待ち合わせ型風俗でトラブルに巻き込まれないための「待ち合せ方」

派遣型風俗では、待機場所からお客さんの待つホテルや自宅へ派遣されるタイプだけではなく、待ち合わせ型というタイプもあります。

これは、お客さんが指定した場所で待ち合わせ、合流してからホテルなどへ行くという形態です。

待ち合わせ型風俗は人妻店などに多く、そこで働く女性も少なくありません。

しかし、待ち合わせ型風俗では、待ち合わせの際に危険な目に遭うケースがあります。

本稿では、待ち合わせ型で働く風俗嬢がトラブルを回避するために、トラブルの実例と回避方法を解説していきます。

待ち合わせ型風俗とは?

待ち合わせ型風俗とは、お客さんと風俗嬢が特定の場所・時間で待ち合わせをし、合流してからラブホテルなどへ行き、サービスを行うものです。

普通のデリヘルならば、お客さんが待つ自宅やホテルへ派遣されますし、ホテヘルならば来店したお客さんと風俗嬢が一緒にラブホテルに移動します。

それに対し、待ち合わせ型では事前に合流するという点で、大きな違いがあります。

また、普通のデリヘルやホテヘルでは、入室してからプレイ時間が始まりますが、待ち合わせ型では合流した時点でプレイ時間が始まるという点でも異なります。

待ち合わせの一般的な流れは、

 

  1. お客さんがお店に電話をかけ、風俗嬢を指名し、待ち合わせ場所と時間を指定する。
  2. 指名を受けた風俗嬢は、待ち合わせ場所まで出向き、お客さんと合流する。
  3. 合流したら、一緒にラブホテルや自宅へ向かう。

 

という流れになります。

待ち合わせ型のホテヘルでは、ホテル街付近の分かりやすい場所で待ち合わせるケースが多いです。

待ち合わせ型のデリヘルならば、お客さんの自宅でサービスすることもあるため、待ち合わせ場所は色々です。

どちらの場合も、ドライバーが待ち合わせ場所の近くまで送迎してくれる場合もあれば、電車などを使って自力で移動する場合もあります。

待機所で待機するお店ではドライバーの送迎、自由待機(好きな場所で待機する方法。指名があればいつでも動ける場所ならばどこでも良い)のお店では自力移動ということが多いようです。

 

待ち合わせ型風俗の需要

上記の通り、待ち合わせ型風俗では、お客さんと風俗嬢が合流した時からプレイ時間が始まります。

プレイ時間一杯エッチなことをしたい人にとっては、好ましくないシステムだと言えます。

しかし、お客さんの中には、風俗嬢といきなりエッチなことをすると緊張してしまう人もいます。

そのような人は、事前にどこかで待ち合わせ、ホテルなどに移動する時間で打ち解けたいと考えるため、待ち合わせ型を利用することがあります。

また、カップルのような雰囲気を楽しみたいお客さんも、待ち合わせ型を好むことが多いです。

ホテルなどで風俗嬢を待っていると、いかにも「プロの女性にサービスしてもらう」雰囲気になり、カップルのような雰囲気を楽しむことができなくなります。

このため、手を繋いだり、腕を組んだりしながら移動することで、恋人気分を味わいたいと考えるお客さんも、待ち合わせ型風俗を利用します。

このように、待ち合わせ型風俗には色々な需要があるのです。

 

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待ち合わせには危険が潜んでいる

しかし、待ち合わせ型風俗で働く女性は、気を付けておくべきことがあります。

待ち合わせ型風俗では、待ち合わせの際にトラブルに巻き込まれることがあるのです。

 

どのような被害に遭う?

