風俗嬢は接客のプロです。
しかし、彼女たちにも失敗することがあります。
では、風俗嬢の失敗にはどのようなものがあるのでしょうか。
大したことはない小さな失敗から、リピーターを失うことがある失敗、恥ずかしい失敗まで、色々な失敗を集めてみました。
よくある失敗
まずは、よくある失敗から見ていきましょう。
これは、それほど恥ずかしいことでもなければ、お客さんが嫌な思いをしたり、リピーターを失ったりする可能性もない失敗です。
それだけに、以下のような失敗をした風俗嬢は少なくないようです。
派遣先で忘れ物
派遣型の風俗で働いていると、ラブホテルやお客さんの自宅に行ってサービスを行います。
当然、プレイに必要な道具などを持ち込むことになるのですが、プレイ終了後、お客さんの部屋などに忘れて帰ってしまうことがあるようです。
よくある忘れ物には、以下のようなものがあります。
- コスプレに付いている小道具(リボンやネクタイなど。コスプレ衣装そのものを忘れるといったケースも稀にあり)
- 大人のおもちゃ(ローターや電マなどを忘れる)
- お金(おつりを管理している袋を忘れる)
- 携帯・スマホ
- その他の道具(ローションやタオルなど)
このような忘れ物をすることがあるのですが、コスプレ衣装、大人のおもちゃやタオル、ローションなどはお店の備品を使っていることも多く、それを忘れてしまうと弁償を求められることになります。
忘れっぽい風俗嬢が、しばしばお店の備品を弁償するとなると、意外に大きな出費になることがあります。
このため、忘れっぽい風俗嬢のなかには、通販などで安く購入した備品を使い、万が一忘れてもいいようにしているケースもあります。
また、自分で買ったものだという自覚があれば、忘れにくくなる効果もあるようです。
怖いのは、お金やスマホなどを忘れてしまうというケースです。
お金を拾ったお客さんは「ラッキー♪」となるでしょうし、スマホなどからは個人情報が流出してしまうこともあります。
親切なリピーターならば、お店に連絡してくれることもあるでしょうが、フリーのお客さんや意地悪なお客さんならば、問い合わせても「知りません」と言うことが十分に考えられます。
お客さんのところに忘れたというのが、風俗嬢の勘違いという可能性は否定できませんし、お客さんが盗んだという証拠がありませんから、お店としても、「あなたが盗んだでしょう」とお客さんを責めることはできません。
むしろ、大きなトラブルになるリスクを避けるためにも、風俗嬢が諦めることの方が多いでしょう。
忘れ物をしてしまうと、お客さんのところに忘れたものを取りに行くことはできませんし、自分で注意するしかないので、気をつけなければなりません。
必要な道具を忘れてお客さんのもとへ
逆パターンの失敗もあり、これは少しお客さんにショックを与えることもあります。
それは、お客さんのところへ派遣される際、プレイ道具を忘れてしまうということです。
忘れてしまうものには、以下のような道具があります。
- ローション
- グリンス
- イソジン
- タオル
- オプションを要望された大人のおもちゃ
グリンスやイソジンといった、消毒に使う道具を忘れてしまうと、十分に清潔ではない状態でプレイしなければならないことになります。
また、忘れたのは風俗嬢自身ですから、それはまだ我慢できるとしても、ローションやおもちゃを忘れてしまうと、お客さんが望むプレイを十分にできなくなり、不満を抱かせることになりかねません。
よくあるのが、前のプレイでローションなどを多めに使い、「補充しないといけないなー」と思いながらも忙しくて忘れてしまうというパターンです。
このような場合、まずはドライバーに連絡するようにしましょう。
お店の指導であったり、要領のいいドライバーであったりすれば、ある程度の道具をいつでも車に積んでおき、忘れ物に対応できるようにしていることがあります。
また、お店が近ければ、ドライバーがお店まで取りに行ってくれることもあります。
時間配分を間違える
プレイ中の失敗でよくあるのが、時間配分を失敗するというものです。
お客さんの要望が特殊な場合や、新人であまり経験がない場合にありがちな失敗だと言えます。
時間配分を間違えてしまい、当然提供すべき基本的なサービスを全てこなせなかったり、お客さんがイカないうちに時間切れになってしまったりすると、お客さんはかなり不満に思うことがあります。
また、早くイキすぐてしまうのも問題です。
時間一杯楽しみたいと思っているお客さんは多く、早くイカせてしまうと、「チャチャッと抜いてラクしようとしていんじゃないか?」と疑われ、不満を抱かせることがあるのです。
経験を積んでいくうちに時間配分が上手くなっていくでしょうし、時間が余った場合にも、その後の対応次第でお客さんの満足度が上がっていくことになりますから、やはり経験がモノを言います。
それでも、時間配分が上達するように、できるだけ時間配分を意識しながらプレイしたいものです。
例えば、見える位置に時計があるならば、それをたまに確認しながらプレイを進めていくのです。
ただし、あまりにも時間に正確になりすぎると、お客さんには業務的なイメージを抱かせることがあるので、お客さんの好むプレイを長めにするなどの工夫が必要となります。
ここも、経験を積んでいくうちにわかってくることと思いますが、時間配分での失敗はできるだけしないようにしたいものです。
こんな失敗は絶対に避けたい!
