風俗嬢として稼ぐためには、指名を増やしていかなければなりません。
しかし、それは他の風俗嬢についていたかもしれないお客さんを自分が取るということでもありますから、他の風俗嬢との差別化ができていなければ指名は増えません。
では、他の風俗嬢と差別化するためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
差別化は難しい!
世の中にはたくさんの風俗店があり、それぞれのお店にナンバーワンの風俗嬢、人気風俗嬢、指名のつかない風俗嬢など、人気は様々です。
では、風俗嬢の人気は果たしてどこから来るものか考えたことがあるでしょうか。
この時、多くの人はルックスやスタイルであると考えるでしょう。
あるいは、ヘルスなのに本番を許すなどのサービス内容の違いだと考える人もいることと思います。
もちろん、ルックスやスタイルは非常に重要なものです。
ここ10年くらいで、セックスワーカーに対して社会が寛容になってきたため、風俗嬢になりたいと考える女性が増えてきました。
そうなると、風俗店に応募してくる女性の母数は増えるわけですから、お店はルックスやスタイルが良い女性を選んで採用できるようになります。
一昔前ならば、風俗嬢になりたがる女性は少なかったため、なろうと思えば誰でもなれる仕事でしたが、今ではそのような甘い世界ではありません。
ルックスやスタイルが一定の基準に達していなければ、風俗嬢になることはできないでしょう。
高級店になると、女優やモデルに決して劣らないルックスでスタイルも良い、超一級品の女性ばかりを揃えているのです。
このため、ルックスとスタイルは人気のためには必要不可欠な要素です(というよりも、それがなければスタートラインに立つことすらできません)。
しかし、周りの風俗嬢がみんなルックス・スタイルが良いのですから、これはあまり差別化のための武器とはなりません。
だとすれば、どのようにして差別化を図るのでしょうか。
次に考えられるのは、サービス内容で差別化を図るということです。
これは、性的なテクニックもそうですが、風俗嬢たちは誰でもある程度のテクニックを持っているため、差別化にはつながりません。
ではどうするのかと言えば、サービス内容を過激にするということが考えられます。
例えば、本来ソープランド以外の合法的な風俗店では、本番行為を禁止されています。
しかし、そこであえて本番行為を許容することによって、他の風俗嬢との差別化を図るのです。
ソープランドならばゴムありの本番が標準プレイであるため、生本番を提供するなどして差別化を図るソープ嬢もいます。
実際、最近は禁止されているプレイを行うことで指名アップを狙う風俗嬢が非常に多くなっていると言います。
むしろ、今の時代で本番を拒否するような風俗嬢は売れないといわれることもあるほどです。
しかし、これは決定的な差別化の手段とはなりにくいと考えられます。
確かに、ヘルスのお客さんは本番行為を迫ってくることが多いものですし、そこで本番に応じられるならば他の風俗嬢との差別化につながるように思えます。
では、他の風俗嬢が皆本番行為に応じるようになったらどうなるでしょうか。
差別化にはなりませんね。このように、サービス内容での差別化も難しいのです。
では、風俗嬢はいかにして差別化を図っていくのでしょうか。
しぐさで差別化を!
差別化の方法を探るためには、実際に売れっ子風俗嬢の接客を見てみるとよく分かります。
売れっ子風俗嬢たちは、確かに美人です。
しかし、「美人は三日で飽きる」と言われる通り、単に美人であるだけではお客さんを魅了し続けることはできません。
ルックスはあくまでもプラスアルファなのです。
多くの男性は、女性の内面的な魅力に惹かれるものです。
つまり、風俗嬢の気持ちによって魅力を感じるのです。
これは、誰しもそういう面があるのだと思います。
考えてみれば分かりますが、誰かと付き合っている時、その相手が誠実であったり一生懸命であったりすれば、結果が伴わなかったとしてもそれなりに評価するものです。
多くの男性はけなげな態度に弱いのです。
しかし、そのけなげな態度に打算的な影が少しでも見えてしまえば、つまり演技をしていることが分かってしまえば、男性の気持ちは一気に冷めてしまいます。
これに対し、心から一生懸命に、誠実にやっていると認められれば、男性はその女性の魅力にハマってしまうことでしょう。
では、そのけなげさを伝えたいとき、どうすればよいでしょうか。
自分は一生懸命でも、相手にはなかなか伝わらないこともあるものです。
しかし、気持ちを伝えたいからといって、言葉で伝えてしまえば白々しくなってしまいます。
そこで、「しぐさ」が重要になってきます。
言葉を使うことなく、自分のけなげな気持ちを伝えるために、しぐさを意識していくのです。
実際には、どのようなしぐさが有効なのでしょうか。
売れっ子風俗嬢たちは、以下のようなしぐさを心がけて仕事をしている様です。
会話をするときは相手の目を見て話をする