待ち合せるのがリピーターのお客さんならば、お客さんの顔が分かっているため、問題なく合流することができます。

しかし、新規のお客さんの場合、お客さんの顔を知らない状態で待ち合わせることになります。

このため、待ち合わせ場所に行ったところ、予約客になりすました男性に声をかけられ、お客さんと勘違いして合流してホテルに入った結果、性的暴行を受ける危険があるのです。

待ち合わせ場所に来ている女性が風俗嬢であることは、風俗嬢自身と、待ち合わせ場所に来ているお客さんしか知らないはずです。

おそらく、予約客になりすまして声をかけてくる男は、

  • ホテル街からの位置関係
  • 待ち合わせ場所に利用されやすいエリアであること
  • 女性の見た目や雰囲気

などから、待ち合わせに来た風俗嬢であると判断し、声をかけてきているのだと思います。

このような手口に慣れている可能性も高いため、非常に危険です。

 

実際の被害

実際の被害の例を見てみると、どのような被害であるのかが具体的に分かります。

 

待ち合わせ型風俗で働くAさんは、ある日、指名を受けて待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせ時間よりも少し早く到着したため、お客さんはまだ到着していないだろうと思い、時間になったら電話をかけて合流しようと考えました。

しかし、待ち合わせ場所で待っているAさんに、いきなり男性が

「どうも」

と声をかけてきました。

Aさんは、その男性が予約のお客さんだと思い込み、自己紹介をしてホテルに向かいました。

待ち合わせ風俗では、上記のように、ホテルに向かう途中に打ち解けたり、恋人気分を味わったりしたいと考えるお客さんが多いため、ホテルへの移動時間も楽しむのが普通です。

しかし、その男性はかなりの早歩きでした。

Aさんは少し怪しいと思ったのですが、早くヤリたいのかな、くらいに考えてあまり疑いませんでした。

ホテルに入り、Aさんは無事に合流し、ホテルに到着したことをお店に伝えるために電話をかけようとしました。

するとその男は、携帯電話を取り上げて遠くに投げ、Aさんを押し倒しました。

危険を感じたAさんは、ホテルのフロントに電話しようとしたのですが、電話線を抜かれて暴力を振るわれたため、抵抗するのは危険だと判断し、なすがままになっていました。

結局Aさんは、生で入れられた上に中で出されるという被害に遭ってしまいました。

男は行為を終えた後、逃げるようにホテルを後にしました。

Aさんはあまりのことに呆然となり、追いかける気力もありませんでした。

しばらく経ってから、Aさんがようやく携帯を見たところ、お店からの着信履歴は53件も入っていました。

待ち合わせ場所にAさんがいないので、本当のお客さんがお店に連絡を入れたため、お店はAさんに何かあったのではないかと心配をし、何度も電話をかけていたのです。

もちろん、犯人の男は予約客ではありませんから、その男の足取りを掴むことはできません。

お店は警察に相談しようと言いましたが、そうすることによって家族などにバレる可能性があるため、Aさんは泣き寝入りをすることになりました。

 

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被害に遭わないための考え方

では、上記のような被害に遭わないためにはどうすればよいのでしょうか。

まず大切なことは、「声をかけてくる人がお客さんとは限らない」と考えることです。

なりすまし男に声をかけられる可能性もあれば、単なるナンパかもしれません。

それがお客さんであるかどうかをしっかり確認することが大切です。

 

そもそもおかしい点

よく考えてみると、なりすまし男が風俗嬢に声をかけてきていることがおかしいと分かります。

なぜならば、待ち合わせ風俗では、風俗嬢からお客さんに声をかける仕組みになっていることが多いからです。

待ち合わせ風俗で予約を受け付ける時、お店からお客さんに対して、風俗嬢の服装は伝えないのが普通です。

これは、お客さんに風俗嬢の服装を伝えておくと、遠くから風俗嬢の姿を確認し、好みの風俗嬢でなければ逃げてしまうお客さんがいるからです。

そうならないためにも、お客さんから聞き取った服装を風俗嬢に伝えておき、待ち合わせ場所で風俗嬢から声をかける仕組みになっているのです。

また、似ている服装の男性に間違って声をかけることがないように、風俗嬢からお客さんに電話をかけ、お互いの姿を確認してから合流するように指導しているお店も多いです。

このように考えると、そもそも「お客さんから風俗嬢に声をかける」ということがおかしいことが分かります。

待ち合わせでの危険を避けるためには、そもそもお客さんから声をかけるのが不自然だという意識を持ち、声をかけられたときに疑いを抱くことが大切です。

 

