風俗嬢になれば簡単にたくさんのお金を稼げるという時代は、すでに終わりました。
確かに、今でも風俗嬢という仕事は、効率よく稼ぎやすい仕事であることは違いありません。
しかし、同じ風俗嬢でも、稼げる女性と稼げない女性で差が出やすくなっているのです。
では、風俗嬢で稼げる女性とは、どのような女性なのでしょうか。
本稿では、稼げる風俗嬢の傾向を紹介していきます。
稼げる風俗嬢の傾向
風俗嬢が風俗嬢になる理由は何かというと、多くの女性は「お金」を理由に風俗嬢になることを決意します。
もちろん、一口に「お金」といっても、借金返済のためのお金、遊ぶためのお金、学費のためのお金、家族を支えるためのお金、自分の生活のためのお金など、その性質は様々です。
しかし、広くとらえてお金を目的に、風俗嬢になる女性が非常に多いのです。
最近では、風俗嬢に対する社会的な偏見などもずいぶん少なくなりましたが、それでも人によっては、「フーゾク」と聞いた時に、ずいぶんと辛い仕事のように感じる人もいることでしょう。
風俗嬢になりたいと考えて、本稿を読んでいる女性の中には、不安でいっぱいであり、その不安を少しでも和らげたいと思って読んでいる人もいるかもしれません。
確かに、風俗嬢は効率よく稼げる仕事には違いありませんが、誰でも稼げる仕事とも言い切れません。
では、どのような女性が稼いでいるのでしょうか。
風俗嬢たちを研究していると、風俗嬢として稼げる女性のいくつかのパターンが見えてきます。
中には、意外に思える傾向もあります。
その傾向とは何なのでしょうか。
目立ちたがり屋の女性
一つ目に、目立ちたがり屋の女性が挙げられます。
例えば、小さい頃はアイドルになりたいなど、芸能界にあこがれを抱いていたようなタイプです。
このような女性によくみられる傾向として、誰が見ても可愛い女性が、大人からも、同級生の間でも可愛いとちやほやされて育ったことで、自分に大きな自信を持ち、芸能界で成功するのもいいな・・・というように考えているというものです。
実際には、芸能界で成功できるのはごく一部なので、現実的な望みとは言えません。
しかし、容姿が良くて自分にも自信がある女性は、風俗嬢として成功する可能性が高いです。
なぜならば、容姿がいいことに加えて自信もあれば、それによって「華がある」という状態になることが多いのです。
また、そのような女性は自分をよりよく見せたいという向上心もありますから、自分をもっと華やかに見せるために工夫をする、セルフプロデュース能力にたけていることも多いのです。
同時に、セルフプロデュースによって仕上げた自分を見てほしいと思うため、ブログやSNSを使っての自己PRや営業活動にも熱心です。
これも、目立ちたがり屋ならではのメリットです。
正直なところ、風俗嬢という仕事は人気商売です。
お客さんから人気を獲得し、多くの指名をもらうことで、月に何十万円、あるいは百万円以上という高額の給料を手にすることができるのです。
そして、このような目立ちたがり屋の風俗嬢が、セルフプロデュースによって人気を高め、たくさんの指名を獲得すると、まるでたくさんのファンがついているアイドルのような気分にも浸ることができるため、仕事を楽しみ、健全な精神状態で働き続けることもできます。
もっとも、このタイプの女性の中には、「お高く留まっている」といういやらしいタイプの女性も少なくありません。
そのような女性は指名をたくさん取ることはできませんから、内面的にもセルフプロデュースしていく必要があります。
男性経験が少ない女性
これは、意外に思う人も多いかもしれません。
女性によっては20歳になっても男性経験がほとんどなく、女性としての自分に自信がない女性もいるものです。
このように、女性としての自信を持てていない人でも、スペックが一定以上あれば風俗嬢になることはできます。
なぜ男性経験の少ない女性が売れっ子になれる可能性を秘めているのかと言えば、それは伸びしろがかなりある場合が多いからです。
自信が持てていない状況でも風俗嬢として採用されたということは、お店の人としても「この子は化けるかもしれない」と思っている可能性があります。
そして、実際にお客さんと接していくうちに、女性ホルモンがたくさん分泌されてきます。
