風俗嬢という仕事は、1日で稼げる金額が大きく、シフトも自由が利きやすく、採用率も高いことから、短期バイトとして風俗で働きたいと考える女性が少なくありません。
しかし、一般的なアルバイトでは、短期で働くことを歓迎していないのが普通です。
そのため、風俗でも短期の場合には受け入れてもらえないのではないか、と疑問に思う人も多いことと思います。
そこで本稿では、風俗で短期バイトできるかどうか、短期バイトをするにあたっての注意点などを解説していきます。
短期バイトと風俗
当サイトを見ている女性の中には、超短期で風俗バイトをしたいと考えている人もいることと思います。
1日だけ、あるいは1週間だけ、1ヶ月だけといった短期バイトは、派遣バイトなどで見つけることができます。
しかし、一般的な派遣バイトでは、超短期のものになるにつれて案件の数は少なく、あまりよい条件も期待できないのが普通です。
例えば、1日に限定するならば、倉庫内で軽作業をする仕事などがよく見つかります。
しかし、そのような案件では、時給は1000円以下で交通費も支給されないようなケースが珍しくありません。
超短期の案件が限られるだけに、遠方に出向かなければならないバイトしか見つからないことも多いです。
このように、時給が低いことに加えて交通費を自分で負担するとなれば、稼ぎは大きく減ることになります。
中には、同じ場所で働くスタッフの車に同乗して現地まで向かうケースがありますが、この場合には交通費は必要ないものの、移動時間が長いため、拘束時間当たりの稼ぎは低くなってしまいます。
以上のように、一般的な短期アルバイトで働こうとすると、悪い条件で働かなければならないことが多いのです。
これは、逆に言えば、そのような悪い条件でも応募する人がいるということでもあります。
なぜならば、
- 必要な支払いが迫っているものの、ちょっとだけお金が足りない
- 本業の合間で副業として働きたいため、週に1回や月に数回働くためには1日だけの超短期しか選べない
などの理由から、多少条件が悪くても働きたいと考える人がいるからです。
同じような理由から、超短期で働きたいと思っている女性も多いことでしょう。
中には、「どうせ働くなら、超短期でたくさん稼げる風俗嬢はどうだろう?」と考える人もたくさんいます。
風俗嬢は短期に向いている
風俗嬢という仕事は、短期のアルバイトに非常に適している仕事です。
普通の仕事ならば、上記の通り悪い条件で働くことが多いのですが、風俗嬢ならば、働く期間によって労働条件が変わることはありません。
1年間働いている風俗嬢でも、短期で1週間だけ働く風俗嬢でも、お店が定めたバック率は同じになっているのが普通です。
バック率が50%、60分の基本料金が16000円の風俗店ならば、短期であるかどうかにかかわらず、風俗嬢が受け取れる手取りは1本(60分コース1回)で8000円となります。
このことから、まず稼ぎの点において、風俗嬢は短期バイトに向いていると言えます。
他にも、自由出勤のお店が多いことからも、風俗嬢は短期バイトに向いています。
自由出勤とは、風俗嬢の事情に応じてシフトを自由に決められるシステムであり、週に1回や月に1回といった出勤が認められる場合も多いです。
これは、シングルマザーの風俗嬢や主婦の風俗嬢、ダブルワークの風俗嬢など、風俗で働く女性は色々な事情を抱えていることから、自由出勤によって働きやすくしているのです。
このため、週末だけの出勤で1ヶ月だけ働きたい、などの短期の希望にも応えてくれるお店が多いです。
なお、自由出勤のお店は、特に派遣型風俗店に多く、ソープランドなどの店舗型風俗店では自由がきかないことも多いとされています。
このため、派遣型風俗店は、短期バイトにより適していると言えるでしょう。
したがって、
- 一般の派遣バイトは稼ぎが悪い⇔風俗嬢は稼ぎが良い
- 一般の派遣バイトは案件が少なく、シフトの融通がききにくい⇔風俗嬢は自由出勤で、シフトの融通がききやすい
という二つの理由から、風俗嬢は短期バイトに非常に適した仕事だと言えるのです。
短期バイトはお店に嫌われる?
