風俗嬢が売上を伸ばす一つの方法として、色恋営業があります。
色恋営業とは、接客の際に恋人同士のような雰囲気を演出し、お客さんに気があるかのようなそぶりを見せることで、お客さんにも好意をもたせ、やがて恋心をもたせ、長く自分を指名させるための方法です。
色恋営業が上手い風俗嬢は、平均以上に稼げる傾向があります。
そこで本稿では、色恋営業の方法と、色恋営業によって生じる危機回避の方法をお伝えしていきます。
お客さんが風俗嬢に恋をする?
皆さんにとっては意外かもしれませんが、風俗嬢に恋心を抱く男性はいるものです。
不特定多数の男性とエッチなことをする風俗嬢に恋心を抱くことなんてあるわけない、と思うかもしれませんが、実際にあるのです。
お客さんの中には、ただエッチなことをするだけではなく、恋人とエッチなことをするように楽しむ人が多いからです。
もちろん、同じように女の武器を活かす仕事であるキャバ嬢などを比べれば、少ないでしょう。
キャバクラは疑似恋愛を楽しむ場所ですから、お客さんがキャバ嬢に恋心を抱くのも当然で、だからこそ色恋営業の効果は大きなものです。
とはいえ、風俗では疑似恋愛を第一としていないものの、お客さんが風俗嬢に恋心を抱くことが実際に多いのですから、やはり色恋営業は効果があります。
平均以上に稼いでいる風俗嬢の多くは、接客の中にうまく色恋営業を入れているものです。
皆さんも、より大きく稼いでいくためには、色恋営業を活用していくべきです。
色恋営業の方法
では、色恋営業はどのようにやるのかと言えば、これはキャバ嬢でも風俗嬢でも同じことで、気があるように見せかける言葉を使います。
その言葉によって、お客さんが、
- 自分は特別扱いされている。
↓
- どうして特別扱いされている?
↓
- きっと、この子は俺に気があるからだ。
と思い込むように仕向けるわけです。
注意点としては、あからさまに「好き」「愛してる」といった直接的な言葉を使わないことです。
やや婉曲的に伝えます。
そうしなければ、お客さんが本当にカップルになった気になり、彼氏のようにふるまって束縛しようとしてきたり、店外デートにしつこく誘ってきたりして面倒になる可能性が高いです。
また、その言葉が嘘だったとわかればストーカーになったりする危険性もあります。
具体的には、以下のようなフレーズを使うのが効果的です。
是非参考にしてみてください。
こんなことするの、○○さんだけだからね。
→これは、お客さんに特別感を持たせるために、単純かつ効果的なテクニックです。
「連絡先交換しない?普通はしないけど○○さんなら・・・」「○○さんなら本番してもいいよ」「NSしてるのは○○さんだけだよ」などなど、こんなことを言われたら次回も指名したいと思うお客さんは少なくありません。
○○さんと体の相性いいみたい。
→他のお客さんとのエッチは仕事としてやるだけ。でも、あなたとのエッチは本当に気持ちよくて仕事を忘れる、そんな風に伝えます。
お客さんの特別感を煽るのに効果的です。
○○さんみたいなお客さんばっかりだったらいいのにな。
→直接的に褒めるのではなく、このように間接的に褒めるのもいいでしょう。
露骨に色恋営業だと思われそうならば、特別感を遠回しに伝えてください。
鈍感なお客さんでも、少なくとも「好意を持たれている」くらいのことはわかります。
○○さんと一緒にいたら時間過ぎるの早い!
→これも、間接的な褒め方であり、遠回しに「好き」と言っているようなものです。
好きなことをしている時間や、好きな人とすごしている時間は、経過が早く感じるものです。
久しぶりに会えてうれしい!
→久々に指名してくれたお客さんに会う時は、満面の笑みでこのように伝えましょう。
好意がなければこのような反応はありえませんから、お客さんに好意を伝えることができます。
○○さんって結婚してるの?奥さんが羨ましいな。
→結婚していない男性でも、している男性でも、このように言われると嬉しいものです。
ただし、相手が明らかにモテなさそうな男性ならば、この言葉は避けましょう。
風俗に来るお客さんには、奥さんがいるどころか、彼女が一度もできたことがない男性も多いものですが、それをコンプレックスに感じている人もいます。
その人に結婚しているかなどと聞けば、嫌味に聞こえてしまうかもしれません。
このフレーズは、それなりにモテそう、普通に彼女を作れそうといった印象の男性に言ってみましょう。
私のこと好き?