上記のような失敗は、しばしば見られる失敗ですし、決定的な失敗にもなりにくい失敗です。
しかし、中にはすごく恥ずかしい思いをしてしまう失敗や、お客さんに「もうリピは無理」と思われてしまう失敗もあります。
風俗嬢のリアルな声を見ていきましょう。
プレイ中に寝てしまう
風俗嬢という仕事は、ハードな肉体労働でもあります。
そのため、お客さんの前でついつい寝てしまうという失敗があります。
特に、ダブルワークをしている風俗嬢や、鬼出勤をしている風俗嬢にありがちな失敗です。
風俗嬢の声を見ていても、この失敗はかなり多いので注意したいものです。
爆睡しちゃった♡
爆睡した(笑)それも手コキで逝かせた瞬間に私も客も同時に落ちて、タイマーで気がついたらチ○コ握ったままだった(爆)手のひらが乾いた精子とローションでガビガビになってた(汗)
箱ヘルスの頃、フェラしながら半分寝ててチンチン、ギューって噛んだ。
デリヘル客にま●こいじられてる時に寝てしまった。
責められてるときに爆睡 ホントすまん。
このように、爆睡してしまった、睡眠にプラスして他に失敗もしてしまったという声が多数みられました。
中には、かなり親しいお客さんだからこそ、気を抜いて寝てしまうという風俗嬢もいることと思います。
しかし、風俗嬢は接客業です。
高いお金を払ってサービスを受けているお客さんにとって、接客中に寝られてしまうと大きな不満を抱く可能性が高いです。
「寝ていた時間分のお金を返せ」というクレームにもつながりかねません。
そこまで強く言えないお客さんも多いでしょうが、そのお客さんがリピートしてくれるとは考えにくいです。
普段から体調管理はしっかりとしておき、前日の疲れをできるだけ翌日に持ち越さないようにして、プレイ中に寝てしまうことは避けたいものです。
汚い系の失敗談
プレイ中に寝てしまうというのも大きな失敗ですが、それ以上に大きな失敗もあります。
それは、うんこ、おしっこ、おなら、嘔吐といった汚い系の失敗です。
お客さんに変わった性癖がない限り、これらの失敗を犯してしまうと、非常に不快な思いをさせてしまうことになります。
具体的には、以下のような失敗があります。
うんこ・おしっこ系の失敗
おなか緩い日に手マンされて下痢漏らしたwww
客に浣腸されたあとアナル舐めされて口にぶっ放しました。その人は喜んでたけど、他の人にやったら大失敗だったと思います。
漏れそうなのに激しくクンニされて客の顔にかけた。
風呂場でおしっこ。たぶん匂いでバレた。
下痢をしてしまう、おしっこをかけてしまうなどの失敗は、SM系のお店でなければなかなかあり得ないプレイであり、普通のお店の風俗嬢がやってしまうと、リピーターを失ってしまったり、風俗系の掲示板で叩かれる原因になってしまったりする可能性があります。
おならの失敗
若くて可愛い客について喜んでいたら、プレイ中に急にオナラがしたくなり。
で、ちょっと失礼ってトイレに駆け込んでいきんだら、思いの外の大音量の屁が出てしまい。
聞こえちゃったかな、って恐々トイレから出たら、客が全裸のままちんぐり返しの格好で身体を丸めて死んだ振りをしていた。
69のときおなら。
おならをしてしまうという失敗は、風俗嬢自身が非常に恥ずかしい思いをすることもあるでしょうが、お客さんにも不快感を与える可能性があります。
お客さんに恋人接客をしている場合などは特にそうで、せっかく恋人感覚で楽しんでいるお客さんも、風俗嬢のおならを聞いた途端に百年の恋も冷めてしまう可能性があります。
嘔吐系の失敗
がんがんイラマチオされて盛大にゲロった。
爆睡も嘔吐もよくやる。ひどい時は嘔吐から疲れて爆睡。
SMのお店などでは、イラマチオをされて嘔吐してしまうことがあります。
また、普通のお店でも、S傾向の強いお客さんから、フェラの際に不意に奥まで入れられて嘔吐してしまうこともあります。
イラマチオさせようとするお客さんの心理は、通常ならば苦しくてやりたくないイラマチオを風俗嬢にやらせることによって、征服感を味わいたいというものです。