しかし、ここで大きな疑問があります。上記のような理由から、確かに風俗嬢は短期バイトに適しているかもしれません。
しかし、それは女性側から見た場合のことであって、お店側から考えた場合、短期バイトは嫌われないのでしょうか。
普通のアルバイトでも、短期を認めている一部のバイトを除けば、短期での雇用は好まれないのが普通です。
これは、新しいスタッフを雇用した場合には、一定の労働力を新規スタッフの教育に充てる必要があるからです。
新規スタッフがお店に貢献してくれるのは、あくまでも一定の教育期間を終えたのちであり、お店側は長期の雇用を前提に雇っています。
せっかく仕事を教えたにもかかわらず、短期で辞められてしまえば、お店はせっかく労働力を割いて教育から、普通のアルバイトでは短期を前提とした雇用は行なわないのが一般的です。
ならば、風俗店はどうでしょうか。風俗店でも、雇ってすぐに辞められてしまうことで、却って損失につながることはないのでしょうか。
この点において風俗店は特殊であり、短期でも受け入れることが多いです。その理由には、以下のようなものがあります。
人手不足
風俗店の中には、慢性的に人手が不足しているお店も多く、そのようなお店ではとにかく人手が欲しいと考えています。そのため、短期でも受け入れています。
特に、近年ではデリヘル店の増加が著しく、それぞれの風俗店が人材の獲得に苦労しています。
このことも、短期の女性でも入店を受け入れるきっかけとなっています。
ホームページの充実
たとえ短期でも、雇い入れた風俗嬢はお店のホームページの「女の子一覧」に掲載することができます。
これにより、ホームページを見た人に風俗嬢の数が充実しているお店という印象を与えることができ、集客につながります。
新人として売り込める
また、短期か長期かにかかわらず、新たに入店した女性は新人であるため、「新人入店」の広告を打ち出すことができます。
風俗を利用するお客さんの中には、特定の風俗嬢を繰り返し利用するお客さんがいる一方で、新人を好んで利用するお客さんもいます。
リピートを繰り返すお客さんは、お気に入りの風俗嬢を利用すれば満足できることが分かっているため、あえて他の風俗嬢を指名して満足できないリスクを冒すよりも、満足できる風俗嬢を指名します。
ところが、
- もっと満足できる風俗嬢を探している
- 風俗未経験の新人(素人っぽい女性)に興奮する
- 未経験の女性に色々教えたい
などの理由から、好んで新人を利用するお客さんがいるのです。
このようなお客さんがいるため、短期バイトの風俗嬢でも、短期のうちにお店の売上に貢献することができます。
これも、風俗で短期バイトができる理由です。
とりあえず採用しておけば・・・
このほか、短期を希望する女性もとりあえず採用しておくと考えるお店もあります。
例えば、短期を希望する女性を採用しておけば、本当に短期で辞めてしまったとしても、またお金が必要になったとき、そのお店をまた選んでくれる可能性があります。
また、当初は短期を希望していたとしても、実際に働いてみて、風俗嬢がたくさん稼げることを知れば、長期で働いてくれる可能性もあります。
どちらかというと、このことへの期待から、とりあえず採用するお店が多いです。
実際に、最初は短期で働く予定であったものの、たくさん稼げることを知って辞められず、ズルズルと何年も働いているという風俗嬢はたくさんいます。
短期でも問題なく働ける
また、一般的なジャンルの風俗店では、短期でも問題なく働けることも、短期バイトとして受け入れられる理由となっています。
もし、風俗嬢という仕事が専門性のあるものならば、専門的な接客技術を学ぶための期間が必要であり、短期バイトでは十分なサービスが提供できません。
しかし、一般的な風俗、例えばヘルスで働いた場合の基本的な接客内容は、キス、手コキ、フェラチオ、素股といったものです。
素股は多少専門的であるものの、その他の多くのプレイは、セックスの経験がある女性ならば経験のあるプレイです。
このことから、風俗嬢として働くにあたり、基本プレイを提供するための知識は多くの女性が持っています。
このため、短期バイトをする上で特殊な知識や技術を求められず、問題なく働くことができるのです。
専門性の高い風俗は別
ただし、風俗ジャンルの中でも専門性が高いものは、短期バイトを認めないケースが多いです。
専門性の高い風俗店には、特殊なプレイを含むソープランドやSMクラブや性感エステ、高い接客スキルが求められる高級店(高級ソープや高級デリヘルなど)があります。
このようなお店では、そのお店で求められる技術を経験や講習などによって修得していく必要があります。
お客さんも、特殊なプレイを求めて、専門性の高いお店を選んでおり、安心して満足を得られる、特定の風俗嬢を指名するケースが多いです。
当然ながら、技術を習得するまではお客さんの満足度も低くなり、新人が指名される頻度も低く、短期バイトではお店への貢献度も大して期待できません。
むしろ、短期ゆえの不十分な接客によって、お客さんに不満を抱かせるリスクもあります。
したがって、専門性の高いお店では、長期で働くことを前提に入店し、しっかり技術を習得して働いてくれる女性でなければ雇用しないことが多いです。
短期で働きたい女性には向いていません。
専門店で働く場合を除けば、上記のような理由から短期バイトも可能となっています。
風俗の求人広告を見れば、多くの風俗店が「短期歓迎」としていますが、これは嘘ではなく、短期でも雇いたいという姿勢の表れなのです。
面接ではどう伝えるか
