風俗嬢は、お客さんから触られたり、舐められたりすることもある仕事です。
全然気持ちよくない、むしろ気持ち悪かったり、痛かったりすることもたくさんあります。
それでも、気持ちよさそうな演技をしなければなりません。
では、演技をすることに対し、風俗嬢はどのように考えているのでしょうか。
また、演技をしたくない場合、働くことはできるのでしょうか。
基本的には演技している
風俗嬢は、お客さんへの接客の際、本気で気持ちいいと感じていなくても、演技をするものです。
お客さんが手マンやクンニをしたり、乳首をいじったりしている時に、仏頂面されてしまえば、お客さんは冷めてしまいます。
男性は、女性を気持ちよくさせることで満足感を得ています。
もちろん、風俗を利用しているのですから、自分が気持ちよくなって満足することが最大の目的ですが、それは肉体的な満足だけです。
精神的な満足も求めるお客さんは多いですから、感じている演技をすることによって、「俺のテクニックで女の子を気持ちよくさせている」と思いこませることは大切なのです。
しかし、演技をするのが辛いと感じている風俗嬢は、少なくないようです。
実際、風俗嬢にインタビューする中でも、演技が大変だという意見はたくさんありました。
演技の時って、アンアン言うじゃないですか。
それはいいんですけど、遅漏の人の相手するときって、ずーっとアンアン言わなきゃいけないから、それが辛いです。
声が枯れることありますからね。
とにかく1回イってもらうために、いっぱい声出します。
1回出したら、あとはゆっくりできるかもしれないし、2回目したいっていう人でもちょっと休憩するし、ラクだから。
早く終わらせたいから、ラクしたいから演技するって考えないと、演技なんて面倒でやってられません。
喘がないと、お客さんが嫌がるからね。
でも、普通のエッチのときって、そんなに演技しなくない?
すごいアンアンいうように求められるんだけど、『喘ぎすぎだろ』って自分で思うことあります(笑)AVの影響でしょうね。
AV女優並みに喘がないと、感じてないみたいに思われるっていう。
演技しないと不満げな顔されるし、演技しても『本当に気持ちいいの?』って言われるし、どっちにしてもめんどくせー!ってなります(笑)
演技してますよ。
お客さんでテクある人ってあんまりいないし、全然感じないから、演技しないと真顔で寝てるだけになっちゃう。
隣の部屋ですっごい喘がれたら、演技します。
周りも静かだったら、ついつい手を抜きがち。
でも、隣の部屋でアンアン言ってたら、こっちも言わないとって思う。
演技してますよ。
でも、めんどくさいとかはあんまりないです。
セックスってそういうものだと思ってますもん。
あんまり感じない体質で、プライベートでも演技してるし。
演技って、お客さんも喜ぶんだろうけど、私は自分のためにやってますね。
なんていうか、演技してたらいつの間にか本気になるんですよね。
そしたら時間も短く感じるし。
あんまり演技してなかったころは時間が経つのが遅くて苦痛だったんですけど、頑張って演技するようになって楽になったと思います。
演技したほうが、お客さんはイキやすくなりますからね。
雰囲気が悪くなることもないし。
結局、自分のために演技してるとも言えるんじゃないかな。
上記のように、演技が面倒だと感じていたり、演技を求めすぎるお客さんにウンザリしている意見がたくさんあります。
しかし、それはそれで事実として受け止め、演技することでお客さんが早くイってくれたり、満足して次回の指名につながったり、プレイに身が入ったりすることもあります。
どうせ演技しなければならないならば、それをポジティブに受け止めて、お客さんの満足度を高めるために積極的に演技し、指名を増やす方向を考えたほうが良いでしょう。
本気で感じる場合もある
しかし、演技ではなく、本気で感じている場合もあるようです。
風俗嬢のインタビューの中で、本気で感じることもあるという意見が散見されました。
演技しなくても、本当に気持ちよくなることもよくありますよ。
サービス中にイっちゃうこともありますしね。
多分、私が感じやすい体質だからだと思うんです。
手マンされながらクリ舐められたりしたら、割とすぐイっちゃいます。
基本演技しますけど、相性がいいときは別ですね。
私がされたいことと、相手がしたいことがマッチするときです。
私、クンニされるのが好きなんですけど、お客さんがクンニ好きな人だったら、単純に気持ちいいなって思います。
演技しなくても感じますね。
気持ちよくしてくれる人なら演技しない。
普通ですけど。
風俗嬢も気持ちよくなることあるってことですね。
気持ちよくなることしてるんだから、そりゃ気持ちよくなることもあります。
上手な人に当ったらラッキーって思うね。
ま、ほとんどいないけど(笑)
強引にする人は、痛いばっかりで気持ちよくないし、それでも演技しなきゃいけないじゃないですか。
痛いのに演技してたらもっと強くやられたりして、調子に乗るなってイラっとすることもあります。
でも、優しくしてくれる人だと、本気で感じることありますね。
もともと感じやすいですし。
風俗嬢も、演技なしに感じることもあるようです。
もともと感じやすい体質であったり、感じるプレイをピンポイントでされたり、お客さんにテクニックがあったりすれば、感じることもあるのです。
しかし実際には、テクニックのあるお客さんは少ないものですし、演技を本気で感じていると勘違いするお客さんが圧倒的多数ですから、演技抜きに感じられることは、あまり期待しない方が良いでしょう。
演技したくないならどうする?
風俗嬢に演技がつきものだとするならば、どうしても演技したくないという人はどうすればよいのでしょうか。
そのような人は、演技をしなくても良いジャンルの風俗店で働くのがおすすめです。
お客さんが完全に受け身になるジャンルを選べばよいのです。
例えば、オナクラやM性感が挙げられます。
オナクラでは、お客さんのオナニーを風俗嬢が見つめるほか、手コキやフェラチオをオプションで提供します。
オプションでトップレスになることもありますが、お客さんが攻めるのはNGですから、演技をする必要もありません。
M性感もそうです。
M性感も、オプションでトップレスやオールヌードになるお店もありますが、基本的には風俗嬢が攻められることはなく、一方的にお客さんを射精させるお店です。
したがって、演技をする必要がありません。
その他のジャンルの風俗店で働くにしても、素人系を売りにしているお店を選べば、演技をする必要が薄れます。
というのも、素人系のお店では、素人っぽい女性を好む男性がお客さんになるからです。
その場合、お客さんは風俗嬢を攻めても、素人っぽい恥じらいとともに、多少気持ちよさそうにするくらいの反応を好みます。
AV女優やプロの風俗嬢のように、大声でアンアンと喘ぐ反応は期待していないのです。
したがって、素人系のお店もあまり演技をしなくてよいので、演技が苦手な女性にはおすすめです。
まとめ
風俗嬢は、本気で感じていることもありますが、それは少数の例です。
ほとんどの場合、風俗嬢は演技をしています。
面倒くさいとは感じながらも、最終的には自分のためになることですから、意外と納得して演技している風俗嬢も多いようです。
もし演技をしたくないならば、演技をほとんどしなくてよい、あるいはあまりしなくてよいお店で働くという選択肢もありますので、お店の選び方を工夫することをおすすめします。