私もそうなのですが、人の目を見るのが苦手な人というのがいるものです。
そういう人は分かるでしょうが、なんだか相手の目を見て話をしていると落ち着かないんですね。
喫茶店で話していても、壁にかかっている絵を見たり、自分のコーヒーカップを見ながら話をしてしまいます。
プライベートならばなんら問題ありませんが、これは接客的にはよくありません。
目を見ずとも話しはきちんと聞けるものの、「真剣に聞いているよ」、という気持ちが伝わらないからです。
男性は、自分の話を真剣に聞いてくれる女性に好意を抱くものです。
お客さんの中には、普段は女性から無視されたり、会社の女性社員から陰口を叩かれたり、家庭でも奥さんや娘さんから邪険に扱われている男性もいるものです。
そのような毎日を寂しく思っているお客さんに対して、目を見て真剣に話を聞いているということを伝えられれば、お客さんはあなたのことが好きになることでしょう。
相槌を打つ
お客さんの話を聞くときは、目を見るだけではありません。
無言で聞くのではなく、適度に相槌を打ちましょう。
相槌は一種類を繰り返すのではなく、「へ~」「そうなんだ!」「なるほど~」「すごいですね!」など、会話に応じて数種類を使い分けるようにします。
そうすることによって、お客さんは会話のテンポが取りやすく、盛り上がっている気分も味わうことができるでしょう。
このほかのしぐさとしては、会話の盛り上がりに応じて小さいうなずきと大きいうなずきを入れていくのも効果的です。
ボディタッチをする
ボディタッチも有効です。
お客さんの話を聞きながら、お客さんの体をさりげなく触るしぐさを入れていくのです。
そうすれば、お客さんは気分を高めていくことができ、実際のプレイに入ってからはより一層楽しめることと思います。
エッチというのは、気分の高揚度によって気持ちよさや満足度が変わってくるものです。
そのため、ボディタッチをうまく活用して気分を高めることによって、他の風俗嬢と同じ内容のプレイをしていたとしても、より大きな満足を与えることができるようになります。
帰り際のしぐさ
プレイが終わったからといって、まだ気を抜いてはいけません。
帰り際のしぐさも大切です。
例えば、乱れたベッドを直したり、簡単な片付けをしてから帰るようにすれば、お客さんは「この子、案外しっかりしているんだな」と思い、魅力的に感じることでしょう。
また、お客さんの洋服の襟やネクタイが乱れていたならば、それを直してあげるのもとても効果的です。
もし乱れていなくとも、ちょっと触って直すしぐさを見せるだけで、お客さんの満足度はより高まります。
風俗で遊ぶ時に雰囲気を重視するお客さんも多く、お気に入りの風俗嬢と疑似恋愛を楽しんでいるお客さんもたくさんいるため、恋人気分を味わえるこのようなしぐさをすれば、お客さんはとても嬉しく感じるのです。
以上のことは、まとめるならば「気配りができる女性」のしぐさです。
気配りができる女性は男性から好印象を抱かれるものです。帰り際の気配りができれば、「最後の最後までしっかりしているんだな」と思って貰えますし、それが「また会いたいな」という気持ちに繋がることもあります。
以上のようなテクニックを読んで、「キャバ嬢じゃないんだから」と思った風俗嬢もいるかもしれません。
私はキャバ嬢のハウツー記事も書いていますが、まさにその通りでキャバ嬢のテクニックに共通する部分があります。
キャバ嬢は会話やしぐさでお客さんを楽しませる仕事です。
性的要素を含まずにお客さんを満足させるために、会話やしぐさには色々なテクニックがあります。
風俗嬢は性的サービスを行いますが、だからといってそれだけでは他の風俗嬢と差別化を行うことや、他の風俗嬢以上にお客さんを満足させることは難しいものです。
そこで、会話やしぐさを磨いていくことが一番の差別化になります。
会話やしぐさを磨きたいならば、そのプロであるキャバ嬢の技術を取り入れるのは非常に大切なことです。
したがって、「キャバ嬢じゃないんだから・・・」と消極的に考えるのではなく、「キャバ嬢以上に会話やしぐさが上手い風俗嬢になる!」と積極的に考えてみましょう。
そのような風俗嬢になることができれば、月収100万円など軽く稼げるようになります。
風俗嬢には、上記の他にも色々なしぐさがあるものです。
しかし、それを闇雲に何でも取り入れようとする必要はありません。
自分のキャラクターに合わないしぐさをしても、お客さんには無理をしていることがすぐにわかり、不自然以外の何物でもないからです。
あまりにも不自然なしぐさをしていると、お客さんはわざとらしさを感じてマイナスイメージにつながることもあります。
しぐさを大切にすると言っても、お客さんをより満足させるためのものであって、お客さんに媚びるためのものでもありません。
お客さんを大切に思っていることを伝えたい気持ち自然と行動に移ったのが、魅力的なしぐさになります。
そのようなしぐさができれば、お客さんにも思いが伝わることでしょう。
指名はアップし、リピーターもどんどん増えていくはずです。