風俗の需要は、経済の動きにかなり敏感に反応します。
1年を通じて稼げるタイミングと稼げないタイミングが出てきます。
このタイミングに応じて、稼ぎやすい時期に一気に稼いだり、稼ぎにくい時期には焦らず働いて営業に力を入れたり、働き方を調整することによって、稼ぎを伸ばしていくのに役立ちます。
このタイミングを知っている風俗嬢は、知らない風俗嬢に比べて、1年で200万円以上の差が出るともいわれます。
本稿では、風俗で稼げるタイミングを月ごとに分析してみましたので、稼ぎを伸ばすのに役立ててみてください。
1月・・・非常に稼ぎやすい
1月は風俗業界にとって非常に稼ぎやすい時期です。
まず、年始はお休み期間ですから、風俗を利用する人が多くなります。
年始はしばらく仕事が休みですから、羽を伸ばしていることに加えて、お正月気分で派手に遊ぶ人も多いです。
また、年始には新年会などの飲み会があります。
このようなイベントで盛り上がった後に、その勢いで「一発いっとくか!!」となるパターンも非常に多いです。
お酒を飲んで気持ちが大きくなりますし、皆で「風俗に行こうか」と助長し合うわけですから、普段はひとりで風俗に行かない人が利用することも多いです。
したがって、この時期は風俗嬢にとって稼ぎ時となります。
ただし、1月の中旬になるとお客さんはだんだんと減ってきます。
これは、年始にお金を使いすぎたため、節約に入る人が増えるからです。
年始は、上半期で一番忙しくて稼げる時期と思って頑張りましょう。
ベテラン風俗嬢たちは、このことをよく知っていますから、年始に照準を合わせてスケジュールを調整する人も多いです。
1月の中旬以降にずらせる用事ならばずらし、年始はできるだけ出勤できるようにしておきましょう。
出勤希望の女性が多くなると、お店も出勤を調整する必要があります。
年始に多く仕事をしたいならば、早めに伝えておきましょう。
2月・・・非常に稼ぎにくい
2月はとても寒い時期ですが、風俗業界にとっても稼げない、寒い時期です。
1月中旬の流れは変わらないことが多く、年始に派手にお金を使って羽目を外した分、2月はおとなしく過ごそうと考える人が多いのです。
お酒を飲むにしても、その流れで風俗に行く人は少ないですし、風俗に通うとしても派手なお金の使い方はしません。
むしろ、今は我慢して真面目に働こうと考える人が多いです。
もっとも、2月は新規のお客さんがあまり来ないというだけで、元々通ってくれていた人は別です。
普段から風俗をよく利用する人にとって、時期はそれほど関係ないものです。
稼げない2月こそ、リピーターを中心に営業していくのがよいでしょう。
3月・・・やや稼ぎにくい
2月よりは客足は戻ってきますが、3月も大忙しというほどではありません。
2月の給料で経済状況やや持ち直したとしても、3月の給料で十分に懐が温かくなった、という人はあまりいないようです。
給料が出たら来てくれるお客さんもいますが、まだまだリピーターを中心に営業をかけたほうがよい時期と言えます。
4月を迎えると、風俗業界は徐々に忙しくなります。
転勤や引っ越しなどで人が動くほか、5月にはゴールデンウィークがあるので客足が伸びます。
3月は、その時期に備えて、頑張りすぎずに体調や準備を整えることを考えましょう。
4月・・・稼ぎやすい
4月に入ったばかりの時期は、まだそれほど忙しくはありません。
転勤や引っ越しで生活環境が変わる人も多く、4月は何かと忙しい時期であるためです。
環境の変化に少しずつ慣れてくると、徐々に客足も戻ってきて稼ぎやすくなります。
そして、4月末になるとゴールデンウィークを迎えます。
そこからが、風俗業界にとって忙しい時期の始まりです。
2月、3月と我慢してきた人が風俗で大いに遊んでくれます。
大型連休ですから、里帰りついでに地元の風俗で遊んだり、旅行先で風俗に行く人も増えます。
この時期は、年始と同じようにとても忙しい時期になります。
ここでも集中的に稼ぐことができますから、狙い目の時期です。
ゴールデンウィーク前に働き始めた人や、お店を変わったばかり人は、できるだけ早く仕事に慣れるよう努力し、この稼ぎ時を逃さないようにしてください。
5月・・・非常に稼ぎやすい
ゴールデンウィークは4月の終わりから5月の始めまで続き、その間はどこの風俗でも非常に稼ぎやすくなっています。