いくらかでも指名が付くようになれば、「私のことを魅力的に思う男の人もいるんだ」と気づき、その状況が続けばそれが確信に変わり、だんだんと自信もついてきて魅力が増してきます。
それまで発揮できていなかった、潜在的な魅力がどんどん出てくるのです。
お客さんとしても、指名の度にきれいになっているならば、次回の指名が楽しみであるため、長くリピートしてくれます。
このようなケースはしばしばみられるものです。
入店した時には、男性経験が1人か2人しかなく、セックスに対する知識にも乏しく、どこか地味でもっさりとした、いわゆる「イケでない」女性が、働くうちにどんどん魅力的になっていき、数か月もすると別人のようにきれいになり、人気者になることがあります。
したがって、これまで女子校に通っていて男性と縁がなかったとか、男性に対して奥手でなかなか彼氏ができなかったという女性は、そんな自分が風俗嬢になれるのかと心配かもしれませんが、自分の可能性にかけてみても良いかもしれません。
男運がない女性
逆に、これまで男性と付き合ってきたものの、「男運が悪い」と感じている女性もいると思います。
そのような女性も、風俗嬢に向いているケースがしばしばみられます。
男運がない女性というのは、出来ちゃった婚をしたものの旦那が働かない、彼氏が家に転がり込んできて働かない、いつも浮気をされる、DVの被害に遭ったことがあるなどなど、問題ある男性で苦労している女性のことです。
そのような女性は、男にうんざりしそうなものなのですが、やはり男に依存しがちで彼氏を求めるという欠点もあります。
しかし、このようなタイプの女性は、男性から好まれるタイプでもあります。
ダメ男が寄ってくる女性というのは、ダメではない男性からしてもどこか魅力を感じるものなのです。
働かない旦那や彼氏を養うという甲斐性のある部分や、男に尽くしてくれる部分があり、たまたまダメ男に遭遇した時にその部分が食い物にされたり、マイナスに働いたりするだけであって、実際には甲斐性があるとか、尽くせるというのは人間として魅力的な部分なのです。
そのことが、風俗におけるサービスの丁寧さにつながることもあります。
外見的にはそれほど美人というわけでもないのに、たくさんの指名客を抱えている風俗嬢がいますが、そのような風俗嬢にはこのタイプの女性が多いのです。
たくさん稼いでいる風俗嬢も少なくありません。
これまで男性で苦労してきたならば、あなたも風俗で花開くかもしれません。
部活でスポーツをしていた女性
風俗嬢で稼いでいる女性の中には、学生時代に運動部で頑張っていたという女性がたくさんいます。
これは性風俗業界全体に見られることで、AV女優の中にも、学生時代に運動部に所属しており、全国大会○位というような好成績を残していた女優もいるほどです。
なぜスポーツをしていた女性が風俗嬢に向いているのかと言えば、それは体力的にも精神的にも優れているからです。
風俗嬢にしろAV女優にしろ、かなり過酷な肉体労働の側面を持っています。
指名がそれほどつかない風俗嬢ならば、たいして疲れないかもしれませんが、稼ぐ風俗嬢になると、出勤の度に4本も5本も接客していくことになり、その度に体を使ってサービスを行います。
それだけに、学生時代にスポーツによって体力を鍛えていた女性は、風俗嬢になってからも体力的に続かないということが起きにくいのです。
また、スポーツには精神論がつきものであり、特に学生の部活ならばなおさらです。
部活によって、辛い練習に耐え抜いてきた女性は、自然と根性が付いてきます。
風俗嬢は、時には接客したくないお客さんにも接客しなければならなかったり、社会生活を送る中で嫌な思いをしたりと、精神的に負担を感じることも多いものです。
しかし、運動部で精神的に鍛えられていたならば、ちょっとやそっとのことでは心が折れることはなく、しっかりと働いて稼いでいくことができるのです。
上記のようなものが、風俗嬢として稼いでいる女性に見られる傾向です。
普通の会社では、たいして強みにならないことが、風俗では強みになることがあります。
皆さんの中にも、上記の特質を持っている人がいると思います。
そのような人は、ぜひ風俗嬢に挑戦してみてはいかがでしょうか。
