風俗嬢は、昔のように何らかの問題を抱えた可哀想な女性が働く職業ではなくなりました。
多くの女性がポジティブに働き、風俗嬢をすることでもたらされる高収入によって、生活を確立しているのです。
中でも目立つのが、女子大生の風俗嬢です。
学業に勤しみながらも学費や生活費を稼がなければならない女子大生たちが、風俗嬢として働くことで学業と生活を両立しているのです。
風俗嬢が一般的な職業になった
本稿を読んでいる皆さんの中には、風俗嬢として働くことに興味を持っている人も多いと思いますが、なぜそのような働き方を望んでいるのかと言えば、多くは経済的な理由でしょう。
仮に、一般的なアルバイトと風俗嬢の給料が同水準であれば、あえて風俗嬢になる必要はありません。
風俗嬢の給料がその他の職業に比べて良いからこそ、風俗嬢になりたいと考えるのです。
実際、風俗嬢に対する意識調査の中でも、風俗嬢になった動機の上位を占めているのは、自分あるいは他人の借金返済のため、遊ぶお金を稼ぐため、生活のため、貯金のためなど、経済的な理由が並んでおり、実に85%以上の風俗嬢がそれらを理由としているのです。
この結果を見て受ける印象は人によって様々であり、「遊ぶお金を稼ぐため」という理由を見てケシカランと感じる人もいるでしょうし、「生活のため」や「借金返済のため」という理由を見て可哀想と感じる人もいることでしょう。
しかし、そのような感想は的を射たものとは言えません。
なぜなら、風俗嬢にしろ、アルバイターにしろ、OLにしろ、世の中のあらゆる仕事に従事するほとんどの人は、経済的な理由で働いているからです。
どのような仕事に就く人でも、働く理由を問えば経済的理由が8割を超えることでしょう。
その仕事が本当に好きでやっていて、たとえご飯が食べられなくてもその仕事を貫きたいと考えている人はごく少数なのです。
そのような生き方にこそ人生の妙味もあるのでしょうが、やはり背に腹は代えられぬもので、生活のためにしたくない仕事をやっている人がほとんどである事実は代えがたいものです。
お金のために働くことは人として当然のことですが、それが性風俗となるとたちまち反応が変わってくるのだから滑稽です。
このことからも、風俗嬢に対して「非常に複雑な理由、例えば生い立ちや家庭環境に難がある不幸な女性が、やむを得ずにカラダを売っている」とか、「極端に遊び好きな、どうしようもなく自堕落な女性が風俗嬢に堕ちている」などといった認識がいまだに根深いのです。
このような認識を持つ人は、40代以上の人に多いようです。
確かに、90年代まではその認識の通りの特別な事情を抱えた女性が風俗嬢になるケースも多かったものです。
そして、そこで手にしたお金で派手に遊ぶ風俗嬢も多かったため、風俗嬢=遊び好きというイメージも全くの間違いではありませんでした。
しかし、2000年代に入ってから現在に至る間に、風俗嬢の性質は激変しています。
ごく一般の女性が普通の仕事を選ぶのと同じように風俗嬢を選択し、疑問を抱きながら働いたり、悲しみを抱きながら働いたりするのではなく、ポジティブに働くようになりました。
収入については、客の減少傾向や低価格化によって低くなっており、遊び回る余裕がある風俗嬢は一部の勝ち組風俗嬢に限られます。
また、風俗嬢になるまえにキャバ嬢などになればいいという意見もあるかもしれません。
確かにそのような道もあるのですが、一概に水商売が風俗嬢より良い道とは言えません。
例えば、キャバ嬢として活躍するためにはお酒が飲めなければ困難ですし、コミュニケーションが苦手であると感じている女性にとっては苦痛を伴う職業です。
さらに、水商売は勤務時間が深夜にまで及ぶため、兼業者や学生の中にはそれを辛いと感じることも多いものです。
そして、不況の影響でキャバクラやクラブの経営は厳しくなっており、水商売で稼ぐのは風俗嬢として稼ぐよりも困難だと考えられます。
性風俗店で働けば、色々なメリットが得られます。例えば、
- 一般的な仕事に比べて単価が高いこと
- 時間の融通が利くこと
- 日払いですぐにお金を手にできること
などです。
このようなメリットがあることによって、経済的な要求を満たすことができ、空いている時間に働くことができるため、学生、社会人、主婦などあらゆる層の女性に働く場所が提供されているのです。
このほか、一般の職業に比べて採用→出勤→報酬獲得までの流れが非常にスピーディであることも、すぐにお金が必要な女性のニーズに応えることを可能としています。
現在、アルバイトとして風俗嬢をしている女性の中に、女子大生が増えていることからも、このことがよくわかるでしょう。
風俗嬢のアルバイトをしている女性の属性として、現在最も目立っているのは現役女子大生なのです。
女子大生風俗嬢の増加
風俗嬢として働いている女子大生の多くは、一人暮らしをしている地方出身の女子大生です。
四年制大学の女子大生もいれば、専門学校生もいます。
風俗嬢は時間に融通が利くため、授業が終了してから好きな時間帯でデリヘル、ファッションヘルス、ソープランド、ピンサロなどで働いているのです。
このほか、地方出身の女子大生は個人売春やAV女優の中でも目立つ存在です。
女子大生であれば、在籍大学はどこであるか、男性経験はどれくらいあるか、どのような性格かといったことも無関係に働くことができます。
そのような女子大生たちに共通するのは、ただ「学生生活を継続するためのお金に困っている」ということだけです。
実際にデリヘル経営者から話を聞いてみても、毎年4、5月に応募してくる1、2年生の女子大生が特に多く、デリヘルとしても現役女子大生は売りになることが多いため、受け入れに積極的です。