お客さんの中には、非常に忙しい時期だからこそ、お目当ての風俗嬢に会えないことも多くなります。
とはいえ、何もせずにそのまま帰るのではなく、別の風俗嬢と遊ぶ人がほとんどです。
このため、新規のお客さんに接客する機会も多く、他の風俗嬢から乗り換えてもらえる可能性もあります。
忙しい時期ではありますが、手を抜くことなくサービスし、今後の稼ぎにつなげていくことが大切です。
6月・・・非常に稼ぎにくい
ゴールデンウィークでお金を使いすぎる人も多く、その後は節約に入るため、6月は2月と同じような閑散期となります。
また、6月は雨期のため外出する人が減り、店舗型の風俗店からは特に客足が遠のきます。
相対的に、自宅まで派遣されるデリヘルの利用が多くなります。
早い会社では、ボーナスが6月に支給されることもありますが、ボーナスはもう少しお預けという人がほとんどですから、風俗に行く余裕はありません。
この時期も、リピーターにうまく営業をかけて稼ぎを維持することが大切です。
7月・・・やや稼ぎやすい
7月に入ると、ボーナスが支給される人が多く、雨期も過ぎ去り、客足は戻ってきます。
年始やゴールデンウイークのように忙しいということはありませんが、そこそこ稼ぎやすい時期と言えます。
8月・・・非常に稼ぎやすい
8月は、お盆休みや夏休みがあるため、長めに休みが取れる人が多くなります。
このため、風俗店も忙しくなります。
時期的にはゴールデンウイークと似ており、帰省したり旅行に行った先で風俗を利用する人も多く、稼ぎやすい時期となります。
特に、お盆である13日~15日はかなり忙しい時期になります。
お盆は実家に帰ってお墓参り・・・という風俗嬢もいると思いますが、なるべき出勤できるように調整しておきましょう。
9月・・・かなり稼ぎにくい
そろそろ、風俗業界の景気動向が分かってきたのではないでしょうか。
忙しい時期と暇な時期を繰り返していますね。
8月が終わると、また客足が遠のいていきます。
休みの間にお金をたくさん使ったため、また節約が始まるのです。
また、9月は台風や急な天候の変化の多い時期です。
天気が荒れそうな時にはどうしても家路を急いでしまうことも、稼ぎにくい理由の一つと言われています。
この時期にどうするか・・・もうお分かりですね。
こういう時期でも変わらずに通ってくれるリピーターを中心に営業していきましょう。
10月・・・やや稼ぎにくい
10月は9月とあまり変わりません。
リピートしてくれるお客さんが少ない風俗嬢にとっては、まだまだ厳しい時期が続きます。
ところが、最近では10月にハロウィンが定着しつつあります。
風俗店の中には、ハロウィンに合わせてコスプレイベントを開催するお店もあり、お客さんが増えることがあります。
しかし、コスプレイベントを目当てに利用したお客さんが、それ以降のコスプレとは関係のない時期にも来てくれるかどうか、これは非常に微妙なところなので、やはり稼ぎやすい時期とは言いにくいでしょう。
11月・・・稼ぎにくい
11月も、特に忙しくはありません。
10月から11月にかけて暇な時期が続きますから、もし今のお店が合わないと思う人は、この時期に移店を考えておくのがベストです。
12月になれば忙しくなりますし、年末年始の稼ぎ時を逃さないためには、この時期の移店しておき、新しいお店に慣れておくべきです。
12月・・・非常に稼ぎやすい
風俗業界が最も忙しいのが12月です。
まさに大繁盛期であり、この稼ぎ時を逃す手はありません。
もっとも、12月の上旬それほど忙しくなく、年末に近づくにつれて忙しくなってきます。
上旬を過ぎるとボーナスが支給される会社も増えてきますし、忘年会や飲み会が増えてきます。
年始と同じように、お酒を飲んで気分も良くなったところで風俗へ行く人が増えます。
年末にしっかり稼ぎ、その流れで年始もしっかり稼ぐことを意識してください。
まとめ
本稿で述べた通り、風俗では稼ぎやすい時期と稼ぎにくい時期がはっきりと分かれています。
その特徴を押さえて、しっかり稼ぐことができる風俗嬢は、1年を通じてかなり稼ぎを伸ばすことができます。
これを意識しない風俗嬢と、意識している風俗嬢を比べると、両者の年収には200万円以上の差が出るともいわれるほどです。
皆さんも、客足を意識して働き方を変え、しっかりと稼ぎを伸ばしてください。