以上のことから、風俗店は稼ぎやシフトから考えて短期バイトに向いており、多くのお店が短期バイトを受け入れていることが分かりました。
専門店を除けば、短期バイトでも問題なく働くことができるでしょう。
では、面接の際には、短期バイトであることを伝えるべきなのでしょうか。
これは、短期と言ってもどれくらい短期で働きたいのかによって変わってきます。
1日だけ働きたい場合
風俗ではできるだけ働きたくないものの、どうしてもお金が必要だと考えている女性の中には、仕方なく1日だけ風俗で働きたいと考えることがあるかもしれません。
このような場合には、お店に「1日だけ働きたい」などと伝えない方が良いでしょう。
短期であるにせよ、ある程度まとまった出勤が期待できるならば、雇ってくれるお店は多いです。
しかし、1日だけという女性を雇うことは、お店にとってリスクが高すぎます。
なぜならば、この場合には女性側に1日だけだという認識がある、つまりその日を境にお店との縁が切れるとわかっているため、責任が生じにくいからです。
1日だけ働こうと考えて、人生で初の接客をしてみたところ、やっぱり無理だといって接客を放棄することもあります。
また、1日だけという無責任さから、かなり適当な接客をし、その日の日給を持ち逃げするような女性もいるかもしれません。
そのようなことになると、お客さんに大きな不満を抱かせることとなり、お店の評判が落ちる可能性もあります。
だからこそ、1日だけ働きたいと伝えると、雇ってもらえない可能性が高いです。
もし、どうしても1日だけ働きたい理由があるならば、面接ではそれを伝えずに体験入店を希望して1日だけ働き、「やっぱり合わなかった」と伝えて辞めることで、結果的に1日だけの出勤になるようにするのが良いでしょう。
1週間程度働きたい場合
1週間程度働きたい場合にも、伝えることはあまり得策ではありません。
これは、1日だけ働きたい場合と同様に、1週間だけ働きたい風俗嬢には責任が生じにくいからです。
1日目で無理だと思えば、2日目、3日目と約束通りに出勤せずに辞めてしまう可能性があります。
また、1週間たてばお店とはオサラバするという気楽さから、真面目に接客しない可能性もあります。
このことから、1週間程度の短期バイトを希望する女性は雇わないお店も多いのです。
もっとも、風俗嬢の中には、出稼ぎによって1週間だけお店に在籍するようなケースもあります。
このようなお店は利用者が多い繁華街や歓楽街に多く、1週間だけでも人手不足を補いたいと考えています。
このようなお店ならば、最初から「1週間だけ働かせてください」と伝えても、雇ってもらえる可能性があります。
数週間~1ヶ月程度
数週間から1ヶ月程度の短期バイトを希望する女性ならば、面接で働きたい期間を伝えても、雇ってもらえる可能性が高いです。
数週間から1ヶ月を希望する女性は、ある程度まとまったお金が必要だからこそ、それだけの期間働きたいと思っているのです。そのため、途中で仕事を投げ出してしまう可能性は低いです。
また、それなりの期間働くことになりますから、責任も生じやすく、無責任な接客になりにくいです。
さらに、ある程度の期間にわたって働けば、風俗の仕事にも慣れていき、そのままお店に残って働き続けることも期待できます。
以上のような理由から、数週間から1ヶ月程度の短期ならば、そのように伝えても雇ってくれるお店が多くなります。
そもそも伝える必要はあるか?
しかし、そもそも面接で働きたい期間を伝える必要があるかどうかも疑問です。
お店では、面接の際に「週に何日働きたい?」「いくら稼ぎたい?」などの質問を行います。
その際に「3日だけ働きたいです」「1週間だけ働きたいです」などと伝えれば、採用されない可能性が高まります。
したがって、1週間だけ働きたいと思っている場合には、「働く期間は決めていませんが、週に5日の出勤を希望します」などと伝えておき、1週間のうち5日を働き、「やっぱり、風俗の仕事はどうしても合っていないので、辞めます」などと伝えるのが得策でしょう。
1ヶ月だけ働きたい場合も同じで、最初から短期で働きたいことを伝えずに1ヶ月だけ働き、1ヶ月後に辞めていくのがベターです。
風俗嬢は特殊な仕事であり、お店もその女性が長期で働くことを、それほど期待していないものです。
それまでにそのお店で働いた女性の中には、1日で辞める女性、1週間で辞める女性、数週間や1ヶ月くらいで辞める女性などもたくさんいたはずです。
このことから、お店としては、長期で働いてくれた方が好ましいと考えていますが、仕事内容が特殊で適不適がはっきりしていることから、短期で辞められても仕方ないと考えています。
したがって、面接の際に短期で働きたいことを伝える必要はないでしょう。
何も伝えずに入店して、短期でお店を去る結果となっても、お店としては「この仕事が合わなかったのかな」くらいのことでしかありません。
下手に伝えて採用されない可能性が高まるよりも、特にそのようなことは伝えず、「働く期間は未定」と伝えて入店し、短期間だけ働くのが良いでしょう。
まとめ
本稿で紹介した通り、多くの風俗店では、短期バイトの女性も積極的に受け入れています。
したがって、短期間だけ働きたい女性でも、風俗店では問題なく働くことができます。
ただし、1日だけや数日だけといった超短期であれば、お店にとってはデメリットの方が大きくなってしまうことがあるため、採用率は下がります。
このため、働く期間によっては、それを正直に伝えることで採用されなくなる可能性もあるので、その点には注意しておきましょう。