稼ぐための基本はきちんとおさえて
もちろん、本稿でお話ししているのは、上記の特質を持っている女性であれば、必ず風俗嬢として成功するなどということではありません。
風俗嬢として多くを稼いでいくためには、押さえるべき基本はきちんと押さえて働く必要があります。
近年、デリヘルの急増に伴い、風俗嬢も急増しています。
各店舗がしのぎを削っていると同時に、各風俗嬢もライバル関係にあることを知らなければなりません。
風俗嬢の数が増えている一方で、お客さんの絶対数は一定もしくはやや減少傾向にあります。
このことから、風俗業界における需要と供給の関係は崩れており、ただでさえ稼ぎにくい状況が生まれています。
そのような状況の中で、指名を獲得した風俗嬢は稼ぐことができ、指名を獲得できなかった風俗嬢は稼ぐことができないのです。
せっかく風俗嬢になるのですから、稼ぐ基本はしっかりと押さえて働くことを心がけましょう。その基本とは、以下の通りです。
多くの出勤をこなす
風俗嬢という仕事の魅力的なところは、シフトに寛容であるということです。
このことによって、昼間は学生やOLをしていて忙しい兼業風俗嬢でも、比較的自由に働くことができます。
お店側としては、何はともあれ女の子を確保する必要がありますから、週に1回の出勤という条件でも入店させてもらえるでしょう。
たとえ週1回の出勤でも、女の子が在籍することでホームページの「女の子一覧」には女の子が追加されるわけですし、更新情報には「新人入店!」という宣伝も可能となりますから、お店に活気が出てきます。
だからこそ、シフトは自由にしても女の子を採用したいと考えているのです。
しかし、お店としても、頑張ってくれる風俗嬢を後押しするのは当然のことです。
頑張る風俗嬢はお店の主力として捉えることができるからです。
その頑張りが、もっともわかりやすい形で現れるのが、出勤日数なのです。
出勤日数が多ければ、それだけお店の売り上げに貢献してくれる頻度が高いのですから、お店も応援するのです。
また、出勤日数が多ければ多いほど、月収も多くなるのは当然のことですし、多くのお客さんにつく機会も増えることでしょう。
そのようにすれば、たくさんの経験を得ながら技術を磨いていくこともできますし、名前と顔が徐々に知られるようになって、指名本数も増えてくるものです。
このほか、お客さんの中には、ホームページの情報から指名しようとする人も多いものです。
しかし、出勤日数が少ない風俗嬢であれば、せっかくお客さんが指名したいと思ったときに出勤していないということが頻繁に起こり、稼ぐ機会をどんどん失うことになります。
また、この意味から考えるならば、出勤日数を増やすと同時に、毎週月曜日・水曜日・金曜日など、曜日を決めて出勤したほうが良いでしょう。
そうすれば、お客さんには「あの子は毎週水曜日は出勤しているから」と思ってもらえますから、指名獲得がよりスムーズになります。
もちろん、風俗嬢にはそれぞれの事情があり、出勤日数を増やすことがなかなか難しい女性もいると思います。
そのような風俗嬢も、可能な範囲で出勤日数を増やすのが好ましいといえます。
最初の接客が肝心
お店から頑張っていると認められれば、お店がプッシュしてくれるようになります。
例えば、新規のお客さんが具体的な指名を決めておらず、「だれかいい子いませんか?」などとお店に問い合わせてきたとき、お店は頑張っている風俗嬢をお勧めすることが多いのです。
フリー客を任せてもらえるというのは、風俗嬢としてはチャンスをもらっている状態です。
風俗嬢はその機会ごとに頑張ることによって、フリーのお客さんを指名客にできるチャンスなのです。
そのようなチャンスに恵まれている状態は、風俗嬢として稼いでいくために非常に重要なことです。
また、写真指名を受けて接客することもあるでしょうが、それを本指名に変えていくことも、稼ぎを伸ばしていくための王道です。
もちろん、このチャンスの際には、十分なサービスを行う必要があります。
お店はお客さんに対してアンケートを取っていることも多いものですから、アンケートの結果からお客さんの満足度が低かったり、指名につながらなかったりすれば、フリー客をなかなかつけてもらえないようになります。
