風俗嬢の仕事の一つに、写メ日記を更新するというものがあります。
お店によっては書かなくても良いということもあるでしょうが、多くのお店では書くことを推奨しており、強制するお店もあります。
なぜ写メ日記が大切なのかと言えば、お店の宣伝になるからです。
また、風俗嬢本人としても、写メ日記を書くことによって指名を増やせる可能性があります。
本稿では、写メ日記の意味と指名へのつなげ方、デメリットを被らないための注意点などを紹介していきます。
写メ日記って意味あるの?
風俗店の中には、写メ日記というブログの更新を強制しているお店があります。
写メ日記は、風俗情報サイトにリンクされていることもよくあります。
このような日記は、凝った内容のものではなく、写メとともに簡単な文章を書けばよいものです。
筆まめな風俗嬢ならば、大した抵抗もなく、こなしていけると思います。
しかし、中には何を書いていいか分からず、困っている風俗嬢もいることでしょう。
出勤した日にはお礼の写メ日記を更新し、休みの日にもランチに行った様子や新しい洋服を購入した様子などを掲載するように言われることもあります。
そのように掲載していれば、すぐにネタがなくなってしまい、日記の更新が重荷に感じられるでしょう。
このことから、多くの風俗嬢にとって、写メ日記の更新は不人気です。
中には、写メ日記の更新がうっとうしく感じ、それを強制されないお店に移籍してしまう風俗嬢もいるほどです。
それもそのはず、風俗嬢には「楽して稼ぎたい」と考えている女性が多いのに、その女性に対して面倒なことをお願いすれば、嫌がられて当然なのです。
お店の狙い
ならば、なぜそのような面倒なことを、お店は風俗嬢に強制するのでしょうか。
日記が原因で風俗嬢がお店を移ったりしてしまえば、却って不利益につながるようにも思えます。
しかし、お店もバカではありません。
デメリットしかないことを敢えてするはずはなく、やはりメリットがあるからこそやっているのです。
どんなメリットがあるのか、それはズバリ「お店の宣伝になる」というメリットです。
上記の通り、お店のホームページに掲載される写メ日記は、風俗情報サイトにも共有されていることが多いです。
つまり、風俗嬢が写メ日記を更新すると、それがお店のホームページと風俗情報サイトに、同時に掲載されるという仕組みになっています。
風俗を利用するお客さんは、特定のお店を利用しようと決めていないならば、風俗情報サイトを使って、お店の情報を調べるのが普通です。
そのため、写メ日記を更新し、それが風俗情報サイトにも掲載されれば、風俗情報サイトを経由してお店を探している男性の目に留まり、お客さんがお店のホームページに流れてくるきっかけを作ることになるのです。
風俗嬢が写メ日記を1回更新すれば、その日記に平均して300~500のアクセスが流れてくるとされています。
お店が集客する上で、これは非常に重要なことと言えます。
したがって、写メ日記を強制し、更新しろとうるさいお店ならば、そのお店はおそらく、写メ日記以外にほとんど集客手段を持たないお店だと考えられます。
そのようなお店よりも、写メ日記以外にも、お店自体の集客力がある方が好ましいのは言うまでもありません。
したがって、写メ日記はやる気のある風俗嬢が、自由に更新すればいいというスタイルを取っているお店の方が、集客力が高い傾向があります。
このことは、お店選びの一つの基準としても、役立つことと思います。
写メ日記は更新したほうがいい
とはいえ、実際には写メ日記を導入しているお店で働いている風俗嬢も多いことでしょう。
そのような場合には、やはり更新したほうが好ましいです。
日記の更新を強制しているお店でも、それほど頻繁には更新せず、なんとなくやっているだけの風俗嬢もいます。
しかし、そのようなお店では、しっかりと更新している風俗嬢に指名が入りやすくなるため、怠けただけ指名が入りにくくなってしまいます。
とはいえ、毎日何回も更新しなければならないというものでもありません。
お客さんウケしそうだと思った時や、伝えたほうが良いと思ったときなどに更新すればよいでしょう。
お客さんが写メ日記で見ているのは、日記の内容というよりも、顔と体です。
もちろん、既に指名してくれているお客さんの中には、なんとなく気にかけて日記を読んでくれる人もいると思います。
