にはフリーランスが合っている」という以前に、「フリーランスに合う人もいれば、合わない人もいる」ということが大前提ですから、全ての風俗嬢にフリーランスがお勧めできるわけではありません。
フリーランスにはフリーランスなりの大変さもあるのですから、普通の会社で昼職を始める風俗嬢もいますし、それはそれで立派な選択肢です。
というよりも、フリーランスがまだ一般的な働き方とは言えない今、むしろ普通の会社を選ぶ人が多いと思います。
普通の会社で働く時、色々な大変さがある中でも、元風俗嬢にとっては、「慣れない中で働くストレス」がかなり大きいと思います。
風俗と昼職では、環境が全く違います。今まで、自分の中で常識だと思っていたことが全く通用しないこともあるでしょう。
そんな環境に慣れる必要があります。
また、職歴やスキルがないこともストレスになります。
風俗嬢として働く前に昼職をやっていたり、学生時代に資格を取得していたりと、職歴・スキルがそれなりにあるならばいいのですが、多くの風俗嬢にはそれがありません。
だからこそ、慣れない環境で働くだけではなく、慣れない仕事を覚えたり、未知のスキルを身に着けたりする必要があり、これがかなり大変なのです。
したがって、これから昼職に移っていく風俗嬢は、何といっても「昼職にいかに慣れるか」が重要となります。
昼職で働くために、慣れるべきことは色々あります。
決められた時間に出社して、決められた時間まで働いて、勤務日数も決められていて、あまり給料も多くない環境に慣れなければなりません。
実際の業務でも、仕事の手順やルールに慣れたり、パソコン作業や事務処理に慣れなければなりません。
当然、辛いと感じることが多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、
「まずは半年頑張ってみる!」
と期限を決めてから昼職に移ることです。
同じように苦しい環境でも、終わりが見えている場合と、見えていない場合では、ストレスは大きく異なります。
「とりあえず半年だけ」と決めて転職すれば、半年でダメなら考えなおせばよいのですから、それなりに気楽です。
また、昼職を始めた当初は大変だと感じていても、半年続けてみると、意外なほど慣れてしまうものです。
一旦慣れてしまえば、さらに半年、一年と続けていきやすくなり、どんどん慣れていくことでしょう。
いずれ昼職で頑張るために、今風俗を頑張る!
しかし、「半年頑張ってみる!」と決心しても、半年頑張れない事情があって挫折してしまう風俗嬢もたくさんいます。
よくあるのが、風俗嬢時代に中途半端な働き方をしている風俗嬢です。
昼職に移ることを目指して風俗で働けば、それなりに準備した上で昼職に移れます。
逆に、中途半端に働いていると、あまり準備せずに昼職に移ることになります。
中途半端に働いていれば、計画的に貯金もしていないでしょうし、金銭感覚もずれているはずです。
そんな風俗嬢が昼職に移れば、昼職の少ない給料で生活することは難しいです。
また、昼職でうまくいかない期間も無理なく生活できるだけの貯金がないため、お金に困ってしまいます。
もちろん、好きな時間に好きなだけ働いて、なんとなく生活しているというように、中途半端に働いている風俗嬢は「怠け癖」がついています。
これでは、リズム感のある働き方はできませんから、昼職での働き方に慣れるのは難しいです。
だからこそ、昼職を真剣に考えている風俗嬢は、まずは今風俗をしっかり頑張ることが大切です。
レギュラー出勤で真面目に働いて、お金もしっかり貯めて、浪費しない生活に慣れておけば、昼職に移ってからも、早いうちに慣れることができます。
自分が望む将来のために、今風俗を頑張りましょう!
まとめ
本稿では、風俗嬢が昼職に移る大変さと、風俗に出戻りしないためのポイントについて解説してきました。
本稿を読んで、「昼職なんて自分には無理そう・・・」と思った人も多いと思います。そのような人は、おそらくまだ昼職に移れる段階ではありません。
風俗でしっかり働いて、昼職でも問題なく働けるだけの状況を整えていくと、昼職の大変さを知った上で「それでも自分は大丈夫そう!」と思えるものです。
そんな自分になるためには、まずは今、風俗嬢としてしっかり働くことが大切です。
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