何歳まで働けるのかではなく『何歳まで働くのか』

風俗嬢という仕事は、生涯にわたって続けられる仕事ではありません。

なぜならば、一般的に、女性の裸や性は若ければ若いほど価値が高いとされており、年を重ねるにつれて需要が低くなっていくからです。

しかし、熟女好きが増えている傾向があるといいますし、AV業界では40代、50代のAV女優も活躍している時代です。

風俗にしても、熟女専門風俗というものがあります。

風俗嬢も、結構長く続けられるのでは?と思う人もいるでしょう。

この問題への答えを出すためには、新たな視点が必要となります。

女性の裸は年とともに価値が落ちる

風俗嬢は何歳まで続けられるのか・・・ということは、多くの風俗嬢にとって共通の心配事だと思います。

これは、非常に難しい問題です。

一般的に、女性の裸は若いほど価値が高いとされるものですから、年を重ねていけば、相対的に価値は下がっていき、需要も低下していきます。

しかし、世の中には熟女専門風俗というものもありますし、AV業界では熟女ものの市場が拡大しています。

そこで、「何歳まで続けられるか?」と考えた時、「結構長く続けられそうだ」と考える風俗嬢もいると思います。

しかし、それはちょっと考えが足りないのではないでしょうか。

もちろん、熟女専門店で働くことによって、長く続けることはできると思います。

しかし、いくら熟女ブームとはいっても、熟女を好む男性よりも、若い女性を好む男性の方が多いのは事実です。

したがって、若い風俗嬢を揃えている風俗店よりも、熟女専門店はどうしても単価が低くなります。

また、若い頃は体力もあり、お客さんの指名がたくさん入っても、こなせたと思います。

しかし、年を重ねれば体力が落ちていくものですから、指名が続けばサービスのクオリティが下がってしまうこともあり、出勤日数を減らさざるを得ないことも多いでしょう。

つまり、風俗嬢を続けようと思えば、熟女専門店で働くことによって、40代、50代まで働くことは可能でしょうが、それはきちんと稼ぐことができ、余裕のある生活ができるということではないのです。

実際、熟女専門店で働いている風俗嬢の多くは、主婦業の片手間でやっていたり、他の仕事と掛け持ちをしていたりしているのが普通で、風俗だけで十分な稼ぎを得られるのはほんの一握りです。

風俗で働くことによって、好きでもない男性と性行為をするにしても、若い頃はそれなりに稼げますから、納得して働くことができるでしょう。

しかし、年を重ねていくにつれて、稼ぎが減ってきたとき、「大変な仕事なのに、あんまり稼げない」と不満に思うタイミングが来ます。

これは、どんな風俗嬢も避けられないことです。

若い頃よりも、熟女になってからの方が価値が出るなどということは、ほとんどないのです。

稀に、若い頃はそこまで人気がなかったAV女優が、30代を過ぎてから妖艶な雰囲気をまとうようになってきて、熟女系AV女優として人気が爆発するようなケースもあります。

しかし、それはごく稀なケースであり、AV女優にしろ風俗嬢にしろ、性を売りにする以上は、年齢と共に価値が下がっていくものです。

 

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「何歳まで」についての新しい視点

したがって、風俗嬢の皆さんには、本稿をきっかけに新しい視点を持って欲しいと思います。

すなわち、

「風俗嬢で何歳まで働けるかな?」

ではなく、

「風俗嬢で何歳まで働こうかな?」

ということです。

微妙な違いですが、これには大きな差があります。

「何歳まで働けるかな?」と考えていると、一般的な風俗店で働き、年齢によって指名がつかなくなったら人妻専門店に行き、次いで熟女専門店に行き・・・と言うように、「まだ大丈夫」の気持ちで、何の計画もなくズルズルと風俗嬢を続けていき、徐々に生活に余裕がなくなってきて、不安を抱える可能性が高いです。

しかし、「何歳まで働こうかな?」という考えることによって、「今のお店の子は皆20代だし、やっぱり30代からは厳しくなってくるのかな。

じゃぁ、20代後半くらいで、少なくとも30歳になる前にお昼の仕事に就こう」などと、計画を立てることができます。

 

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人生を設計しよう

風俗嬢という仕事は、女性の武器を使うことによって、大きく稼ぐことができる仕事です。

それを有効活用して、人生を豊かにしていくためには、風俗嬢をやりながら第二の人生を見据えることが大切です。

人生の設計は、第一期と第二期に分かれます。

第一期は現役風俗嬢時代であり、第二期は風俗嬢を辞めた後です。

この二期をうまくリンクさせれば、失敗が少なくなります。

では、具体的にはどのように設計していけばよいのでしょうか。

人によって設計は異なりますが、大体の方針は共通すると思いますので、参考にしてみてください。

 