地方出身の女子大生が7割、自宅通いが3割くらいの比率であり、地方出身で一人暮らしを始めた女子大生が、仕送りが少ないことや、親を頼れない経済的事情があることから生活が困難になり、かといって普通のアルバイトで一人暮らしから学費までまかなうほど稼ごうと思えば学業との両立は不可能になるため、風俗嬢を選ぶのです。
ちなみに、そのデリヘルで働いている女子大生は国立大学や東京六大学、有名私立大学といった難関大学の学生が多く、彼女たちは向学心が強いため、経済的な心配をせずに学業に打ち込むために、風俗嬢になるというケースが増えているのです。
また、3年生以降は就職活動で忙しくなるため、1~2年生の時に風俗嬢で働いて貯金しておきたいということも大きな動機になっています。
女子大生風俗嬢と学業
上記の通り、多くの女子大生風俗嬢は、学業と生活を両立させるために風俗嬢を選んでいます。
実際に女子大生風俗嬢の話を聞いてみると、このことがよく分かります。
Aさんは東京の某名門難関私立大学の女子大生であったころ、風俗嬢として働いた経験があります。
東北の田舎から上京し、2年生の時に吉原のソープランドに入店しました。
Aさんは4年生までソープ嬢として働いて学業にも就職活動にも邁進し、就職は一部上場企業に決まり、今は普通の社会人として働いています。
実家の経済状況は芳しくなかったため、地元の国立大学に進むことを勧められていたのですが、Aさんは学費や生活費を自分で捻出することを条件に了承を取り付けました。
学業において誉れ高い名門大学で勉強したいという希望が強かったからです。
半ば強引に上京したため親を頼ることはできず、上京したばかりの頃は塾講師やその他の一般的なアルバイトを掛け持ちしていましたが、所詮はアルバイトであるため、月に稼げるのはせいぜい15万円が限界でした。
そのような働き方をしながらも学費と生活費を全てまかなうのは無理であり、しかも学業を全うすることはなおさら不可能です。
2年生になったころにはいくら頑張っても学費が払えず、親に頭を下げて授業料を払ってもらいました。
大学を決めたときには、何とかなるとの思いで上京したものの、現実は厳しかったのです。
学費と生活費を稼いでいかなければならない学生の多くは、Aさんと同じような苦しみを味わっていることでしょう。
Aさんは生活を立てるための道を模索した結果、普通の仕事ではどうやっても無理であり、カラダを売るしか方法がないという判断に至りました。
Aさんの見解によれば、風俗嬢で働いている女性のなかに現役女子大生は多く、地方出身・一人暮らし・学校にきちんと通っているという条件がそろえば、そのような女性の7~8人に一人は確実に風俗で働いているはず、とのことでした。
もっとも、ルックスやスタイルが求められることから、誰でもできる仕事ではないため、それなりに可愛い女性に限定するならば、3人に1人くらいということになるかもしれません。
きちんと勉強をして、きちんと就職をしたいと考える学生であればあるほど、性風俗とは近い存在であると言えそうです。
実際、全国大学生活協同組合連合会の学生生活実態調査を見ると、2013年の大学生への仕送り額の平均的な月額は約7万円であり、1996年のピーク時には約10万円であったことを考えると、学生も不景気のあおりを受けているとみることができるでしょう。
東京23区の一般的なワンルームマンションの家賃は6~7万円程度ですから、地方から出てきて一人暮らしをしている女子大生への仕送りは家賃で消えてしまい、生活費はアルバイトで稼がなければなりません。
奨学金をもらえば話は別ですが、奨学金は学費に充てているという女子大生も多いことでしょう。
長引く不景気の影響で、親の平均世帯年収は芳しくなく、親の仕送りだけで学生生活を送れている大学生はわずかに33.7%(文部科学省の2012年学生生活調査のデータ)に過ぎないのです。
今の大学生の生活は、昔「苦学生」と言われた存在よりもっと厳しいものであると言えるでしょう。
筆者の学生時代にしても、学費は親が貸してくれたから問題なかったものの、生活費は月に7万5000円の奨学金で賄っていました。
そのうち家賃が3万5000円、光熱費が5000円、携帯電話は持たず、残りの3万5000円で本を買い漁り、残ったお金を食費に充てていました。
月の食費が1500円ということもありました。
勉強がしたかったため、アルバイトはしていなかったのです。
そのような生活に納得していたため全く辛いとは思いませんでした。
しかし、もし筆写が女性でルックスやスタイルが一定レベルに達していたならば、風俗嬢として働いていただろうと思います。
ちなみに、上記のデリヘル経営者の話でも、この10年で風俗嬢の質は大きく変化したそうです。
女子大生の風俗嬢が増えたことで、同じ動機で働いている風俗嬢の友達ができやすくなり、楽しく働く風俗嬢が多くなったのです。
風俗嬢という仕事は完全出来高制で日払いであり、頑張りがすぐにお金で評価される仕事であるため、それもモチベーションの向上につながっています。
地方の田舎から出てきた若い女の子が風俗で働けば、最初はびっくりするものですが、数日も勤務すれば慣れてしまうものです。
皆さんの中にも、現役女子大生であり、学業と生活の両立に悩んで当サイトに行きついた人もいることと思います。
そのような人には、ぜひ風俗嬢になることをお勧めします。
ほとんどのお店で体験入店も可能であるため、まずはそちらを検討してみるのも良いと思います。