風俗嬢であることは、誰でも隠しておきたいと思うものですし、隠しておくに越したことはありません。
隠し通すためには、バレるパターンを知っておき、それらのパターンによってバレることを防ぐのが効果的です。
本稿では、風俗嬢であることがバレないために、バレてしまうケースやバレないための注意点を考えていきます。
小さなことに注意する
親や友達、彼氏など、周りの色々な人に、風俗嬢であることがバレるのは好ましくありません。
中には、隠し事をするのが辛い、隠すことに疲れた、悩みや愚痴を聞いて欲しいなどの気持ちからカミングアウトする風俗嬢もいるのですが、結果的に後悔することが多いです。
ですから、風俗嬢であることは、風俗嬢をやっているときも、風俗嬢を辞めてからも、隠し通すことが重要です。
自分の歴史の中で、風俗嬢をやっている・やっていたことは、自分だけの秘密にしておいたほうが良いのです。
しかし、そう考えて働いていた風俗嬢も、バレてしまうことがあります。
親にバレてしまった場合には、無理矢理辞めさせられる、結婚前提で付き合っていた彼氏にバレて別れることになる、仲の良かった友達にバレて距離を置かれることになるなどの話は、よく聞くものです。
では、隠したいと考えていた風俗嬢は、どうしてバレてしまうのでしょうか。
以下に紹介する通り、小さなことからバレたり、職業病からバレることも多いため、注意が必要です。
小さなことでバレるパターン
例えば、以下のようなことからバレてしまうことがよくあります。
風俗雑誌・チラシを見られた
実家に住んでいるにしろ、一人暮らしにしろ、風俗雑誌やチラシからバレてしまうことがよくあります。
宣伝のため、あるいは広告手当をもらうために、風俗雑誌やチラシに掲載されること自体は、それほど問題ではありません。
親や彼氏、友達などがその媒体を見てしまう可能性は、それほど高くないですし、顔の一部を出しているくらいならばバレる可能性は低いです。
しかし、それらの媒体を安易に部屋に持ち込み、人から見られてしまう場所に放置した結果、バレてしまうことがあります。
女性の部屋に風俗雑誌が置いてあれば、怪しいと考えるのが普通です。
研究熱心な風俗嬢になると、それらの媒体に自分がどのように掲載されているかを研究したりするものですから、その媒体で自分が掲載されているページに折り目をつけていることもあります。
そこを親や彼氏、友達などに開かれてしまえば、バレる可能性も高まります。
それらの雑誌を持ち帰るにしても、人から見られない場所に保管するよう心がけるべきです。
仕事道具を見られた
仕事道具を見られてしまうというのも、よく聞くケースです。
まず注意したいのが、風俗の名刺です。
風俗店によっては、自分の名刺を作ってお客さんに配るようにしていますが、これを見られてしまうと一発でバレてしまいます。
このほか、オプションに使うおもちゃや様々な道具についても、見られるとバレる可能性が高いです。
「前の彼氏とセックスの時に使っていた」などと言い訳することもできないわけではありませんが、もしSM系の風俗店に勤めており、色々なSMグッズが出てきてしまえば、バレる可能性は高まります。
また、バレなかったにしても恥ずかしい思いをします。
ですから、風俗店の名刺は絶対に見られてはなりませんし、仕事道具も見られないようにしてください。
それらは職場に置いておくか、仕事用のバッグにひとまとめにして、誰にも見られない場所に保管しておくべきです。
お店のサイトを見られた
お店のサイトの女の子一覧ページでは、顔を隠していたり、ある程度は修正したりしているものですから、それをみられてバレる可能性は低いです。
顔を完全に公開しているならば、バレる可能性が高いですが、それは覚悟の上でのことでしょう。
しかし、これまた研究熱心な風俗嬢のパターンですが、お店のサイトにどのように掲載されているかを確認することがあります。
このとき、自分のパソコンで見て、サイトを開いたままパソコンを放置していたり、共用のパソコンで履歴に残ったりしていると、バレる可能性が出てきます。
風俗雑誌と同様に、女性が風俗店のサイトを見ているというのは、普通のことではないのです。
お店のサイトを確認したいならば、自分以外に見られる可能性がほとんどないよう、スマホで確認するのがおすすめです。
また、パソコンで見るにしても、閲覧履歴が残らないシークレットウィンドウで見るなどの工夫をしましょう。
お金の使い方でバレた
最後に、お金の使い方でバレることもあるので注意です。
風俗嬢は、若い女性にとって稼ぎやすい仕事です。
普通に働いていても、一般的な職業に就いている同世代の女性よりも、ずっと多く稼ぐことができます。
人気嬢になれば、月収100万円以上稼ぐことも可能です。
たくさん稼ぐと、得てして金銭感覚が狂いやすいものです。
特に、高額なブランド品を買う機会が増えたり、旅行に行く回数が増えたりして、とても普通の女の子の稼ぎでは賄えないようなお金の使い方をしていると、おかしいと思われてしまう可能性が高いです。
そのため、お金の使い方には注意してください。
個人的には、ブランド品をたくさん買うよりも、人並みの使い方をして、残りは貯金し、通帳の残高が増えていくのを楽しむのがおすすめです。
職業病でバレるパターン
小さなことでバレるパターンは、それをしてしまうとバレる可能性が跳ね上がるというタイプのミスです。
それらを防止するだけでも効果がありますが、気を付けたいことは他にもあります。
それは、職業病でバレるパターンです。
どんな職業でも、職業病というものがあります。
筆者はライターですが、メールでも誤字脱字に非常に注意したり、他人の文章を読んでいる時に言葉遣いや文章構成が非常に気になったり、お店のアナウンスを聞いていて「今の文章はおかしい」などと思いがちです。