→このようなことを聞くのは、普通ならば彼女か、それに近い人だけです。
「私のこと好き?」と聞くのは、「あなたのことが好き」と言っているのと同じなのです。
しかし、あからさまに「好き」というと告白と思われ、厄介なことにもなりかねませんから、このような言い方をするわけです。
○○して。
→かなり親密な関係になったお客さんには、「タオル取って」「背中流して」といったように、甘えるのも効果的です。
普通、風俗嬢とお客さんという関係ならば、SM店でもないかぎり、風俗嬢がお客さんにサービスをするもので、「○○して」などとお願いすることはありません。
したがって、「○○して」と気軽にお願いできる関係というのは、風俗嬢と客の関係をこえた関係です。
これによって、お客さんに特別感を持たせることができます。
また会いたいな。
→別れ際に伝えるセリフとしておすすめです。嫌われていればまた会いたいとは思いませんし、「また会いたい」と言葉に出すくらいですから、好意を持っていることを伝えることができます。
このように言われれば、お客さんは「また指名するね」などと言うでしょう。
人間の心理からして、言ったことを履行しないのはどうも気持ち悪く感じるものですから、これだけでリピートの確率が高まります。
別れ際にキスをすると、一層効果的です。
店外デートに誘われたらどうする?
色恋営業をしたときに面倒なのが、店外デートに誘われやすくなるということです。
大切な指名客ならばまだしも(後述します)、初めてのお客さんや、数回接客しただけのお客さんが店外デートに誘ってくることもあります。
それほど親しくないお客さんが店外デートに誘ってくる場合、その動機はほとんどの場合、タダでセックスするためです。
ですから、あなたが彼氏を欲しいと思っており、その相手に本当に好意を持っており、付き合いたいと思っている場合などを除けば、店外デートは全て断るべきです。
それでも、本当に好意をもってくれているお客さんは通ってくれます。
店外デートを断ったらもう指名してくれなくなったというならば、そのお客さんはそれだけのお客さんだったということです。
店外デートに誘われたときの断り方は、単純なものでいいでしょう。
例えば、
お店の外ではお客さんと会わないようにしてるんです。
といった断り方でいいと思います。
しつこく誘ってくるお客さんもいると思いますし、それをストレスに感じる人もいるでしょう。
しかし、誘われても一切応じないのですから、誘っている時間だけプレイ時間が減ってラッキーだと考えれば楽だと思います。
色々な断り方
お客さんによっては非常にしつこく、「お店の外では会わない」と言っただけでは諦めない人もいます。
そのような場合には、断り方を変えてみるのが良いでしょう。
以下のように、断り方も色々です。
忙しい
お昼も働いていて、デートの時間なんてありません。
昼は学校に行っていて、勉強も忙しいし、時間ないんです。
資格取るために勉強してて、時間がないんですよね。
といったように、忙しいことをアピールするのが効果的です。
デートする時間がない人を、いくらデートに誘ったところで無理ですから、諦めてくれるでしょう。
遠くからきている
地元でバレるのが怖くて、遠くからきている、だから会えない。
という断り方があります。
例えば、吉原で働いているあるソープ嬢は、地元での身バレを防ぐために、茨城県から片道2時間かけて出勤しています。
お客さんに店外デートに誘われたらそのことを伝えることで、諦めてもらえるようです。
わざわざ片道2時間かけて会いに行くよりも、ソープで遊んだほうが安上がりになるからです。
この場合、もし茨城から来たお客さんだと困ったことになるので、場所は伝えず、「遠くからきていて、片道2時間もかかるから」という断り方をするのが良いでしょう。
はぐらかす
店外デートに誘われても、笑ってごまかしたり、すぐに話題を逸らしたりしてみましょう。
賢明なお客さんならば、手ごたえが感じられない、この子は無理だと判断してくれます。
中には、客を選んで、あからさまに不機嫌になるという対策をする風俗嬢もいるようです。
おそらくお客さんに対して、気が弱そう、モテないことにコンプレックスを感じていそう、女性が苦手そうだなどと感じた場合には、不機嫌になったり、舌打ちをしたりすることによって、相手を委縮させてしまうのだと思います。
お金をください
店外デート?何時間くらいかな?・・・その内容なら8時間くらいだね。60分で12000円だから、9万6000円になるけどいい?
