風俗のオプションに、ごっくんというプレイがあります。
「ごっくん」というのは飲み込む際の擬音であることからもわかる通り、お客さんが口の中に出した精子を飲むことを「ごっくん」と言います。
ごっくんはポピュラーなプレイであるため、風俗でもオーダーされることが多いオプションと言えます。
そこで本稿では、ごっくんについて書いていこうと思います。
ごっくんとは?
風俗のプレイには様々なオプションがあります。
オプションとは、基本料金で受けられる基本プレイのほかに、お客さんの嗜好によって追加したいプレイがある場合、追加料金を支払うことによって受けるサービスのことです。
そのオプションの中でも、ポピュラーなサービスの一つに「ごっくん」があります。
「ごっくんってなに?」と思う女性もいるかもしれませんが、ごっくんとはお客さんが射精をする際に、風俗嬢の口内に射精し、風俗嬢がそれを飲むというプレイです。
風俗ではごく一般的なプレイであるため、風俗に行ったことがある人ならば誰もが知っているオプションです。
また、AVなどでも多用されるプレイですから、ほとんどの男性は知っており、オプションとしてもオーダーされることが多くなっています。
オプション料金は、1000~2000円というのが一般的であり、これを基本料金に追加します。
ソープランドなどの本番系風俗では、本番を行うのが基本であるため、ほとんどの場合において射精は膣内で行います(もちろん、コンドームをつけているので中出しではありません)。
これに対し、デリヘルその他の非本番系風俗店では、射精の時には口内射精をし、それをティッシュなどに出すのが普通です。
そこで、精子を飲んでほしいと思っているお客さんは、あらかじめごっくんをオプションしておき、飲んでもらうというわけです。
もっとも、ごっくんはオプションになっていないこともあります。
というのも、最近ではデリヘルの店舗数が非常に多くなっており、お客さんを獲得するのが難しくなっていることから、ごっくんなどをオプションではなく基本プレイに盛り込むことによって、他店との差別化を図ることが増えてきているのです。
特に、Sのお客さんをターゲットとして、Mの風俗嬢ばかりを集めているようなお店では、基本サービスに含まれることが標準化しつつあります。
これは、男性の心理として、自分が出した精子を女性に飲ませることによって、その女の子を支配しているような実感を得ることができるため、Sのお客さんはごっくんしてもらうことを好むことが多いからです。
ごっくんを好む風俗嬢、嫌う風俗嬢
ごっくんが好きか嫌いかと言うことは、風俗嬢によって異なります。
基本的に、精子の味をまずいと感じている風俗嬢が多いことから、ごっくんは好まれるものではありません。
風俗嬢になってから、初めてごっくんを体験することになった場合、その味に耐えきれずにお客さんの目の前で吐き出してしまい、お客さんを不快にさせてしまった、などと言う話もしばしば聞きます。
しかし、風俗嬢によっては、お客さんの精子を口で受け止めなかったことによって、顔にかかってメイクが崩れてしまったり、髪の毛に精子がくっついてしまうことがあるため、それを嫌って自らごっくんする風俗嬢もいます。
このほかにも、好きか嫌いかにかかわらず、新人風俗嬢の場合には、「彼氏がごっくんされるのが好きだったから、ごっくんするのが普通だと思っていた」ということもあります。
ごっくんは何度か繰り返していくと、多くの風俗嬢は慣れてきて飲み込むことに抵抗がなくなります。
また、多くのお客さんの精子をごっくんしていくうちに、精子の味の違いが分かるようになってきます。
例えば、最近出した人は薄味、溜めてきた人は濃い味、常連相手になると精子の味で体調が分かるようになるそうです。
そうなると、会話に利用することもできます。
例えば、
今日は薄いけど、他のお店に浮気した?
とか、
今日は濃いね、体調いいの?
と言った感じです。
お客さんによっては、
〇〇ちゃんに会うまで禁欲してたから。
というように、会話が盛り上がることもあります。
ごっくんの危険性
ごっくんの利用方法は、他にもあります。
たとえば、お客さんの男性器が臭かったり、勃起したものを握ったときに尿道から白く濁った液(つまり膿)が出てきた場合には、お客さんに性病の疑いがあります。
そのようなときは、アルコール綿やイソジンで男性器を洗ってみてください。
また、シャワーを浴びるときに「クリアレックス等殺菌作用」があるボディソープを使って洗ってみましょう。
このとき、お客さんが痛がったならば、性病の可能性がかなり大きくなります。
とはいえ、お客さんが痛がって性病の疑いが大きいとわかった場合でも、フェラやごっくんを普通に拒否することは難しいと思います。
そのような場合には、フェラの時間を意図的に短くしたり、「風邪ひいててのどが炎症だから、今日はごっくんできないの」などといってオプションを断るようにしましょう。
また、ごっくんをするにあたっては、口内に傷がある場合にも注意が必要です。
口内に傷があり、性病のお客さんから口内射精をされてしまうと、口内ヘルペスやカンジダのリスクが高まってしまいます。
もちろん、相手が気心しれた常連さんなら、イソジンやボディソープで痛がった時には、
痛いの?このボディソープは殺菌作用があって、性病のお客さんはしみるんだよね。
ほかのお店で移されたかな?
などと伝えてあげた方が親切です。
初対面のお客さんならば、「そんなことないよ」などといってプレイを続行しようとするでしょうが、相手が常連ならば移さないように手で対処する、コンドームをつけて素股をするなどの対策も可能になってくると思います。
このように、ごっくんをする際には、気を付けるべきことも多いので、この辺のことも覚えておいた方が良いでしょう。