このように対応しよう

しかし、待ち合わせ場所にいる風俗嬢としては、これからお客さんと合流するのだという意識がありますから、声をかけられても疑問を抱かないこともあります。

中には、「私が覚えてないだけで、リピーターさんだったのかな?」「お店から服装を聞いたのかな?」などと考えてしまうこともあります。

また、待ち合わせ場所に他に女性がいなかったとすれば、声をかけられても不自然さがないため、疑いを抱かないことも考えられます。

このような思考に陥らないためには、待ち合わせ場所で声を掛けられたときに「不自然だ」と考えると同時に、以下のように対応することが大切です。

 

お店からの情報をしっかり覚えておく

風俗嬢は、お店から待ち合わせ場所や時間を知らされた時に、お客さんの服装なども聞いているのが普通です。

その情報はしっかりと覚えておき、聞いた通りの服装であるかを確認しましょう。

しかし、お店に伝えられた服装が大雑把であったり、予約客の服装となりすましの男の服装が似ていたりすると、勘違いしてしまう可能性もあるため、この確認だけでは不十分です。

そこで以下のように、服装を確認する以前に電話をかけて確認する必要があります。

 

お客さんに電話をかける

男性から声をかけられた場合には、服装から判断していくことになりますが、最も良いのは声をかけられる前に、風俗嬢からお客さんに電話をかけることです。

待ち合わせ場所に近づいたらお客さんに電話をかけ、「もう着いてますか?」などと聞きます。

まだ到着していないならば、あとどれくらいで着くかを確認しましょう。

到着までに時間がかかる場合、待ち合わせ場所にお客さんはいないはずですから、声をかけられてもお客さんではないことが分かります。

もう到着している、あるいはもうすぐ到着するという場合には、電話をつないだままにしておき、電話をしながらお互いの姿を確認し、合流するようにします。

このようにすれば、電話がつながっている男性以外はお客さんではないと分かるため、被害に遭うこともありません。

ここで大切なことは、待ち合わせ場所には時間ギリギリで到着するようにし、待ち合わせ場所ではなく、待ち合わせ場所にもうすぐ着くという場所から電話をかけることです。

待ち合わせまで時間に余裕があったり、待ち合わせ場所に着いてから電話をかけようとすると、電話をかける前に声をかけられてしまい、トラブルに巻き込まれる可能性があるからです。

実際の風俗嬢の声にも、

池袋で客に電話しようとしたとたん、どうも!と声かけられて途中まで一緒に歩いてしまった。

途中で違うとわかったから振り切って逃げたけど。

という例があります。

したがって、

  • 基本的に、男性側から声をかけられたら怪しいと覚えておく
  • 待ち合わせ時間ギリギリで、待ち合わせ場所から少し距離のある場所からお客さんに電話をかけて合流する

ということが重要です。

このようにすれば、関係ない男性をお客さんだと思い込むことがないため、トラブルを避けることができます。

 

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まとめ

派遣型風俗店の中には、待ち合わせ型風俗も少なくありません。

特に、人妻店などでは待ち合わせ型が多いです。

現在、待ち合わせ型風俗で働いている女性もいれば、これから働くお店が待ち合わせ型という女性もいることでしょう。

本稿で紹介したような被害は稀であり、待ち合わせ型風俗で働いたからといって、このような危険が常にあるわけではありません。

しかし、実際に被害の例が報告されているのですから、注意しておくにこしたことはないでしょう。

本稿が、待ち合わせ型風俗で働く女性にとって、危険を避けるための参考になれば幸いです。

 

 

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