このように請求するという方法もあります。
しつこいお客さんに対して、「あくまでもあなたと私の関係は客と風俗嬢」ということを分からせるのです。
お金を払うというならば悪くない話ですが、おそらく諦めるでしょう。
20回来てくれたらいいよ
お客さんと店外デートしないわけじゃないんだけど、色々怖いし、信頼できるお客さんだけなの。だから、20回くらい通ってくれたら考えるよ。
などと言ってみましょう。
店外デートに誘うお客さんは、お店の外でタダでセックスしたいと考えているのですから、20回も通うことはできません。
もし本当に20回来る勢いであれば、15回くらいでNG客に指定してしまうのが良いでしょう。
バックレる
あまりにしつこければ、とりあえず了承しておきましょう。
そして、約束の日にはすっぽかします。
お客さんが怒ってお店にきそうですが、問題ありません。
NG客に指定しておけば、会う必要はないからです。
しかし、お客さんを怒らせるやり方であるため、どうしても諦めない場合だけに使ってください。
大切な指名客ならばどうする?
ここまでは、離れていっても何ら問題ない、それほど大切ではないお客さんに対する、店外デートの断り方を書いてきました。
では、本指名客が店外デートに誘ってきた場合にはどうすればいいのでしょうか。
本指名客は、風俗嬢の色恋営業にハマり、自分は特別な存在だと信じており、風俗嬢に恋心を抱いているお客さんであり、根強い層だと言えます。
だからこそ、店外デートに誘えば応じてくれるはずだという勘違いをしている場合が少なくありません。
そして、断られた瞬間に、自分の勘違いだったことを悟り、屈辱に思ったり、恥ずかしくなったりして、来なくなってしまう可能性が大きいです。
このようなお客さんは、長く通ってくれたり、ロングコースでの指名を入れてくれたりしますから、失うにはもったいないでしょう。
そこで、断り方には充分に注意し、店外デートを断りつつ、通ってもらうようにしなければなりません。
本指名客をつなぎ留めつつ断る方法
そのためには、以下のような断り方をするのが良いでしょう。
時間がない
上記において、親しくないお客さんに対して、時間がないアピールをして断る方法をお伝えしましたが、これは本指名客に対しても有効です。
そのために、普段から「昼は学校に行っていて大変」「昼も働いていて大変」などと伝えておくと、より効果的になります。
「忙しくても、たまには休みあるでしょ?」などと言われたら、「普段が忙しすぎるから、たまの休みは一日中寝ていたいの」などと言えば、納得してもらえるはずです。
納得すれば、「じゃあ、この子に会うためにはやっぱりお店に行くしかないんだな」と思い、指名し続けてくれることでしょう。
ひたすら謝る
ひたすら謝るのも、良い方法です。
ごめんなさい、理由は言えないんだけど、店外デートはしないようにしているんです。
というように「察してください、デートしたくないわけではないのですが、訳あって無理なんです」といった断り方をします。
お客さんは、風俗嬢に恋心を抱いています。
ですから、ひたすら謝られると、店外デートをできない悔しさよりも、「悪いこと言っちゃったな、嫌われないかな」という気持ちになりやすいです。
「色々あるんだな。デートになんか誘わないで、これからもお店に通おう」という気持ちになると思います。
お店のルールで
お店のルールで、店外デートはやったらだめって言われてるの。デートして干された子もいるから、デートはできないよ。
このように、お店のせいにして断るのも良い方法です。
店外デートができないルールであり、さらにルールを破れば風俗嬢が困ったことになるならば、お客さんはそれ以上は誘ってこないでしょう。
まとめ
風俗嬢として、より多く稼ぐためには、色恋営業が効果的です。
しかし、色恋営業をしていると、タダでセックスしたいだけのお客さんが店外デートに誘ってくることもありますし、本気で恋をしたお客さんがデートに誘ってくることもあります。
店外デートに誘われたときにも、適切な断り方を知っていれば、諦めてもらえると思います。
また、本指名客にしても、店外デートを断りつつ、関係を維持する断り方もあります。
色恋営業をするならば、色恋営業そのもののテクニックだけではなく、店外デートの交わし方も一緒に知っておくべきです。
本稿で学んだ知識が、皆さんの色恋営業に役立てば幸いです。