しかし、読者の多くは、ホームページの加工された写真に引っかからないように、日記の写メで体型などを確認しているのです。
したがって、写メ日記として大切なことは、それなりに更新をすること、その際には顔や体型が確認できる写メを載せることです。
顔出しをできない風俗嬢も多いと思いますが、その際には顔を隠して体型だけわかる写メを載せましょう。
例えば、「これから出勤です。今日も指名お待ちしてます」といった文章と共に、足の写メを載せている風俗嬢がたくさんいます。
これも、太っていないことをアピールするための写メ日記です。
ぽっちゃりしている風俗嬢や太っている風俗嬢ならば、足やお腹を載せるのではなく、胸の谷間だけを載せるのが良いでしょう。
そうすることによって、巨乳好きのお客さんから指名が入りやすくなります。
よくある間違いが、写メ日記にパネル写真を載せるというものです。
これでは、実際の体型を確認したいというニーズに応えられませんし、逆にパネルマジックを疑われ、警戒され、指名が入りにくくなる可能性もあります。
写メ日記のポイント
では、写メ日記にはどのような内容を掲載するか、より具体的に見てみましょう。
以下のような内容の更新をすることによって、読んだお客さんが「この子を指名してみたいな」と思わせる効果が期待できます。
エロ写メは慎重に
まず、エロ写メを載せるならば慎重になってください。
もちろん、谷間をぽっちゃりしている風俗嬢が谷間を載せるのは効果的な場合がありますし、一概に否定できるものではありません。
また、過激なエロ写メを載せれば、それだけでアクセス数は増えますし、それを見てムラムラしたお客さんが指名を入れてくれる効果もあります。
しかし、最近では素人系の風俗嬢が人気になっています。
そのため、過激なエロ写メを載せてしまうと、プロっぽい感じを与えてしまう可能性があります。
それよりも、あえてエロではない写メを載せ、素人っぽい印象を与えることで、指名が入りやすくなることがあります。
プライベート感を出す
日記を積極的に更新できる風俗嬢は、プライベート感を出すのもおすすめです。
今日は何をしていた、どこに行っていたといった行動に関する日記、自分が好きなものなどに関する日記などがプライベート感を出すのに役立ちます。
なぜプライベート感を出すのが重要なのでしょうか。
それは、日記を通じて自分のことを知ってもらうことによって、お客さんはいつしか親近感を抱くようになるからです。
これは、ブログを読んだだけで、実際には知らない有名人と非常に親密な気分になるのと同じことです。
そのような親近感、知り合いのような感覚が芽生えた時、そうでない風俗嬢よりも指名をしたくなるものですし、親近感ある相手とのエッチのほうがより興奮する男性は多いものです。
また、日記を更新しておくことによって、それがお客さんとの会話のネタになり、会話の内容に困りにくくなることもあります。
プライベートの日記の難しさは、面白くないものになってしまう可能性があることです。
風俗嬢の写メ日記を読んでみると、大抵はつまらない内容であることが分かります。
たまに面白い内容のものがあるのですが、そのようなものを書くことができれば、周りがつまらないだけにより効果的だと言えます。
リア充ぶらない
プライベートではリア充な風俗嬢もいると思いますが、プライベート感を出す際には、リア充な感じは出さない方がいいでしょう。
また、最近よく聞く「インスタ映え」のように、「いいね」と思われたいばかりに、実質を伴わずにリア充ぶる女性も多いようですが、それも避けてください。
なぜならば、風俗をよく利用する男性の多くは、リア充ではないからです。
彼女はおらず、女性との接点も無く、全然充実していない人がたくさんいます。
そのような人向けに発信する写メ日記でリア充ぶってしまうと、相性が悪そうだと思われることがあります。
また、旅行に行ってきた、ちょっといいランチを食べて来たなどのリア充日記も避けるべきです。
そのようなことを書くと、お客さんによっては「彼氏と行ってきたのか?」と勘ぐり、嫌われてしまうことがあるからです。
もしそのようなことを書くならば、友達の女の子と行ったことが分かるような日記にするのが良いでしょう。
買い物日記はNG?