これは職業病というものでしょう。
特殊な仕事になればなるほど、職業病も特殊になります。
風俗嬢は特殊な仕事ですから、職業病が日常生活で見られた場合、バレる可能性が高まってしまいます。
風俗嬢の職業病には、以下のようなものがあります。
セックスが特殊
風俗嬢として働いていると、男性をより興奮させるためのセックスを追求するものですから、普通の女性よりも格段にエロくなります。
フェラや手コキのテクニックがありすぎる、乳首を率先してなめにいくなど、風俗嬢ならではのプレイになることが多いです。
普通の女性でも、セックスの経験が豊富な女性ならば、それくらいは朝飯前ということも多いと思います。
しかし、普通の女性はどちらかというと攻めより受けに回るものですから、恥じらいがない女性は風俗経験を疑われてしまう可能性があります。
無意識のうちにエロいプレイをしてしまうというのは、バレてしまう職業病といえます。
ただし、これを喜ぶ男性も多いので、あながち悪いとも言えないのが難しいところです。
ラブホに詳しい
デリヘル嬢やホテヘル嬢をやっていると、ラブホテルを利用する機会が多いものです。
したがって、ラブホテルに詳しかったり、ラブホテルのシステムや使い方に慣れすぎたりといった職業病が見られます。
彼氏とラブホテルに行く際、彼氏はラブホ事情に詳しくなく、
どこかいいホテルないかな。スマホで探してみよう
などと言っている時、
○○とかどうかな。おしゃれだし。
安さなら○○かな。
でもサウナ入りたいから○○がいいかも。
などと言ってしまう。
ラブホに入ってすぐにお湯を溜めたり、パネルの使い方が非常にスムーズだったり、ラブホを自分の部屋のように使いこなす。
そんなところから、彼氏に違和感を抱かせることがあるようです。
性病
職業“病”と言いますが、ケガや病気が職業病となることもあります。
力士が膝を壊す、ピッチャーが肘を壊す、ボクサーが網膜剥離になる、作家が腱鞘炎になるなど、色々な職業病が見られます。
風俗嬢ならば、様々な性病がそれに当たるでしょう。
風俗嬢ならば、性病が発覚すると完治までは働けなくなりますから、十分に注意していることと思います。
それでも、性病になるリスクが常にある職業です。
性病をうつされ、彼氏にもうつしてしまうと、風俗嬢であることを疑われる可能性があります。
もちろん、浮気を疑われることの方が多いでしょうが、厄介であることに違いありません。
また、性病にかかって働けない期間が生じ、働いていないことがバレたり、稼ぎが減ってお金に困ったりすると、そこから疑いを抱かれることもあります。
膝が黒い
ソープ嬢特有の職業病に、膝の黒ずみが挙げられます。
ソープ嬢は、膝立ちで動いたり、膝をついて騎乗位をしたりすることが多く、膝がこすれて皮膚が篤くなり、黒ずむものだからです。
専用のクリームでマッサージしたり、エステに行ったりすることで改善することはできるようですが、それでも黒ずみを完全に防ぐことはできません。
もっとも、ソープ嬢以外にも膝が黒い女性はいるものですから、それほど気にするほどでもないでしょう。
以上のように、「小さなことでバレるパターン」はかなりバレる可能性を高めるものであり、「職業病でバレるパターン」は、それだけで完全にバレるというよりも、違和感や疑いを抱かせるものだといえます。
普通の生活と風俗を切り離す
色々なパターンを見てきましたが、上記のこと以外でもバレる可能性があります。
そこで、本質的な考え方を身に着けておくのが大切です。
それは、
「普通の生活と風俗を切り離す」
ということです。
小さなことでバレるパターンも、職業病でバレるパターンも、どちらも普通の生活に風俗を持ち込んだ結果としてバレています。
ですから、そうしないことが重要です。
特に注意すべきことが、以下の三点です。
仕事道具を持ち帰らない
小さなことでバレるパターンでも紹介しましたが、仕事道具を持ち帰ることによって、普通の生活に持ち込むのは極力避けるべきです。
店舗型風俗ならば、お店に置いておいた方が良いでしょう。
しかし、無店舗型で自宅待機のお店などでは、どうしてもそれができません。
その場合には、自宅でも風俗嬢である自分しか知らない場所に保管することで、できるだけ普通の生活から隔離しておくべきです。
生活エリアと仕事エリアを離す
自宅とお店の距離を離すことで、生活エリアと仕事エリアを離すことも重要です。
これは、知り合いに見られる可能性を低くするためです。
自宅とお店が近ければ、出勤には便利だと思いますが、自宅の近くでは働かないようにしましょう。
短期間だけ働きたいならば、他県の風俗街に出稼ぎに行くのがおすすめです。
人間関係を持ち込まない
風俗という仕事における人間関係も、普段の生活には持ち込まないようにしましょう。
同僚の風俗嬢やお客さん、お店の店員と、プライベートで仲良くすることを避けるのです。
そのつながりからバレてしまったり、バラされてしまったりすることがあります。
もちろん、風俗嬢を辞める際には、仕事上の関係も一切断つのが賢明です。
これは、風俗関係者と一切連絡を取らないようにすることで、断つことができます。
まとめ
風俗嬢であることは、些細なことからバレることが多いです。
指名をされて出向くと知り合いだった、というようなバレ方はほとんどありません。
働いているところを直接見られてバレるよりも、働いていることが疑われることがあって、注意深く観察されたり、探られたりした結果、バレることがほとんどなのです。
皆さんも、風俗嬢であることがバレないよう、普通の生活に風俗嬢を持ち込まないよう気を付けてください。