また、喉奥によって男性器を刺激したいという欲望もあります。
ただし、これは必ずしも、嘔吐させたいという欲求ではありません。
中には、嘔吐することで興奮するお客さんもいるでしょうが、それは少数派です。
多くのお客さんは、自分でイラマチオをさせておきながら、いざ嘔吐すると不快感を覚えるものなのです。
したがって、そのようなことを好むとわかっているお客さんはNGにしたり、NGにしないならば接客前には胃を空っぽにしておいたりすることによって、対応していく必要があります。
その他の恥ずかしい失敗
ブラを外しておっぱい見せたら、乳の谷間に、さっき食べたおにぎりのご飯粒が挟まっていた。
このような失敗もたまにあるようです。
似たような失敗としては、歯に青のりが付いていたというようなものもあります。
これも、せっかくの美人が台無しになってしまったり、百年の恋も一瞬にして冷める可能性がある失敗です。
よほどの変態でなければ、胸の谷間に落ちていたご飯粒や、歯に詰まっている食べかすなどにエロスは感じませんから、しっかりとケアして接客に臨みたいものです。
リピーターを失う致命的な失敗
上記のように、風俗嬢の恥ずかしい失敗によって、リピーターを失ってしまうことがあります。
しかし、それ以上にお客さんをがっかりさせ、リピートする気を失わせてしまう失敗があります。
それは、リピーターを忘れたり、間違えたりするという失敗です。
客の名前間違えた。
本指様の名前間違えました。ごめんなさい。
思い出話ししたら違う人との話しだった。お客さん悲しんでた…悪気はない。
初めてのリピート客、記憶にほとんどない顔だったので『めちゃめちゃ久しぶりですね♡』(よくよく探ったら先週のご来店だった)
お客さんは(というよりも人間ならば誰しも)、多かれ少なかれ承認欲求を抱いているものです。
承認欲求というのは、誰かから褒められたり、覚えられていたりした際に満たされるものです。
これは、接客のプロ中のプロであるキャバ嬢のテクニックを見ても明らかです。
キャバ嬢は、お客さんとの接客の際、とにかく褒めるのが満足度を高めるための王道とされています。
また、会話の途中にお客さんの名前をちょこちょこ入れる、メールにお客さんの名前を入れるというのも、お客さんの承認欲求を満たします。
特に、お客さんの来店時に「○○さん、いらっしゃい」などと言ったり、前の接客の際の会話を持ち出したりすることによって、「あなたのことを覚えています」というアピールをすることは特に有効だといわれています。
だからこそ、お客さんの名前や職業、年齢、誕生日などを記録した「お客さんノート」が売上を大きく伸ばす秘訣にもなっています。
風俗嬢も同じです。
お客さんの名前や年齢といった基本プロフィールの他、お客さんの性癖や好むプレイなどを簡単に記録しておき、リピートの際に活かしていくことによって、大きく稼ぎを伸ばすことができます。
逆に、名前を間違ったり、思い出話を間違ったりすることで、お客さんのことを覚えていなかったことがバレてしまうと、お客さんの承認欲求を損なうことになります。
その風俗嬢にハマっていたお客さんが冷めてしまい、リピートしなくなる可能性も高いです。
まとめ
風俗嬢がやってしまう失敗には、それほど稼ぎに影響しない軽めの失敗から、リピーターを失ったり、クレームにつながったりする可能性がある重めの失敗まで、色々な失敗があることが分かったと思います。
しかし、一番の問題は、風俗嬢が失敗したという自覚がない場合でしょう。
自覚がなければ改善の余地もありませんが、風俗嬢の言葉の中には、
本人が失敗と思っていなくとも客離れになる要因は腐るほどあるよ。
リピ客が突然消えたら何か失敗があったんだと思う。
などの声も見られました。
したがって、たくさん稼げる風俗嬢になりたいならば、普段から失敗の内容に真剣に仕事をし、「失敗はなかったかな?」とたまに反省してみることが重要と言えるでしょう。