そうならないためにも、お客さんへの最初の接客の際には、120%の力を注ぐことが大切です。
接客態度が明暗を分ける
風俗を利用するお客さんが使う隠語の一つに、「地雷」というものがあります。
地雷を踏むというのは失敗をするというような意味で使われ、風俗以外でも、営業マンが面倒なお客さんに捕まってしまった場合などにも使われます。
風俗における地雷にはいくつかの意味があります。
一つ目は、外見が合わないことです。
ホームページではすごく好みのスタイルをしており、目だけが出ている顔もタイプだと思って指名をしたら、実際に接客した風俗嬢は写真と顔が全然違い、スタイルも全然良くなかったというようなことがありますが、それを「地雷」と言います。
二つ目は、テクニックにおける地雷もあります。
性風俗というものは、性的な快感を得るために利用するものであり、そのためにお金を支払っています。
ところが、指名した女性にテクニックがなく、せっかくお金を払ったのにそれほど気持ちよくなれなかったならば、お客さんにとっては地雷なのです。
三つ目の地雷は、サービス地雷です。
サービス地雷とは、簡単に言えば接客態度が悪い風俗嬢のことです。
この地雷こそ、お客さんが最も嫌う地雷です。
確かに、外見における地雷やテクニックにおける地雷も嫌われて当然ですが、サービスにおける地雷よりはかなりマシなものなのです。
サービス地雷について、芸人のラジオでこんな話を聞いたことがあります。
ある温厚な芸人がファッションヘルスを利用した時のこと。
普通、プレイルームに入ると、風俗嬢とお客さんは一緒にシャワーを浴びるものなのですが、その芸人が指名した風俗嬢は、ひとりでシャワーを浴び始めました。
芸人がどうしたらよいか分からず、シャワールームの外から遠慮がちに「俺、どうしたらいいの?」と声をかけたところ、ただ一言「入れば?」と言われたそうです。
芸人はシャワールームに入ると、雑に体を洗われ、シャワーと出たらプレイ開始となりました。
しかし、その風俗嬢にはテクニックはあったようで、手コキによってすぐにその芸人をイカせてしまいました。
まだまだプレイ時間は残っていたため、風俗嬢は芸人に「どーする?」と聞きました。
二回連続での射精はきついものですから、芸人が「もういいよ」というと、風俗嬢はまた一人でシャワーへ。
温厚な芸人もさすがにキレてしまい、「さっきから何なんだ!あんまりじゃないか!」と声を荒げたといいます。
このような風俗嬢は、サービス地雷の中でもかなり極端なものだといえます。
しかし、極端なだけにわかりやすいでしょう。
その風俗嬢は、指名されたくらいですから外見は良いのです。
また、テクニックもありました。
しかし、サービスが非常に雑であったために、お客さんを怒らせるという最悪の結果となりましたし、リピートされることもなくなったのです。
これが、外見における地雷よりも、テクニックにおける地雷よりも、サービスにおける地雷が嫌われる理由であり、場合によっては致命的になります。
風俗嬢として働くうえでは、サービス地雷になることだけは絶対に避けなければなりません。
お客さんの中には気難しい人もいて、外見やテクニックにこだわりがあって、すぐにヘソを曲げる男性もいます。
しかし、そのようなお客さんに対しても、一生懸命に接客をしていれば、その努力を汲み取ってくれて優しくしてくれるのが普通です。
したがって、あなたが外見的に非常に優れているわけではなく、入店したばかりでテクニックがない場合でも、接客で一生懸命に頑張っていれば、その気持ちはお客さんに伝わり、満足度をカバーできるものです。
中には、つたないテクニックや接客の新人に対して、色々教えてあげたい、この子を自分で育ててみたいなどの気持ちから、リピートしてくれるお客さんも少なくありません。
笑顔を絶やすことなく、会話も心から楽しむ気持ちで行い、プレイの際には恋人とプレイをするような心持で臨みましょう。
そうすれば、指名客はどんどん増えていくはずです。
以上が、稼げる風俗嬢になるための一番の基本です。
これらの基本を押さえたうえで、稼げる風俗嬢の傾向を持っている女性は、さらに稼げる風俗嬢になれるかもしれません。