プライベート感を出すために、買い物や旅行などに行ったことを書きたいと思う人もいると思います。
しかし、これも注意が必要です。
例えば、旅行に頻繁に行っていたり、よくブランド品を買っていたり、いつも高いお店でご飯を食べていたりすると、お客さんは距離感を感じてしまいます。
お客さんの中には、それほどお金を持っておらず、少ないお小遣いで風俗に遊びに来ている人もいます。
そのような人に、金銭感覚のずれを感じさせてしまうと、「住む世界が違うんだな」と引かれてしまうこともあります。
また、ちょっとした距離でタクシーを使ったり、よく大人買いしたりしている話を日記に書いてしまうと、そこでも引かれてしまうかもしれません。
上記の通り、素人っぽい風俗嬢を好む男性が増えています。
素人っぽいというのは「庶民的」ということでもありますから、金銭感覚のずれによって「やっぱりこの子も風俗嬢。普通の子とは違う」といった感覚を芽生えさせないように注意が必要です。
ネガティブな内容は基本NG
写メ日記にネガティブなことを書くのはNGです。
写メ日記は、色々な人に話を聞いてもらうことができますから、愚痴を言ってしまう人もいます。
例えば、M性感の風俗嬢が、
さっきのお客さんもそうだけど、たまに勘違いして触ろうとしてくる人がいる。
触らせないし脱がないし舐めないし。
そこんとこわかっといて。
と書いていたり、デリヘルの人気嬢が、
サービスに色々言ってくる人がいるけど、私は私のやりたいようにやる。
それが嫌なら指名しなくてよし。
と書いていたのを見たことがあります。
このような日記を見て、指名したいと思う男性はいません。
最悪なケースは、
私、なにやってるんだろう。
早く風俗なんてやめたい。
といった日記です。
これでは、お客さんに会いたくないと言っているのと同じです。
お礼日記の注意点
写メ日記でよく見るのが、お礼日記です。
○○区のT君、今日も指名ありがとうございました。
といったお礼を日記に書く風俗嬢が多いのですが、これにメリットはあるのでしょうか。
メリットの有無を考えると、微妙なところです。
些細なお礼を書くくらいならば、それに目くじらを立てる人はいませんし、それでいて書かれた方は嬉しいものです。
しかし、お客さんの中には独占欲が強い人もいるため、特定のお客さんに特別な感情を抱いているように思われるお礼日記は、デメリットが非常に大きいです。
実際に、掲示板などで風俗嬢の会話を見てみると、それが分かると思います。
032
前のナンバーワンの子、お客さんにハマっちゃったんだよね。
それで、指名されたら日記でべた褒めしてたんだけど、それやったら他のお客さんがリピしなくなって一気に辞めた。
可愛かったのに。
033
>>032
よくある。
お礼日記っていいのかな。
あんまりメリット感じたことない。
035
>>033
よくわからんよね。
苦労して書いてもそれでリピーターいなくなることあるし。
日記見て指名辞める人って多いと思う。
038
>>035
客にお礼日記書きまくって、客同士を戦わせてる。
○○さんロングコースありがと、楽しかった!みたいに書いてたら、嫉妬した別のお客さんがロング入れてくれる。
045
>>038
それあるとおもう。
俺だって!みたいな感じでロング指名入れたり、プレゼント買って来たりね。
このように、お礼日記でお客さんを失うこともあるから意味がないと考えている風俗嬢もいれば、お礼日記をうまく使って仕事に役立てている風俗嬢もいるのです。
しかし、仕事に役立てていると言っても、その役立て方はおだやかではありません。
お客さんを煽るような使い方ができるかもしれませんが、お礼日記の内容でムキになるお客さんは、そもそもまともではありません。
そのようなお客さんを煽っていると、いずれストーカー化する危険性もありそうです。
このことから考えると、お礼日記は書くとしても無難な内容にとどめておき、お店から強制されている場合には書くといったスタンスでよいでしょう。
もちろん、全く書かないという方針でも構いません。
また、特定のお客さんを指すのではなく、
今日もお仕事終わりました。
指名して下さった皆さん、ありがとうございました。
というように、全員に対してお礼を言うのが、波風が立たず良いでしょう。
写メ日記はお客さんだけではなく、他の風俗嬢も見ています。
指名のたびにお礼日記を書いていると、指名本数がバレてしまい、嫉妬につながることもあるかもしれません。
お礼日記は、写メ日記を更新するネタになって便利ですが、結果的にデメリットになる部分も多いため、書く際には充分に注意したいものです。
まとめ
写メ日記は、お店から強制されることも多いと思います。
せっかく強制されて書くならば、それができるだけ指名につながるように書きたいものです また、お礼日記についても詳しく書きました。
お礼日記はデメリットになることも多いので、注意して書くべきです。
そのためにも、本稿で紹介したポイントを押さえて書くのがよいでしょう。
全く何も留意せずに書くよりも、指名につながる確率はアップすると思います。
メリットを取り、デメリットを排除し、写メ日記を役立てていきましょう。