最近は、タトゥーに随分寛容な社会になりつつあります。
しかし、それでもタトゥーを好む男性よりも、タトゥーを嫌う男性の方が多いため、風俗嬢にタトゥーがあることはあまり好ましいことではありません。
とはいえ、既にタトゥーを入れてしまっている人もいるでしょう。
学生時代に若気の至りで、安全ピンと墨汁でタトゥーを入れてしまった、という人もいるかもしれません。
本稿では、そんな女性でも風俗嬢として働くために、タトゥーと風俗の関係を解説していきます。
タトゥーは基本的にマイナスになる
最近は、タトゥーに寛容な風潮になっており、一昔前に比べるとかなり違和感なく受け入れられるようになってきています。
芸能人でも、タトゥーを入れていながら、メディアに出演している人が少なくありません。
しかしそれでも、昔に比べればマシになったという程度のことで、全面的に受け入れられているとはいいがたいです。
タレントのテレビ出演にしても、CS放送やインターネット番組ならばまだしも、地上波で堂々とタトゥーを晒せるものではありません。
タトゥーの入っているタレントは、夏でも長袖を着たり、タトゥーカバーを貼ったりして隠しています。
したがって、風俗嬢にしても、タトゥーを入れていないに越したことはありません。
多くの男性は、タトゥーを入れている体に魅力を感じないのです。
特に、タトゥーが入っている女性は、その時点で素人系や清楚系として売ることはできなくなります。
男性のタトゥーに対する意識は、AVを見てみると良くわかると思います。
第一線で活躍しているAV女優のうち、タトゥーを入れている女性はほとんどいません。
ギャル系の企画単体女優を探せば数人見つかりますが、その程度なのです。
このことからも、男性がタトゥーに魅力を感じていないことが分かります。
風俗嬢も、タトゥーを入れている女性はマイナスに評価されると考えて良いと思います。
もっとも、タトゥーを入れているといっても、タトゥーの大きさにもよります。
タトゥーが小さいか大きいかによって、お客さんの印象はかなり変わります。
小さなタトゥーは問題なし
まず、小さなタトゥーならばあまり問題になりません。
星やハートをワンポイント入れているくらいならば目立ちませんから、お客さんが気づかないことも多いです。
したがって、ワンポイントタトゥーを入れているくらいならば、それを理由として不採用になることはあまりないと考えて構いません。
もっとも、お店のコンセプトに合わないために断られる可能性はあります。
例えば、ロリ系を売りにしているお店ならば、ロリの女の子にタトゥーが入っていればお客さんは幻滅しますから、おそらく不採用になります。
他にも、学園系、清楚系など、タトゥーが似合わないコンセプトのお店ならば不採用になります。
仮に採用になっても、お客さんから嫌がられて稼ぎにくくなることでしょうから、そのようなお店は避けたほうが賢明です。
中くらいのタトゥーはやや問題あり
中くらいとは、肩に大きく入っている、腰に大きく入っている、太ももに大きく入っているなどです。
広範囲にわたってタトゥーを入れているわけではないものの、お客さんは明らかにタトゥーを意識しますから、タトゥーを入れている風俗嬢として働いていかなければならないというものです。
このようなタトゥーになると、不採用の判断をするお店も増えてきます。
ワンポイントタトゥーでも断られる系統のお店はもちろんのこと、一般のソープやヘルスでも断られる可能性が高いです。
したがって、タトゥーが入っていることをお店に伝え、必要ならば見て確認してもらって、お店のスタッフに働けるかどうかを確認してみるのが良いでしょう。
あるいは、それらのタトゥーでも普通に働けるお店を選ぶのも良いでしょう。
例えば、基本的に服を脱がないオナクラやエステ系の風俗ならば、問題なく働ける可能性が高いです。
また、タトゥー専門風俗というものもあり、これはタトゥーが入った風俗嬢を集めているお店ですから、そのようなお店で働くのは大いにアリでしょう。
このほか、ギャル系風俗ならば、お客さんはタトゥーが入っていることを気にしないものですし、むしろギャルっぽさが増して喜ぶ場合もありますから、勤務先には適しています。
このほか、SMクラブの女王様などのテクニックが重視されるお店では、このくらいのタトゥーならば問題とされないことが多いです。
テクニック重視のお店では、容姿よりもテクニックの方がかなり重要となるからです。
大きなタトゥーは大いに問題あり
背中一面にタトゥーが入っている、全身にタトゥーが入っているなどの場合には、もはや採用してくれるお店はかなり少数になります。
全身にタトゥーが入っている女性に興奮できる男性はそれほど多くはなく、マニアックなジャンルになってくるからです。
この場合、普通のお店で働くのはほぼ不可能ですから、面接を受けるだけ無駄です。
それよりもタトゥー専門風俗で働くか、仕事の制服を着てなんとか隠れるレベルなら、服を脱がなくてよいソフト系風俗で働くことを考えましょう。
また、風俗求人サイトで「タトゥーOK」の待遇のお店を探し、面接を申し込んでみるのも良いと思います。
しかし、ソフト系風俗でもオプションでトップレスやオールヌードになることがあり、そのオプションさえNGにしている風俗嬢は稼ぐことが難しいものです。
したがって、タトゥー専門風俗で働くのが良いのですが、タトゥー専門風俗はかなりマニアックなジャンルであり、全国的に見ても店舗数がわずかしかありません。
さらに、「タトゥーOK」としているお店でも、中程度までのタトゥーをOKとしている場合が大多数です。
したがって、大きなタトゥーが入っており、タトゥー専門風俗がないエリアに住んでいるならば、風俗嬢になることは諦めたほうが良いかもしれません。
応募してタトゥーのことを伝えてみよう
大きなタトゥーがある場合を除けば、風俗嬢になれる可能性は十分にあります。
まずは風俗求人サイトを見ながら、自分のタトゥーの大きさから考えて、働けそうなお店をピックアップしていきましょう。
「タトゥーOK」のお店ならば、働ける可能性が高まります。
お店を選んだら、お店の申込フォームや問い合わせフォームから、体のどこに、どのくらいのタトゥーが入っているかを記載して、問題ないかどうかを聞いてみるのが良いでしょう。
写メを送れるお店ならば、タトゥーの写メを送るとよりスムーズです。
そのように伝えられないお店ならば、面接の際にきちんと伝えるようにします。
場合によっては目視で確認し、働けるかどうかを確認してくれると思います。
あまりにも非常識な規模のタトゥーでなく、お店のコンセプト的にも問題がなければ、タトゥーが入っているという理由だけで即不採用になることはありません。
だからと言って、タトゥーが入っていることを隠して働くのはNGです。
面接時に隠し通して働くことになっても、お店のサイトに掲載する写真を撮影するときなどにバレてしまいます。
また、それでも何とか隠し通せたとしても、お客さんに裸で接客をすれば、バレてしまうことと思います。
それによって、お客さんが「タトゥーが入ってるなんて聞いてなかった!」と怒り、トラブルになる可能性もあります。
お店は、タトゥーがある風俗嬢のプロフィールには、「タトゥーあり」などと記載していることも多いです。
そのようなお店で隠して働こうとすれば、トラブルになる可能性が高いです。
最初に話しておけば何事もなかったことが、後になってバレると非常に面倒です。
最悪の場合には、お店をクビになることもあり得ます。
そうならないためにも、お店にはタトゥーのことを隠さず伝えることが大切です。
タトゥーを入れていても稼げる?
最も気になるのは、「結局、タトゥーを入れていても稼げるの?」ということだと思います。
小さなタトゥーを入れているくらいならば、普通の風俗嬢とそれほど変わらないでしょうから、稼げる可能性が高いです。
中くらいのタトゥーを入れているならば、働けるお店にある程度制限が出てきます。
基本的には好まれない傾向がありますが、働くお店を間違えなければ、稼げる可能性は十分にあります。
大きなタトゥーを入れているならば、稼げる可能性は低くなります。
不採用とするお店も多く、そもそも風俗嬢になれるかどうかも疑問です。
もっとも、タトゥー専門風俗で働くならば、稼げる可能性は高いです。
タトゥー専門風俗では、タトゥーフェチの男性が集まりますから、派手なタトゥーであればあるほど人気が出ることもあるからです。
したがって、タトゥーがあるから絶対に稼げないということはありません。
タトゥーがあっても、それが許容範囲内であり、接客を丁寧に行う風俗嬢や、テクニックがある風俗嬢ならば、人気者になれる可能性は高いです。
タトゥーが大きくとも、専門店で一生懸命に働けば、人気者になれる可能性があります。
タトゥーが入っている女性の注意点
ただし、タトゥーが入っている女性が風俗嬢として働く場合、気を付けるべきことがあります。
それは、タトゥーを入れている箇所や、タトゥーのデザインが独特なものであった場合には、サイトのプロフィール写真などから、友達や家族にバレてしまう可能性があるということです。
したがって、お店のプロフィール写真を掲載する際、バレそうだと思うならば修正して消してもらう、下着姿の写メを掲載しないなどの対策が必要になることでしょう。
もちろん、タトゥーが写メ日記にうっかり写ってしまい、そこからバレてしまうこともありますから、うっかりミスにも十分に注意しておかなければなりません。
まとめ
タトゥーを入れている女性が風俗嬢になりたいならば、タトゥーの規模や目立ちやすさなどから判断して、自分が問題なく働けるか、働く場所を選ぶかを考えてみてください。
もし、働く場所を選びそうだと思うならば、ソフト系風俗、ギャル専門店、タトゥー専門店などを検討していくようにしましょう。
また、近くにギャル専門店やタトゥー専門店がない人も、近くのデリヘルなどで「タトゥーOK」としているお店があるかもしれませんから、そのようなお店を探して問い合わせてみれば、働けることもあります。
何はともあれ、まずはお店に問い合わせてみることが第一歩となります。