第一期:風俗嬢時代の意識

まず、風俗嬢として働きながら第二期に備える、第一期について見ていきます。

 

貯金する

まず、風俗嬢をやりながら、貯金に励むことが大切です。

お金を蓄えておけば、精神的にもゆとりが生まれますし、第二の人生をスムーズに出発させるための元手にもなります。

現在、風俗嬢全体で考えると、平均的な月収は50万円程度です。

一昔前に比べて低くなっており、これは女性の裸の価値が低くなっているからです。

昔に比べると、体を売ることへのネガティブな意識が少なくなってきていることから、風俗嬢になる女性が多くなり、供給が増えた結果、稼ぎが減少傾向にあります。

この傾向は、今後も続く可能性が高いです。

ここでは仮に、月収50万円のケースを想定します。

20歳から風俗嬢を始めた女性が、それなりにキャリアも積み、月収は平均して50万円であり、借金などもせず、今まで特に貯金せずに25歳になり、多少焦りも出てきたとしましょう。

ガリデブ稼げる

設計において、ターニングポイントとなるのが30歳です。

一般的に、30歳以前と以降で、若い、若くないの区別がなされる傾向があるからです。

また、後述の通り、就職の際にも30歳までで区切られていることが多いのです。

とすれば、この風俗嬢は、30歳までに風俗嬢を辞めるならば、あと5年しかないということです。

女性の一人暮らしでは、贅沢をしなければ、月に20万円も生活費があれば十分でしょう。

ならば、月30万円は貯金に回すことができます。

年にして360万円、5年間で1800万円を貯めることができます。

これだけあれば、かなり余裕をもって第二の人生をスタートさせることができるでしょう。

もちろん、人によって状況は大きく変わってくると思います。

より早い段階で設計していけば、もっと余裕のある貯金計画を立てることができますし、シングルマザーなどで生活費がかかる場合には、計画に工夫が必要となってきます。

また、人によって、稼ぎの幅も様々でしょう。

平均的な月収が50万円というのは、あくまでも風俗嬢全体での平均です。

アルバイト感覚で月10万円稼いでいる風俗嬢、激安風俗店で月15万円稼いでいる風俗嬢、高級デリヘルで100万円以上稼いでいる風俗嬢などの平均です。

したがって、これから人生を設計していくあなたが、どのような状況に置かれているかによって、自分に合った貯金計画を立ていくことが大切です。

その上でも、やはり「何歳まで風俗で働くのか?」という視点は必須です。

 

スキルを身に着ける

次に取り組みたいのが、スキルを身に着けるということです。

スキルを身に着けておけば、第二期で昼職に就くとき、就職活動が楽になります。

もし何のスキルも無く、30歳まで風俗嬢だけをやっていたとすれば、正社員として雇ってもらえる可能性はかなり低くなります。

アルバイトを始め、そこから正社員に昇格するなどの道を模索する必要が生じ、かなり大変になるでしょう。

また、第二期でお店を出すことを目指している風俗嬢も、スキルはあればあるほど便利です。

具体的には、資格の取得に取り組むのが良いでしょう。

パソコン系のスキルを身に着けておけば、事務職への就職が有利になります。

他にも、自分が就きたい職業に有利になる資格であれば、積極的に取り組んでいいと思います。

このほか、昼間は専門学校に通い、夜は風俗で働くという方法もあると思います。

資格でないにしても、色々な本を読むだけでも視野は広がり、人生全般を豊かにする役に立ちます。

方法は一つではなく、色々あるのです。

しかし、一つだけ注意すべきことがあります。

風俗は肉体労働です。

専業風俗嬢であり、積極的に出勤しているならば、仕事で疲れてしまうことも多いですから、ゆっくり休むことが大切です。

無理をして体を壊せば計画が台無しになりますから、「スキルを身に着ける」ということは、余裕のある範囲内でやってください。

もっとも、第一期として数年間の時間があるのですから、ゆっくり取り組んだとしても、十分な貯金を作りつつ、資格を取得していくことは十分に可能でしょう。

計画して取り組めば案外やれるもので、やはり計画が大切です。

 

第二期:風俗嬢を辞めた後

第一期で貯金をして余裕を作り、スキルも可能な範囲で身に着けてきました。

風俗嬢を辞め、第二期が始まります。

第二期の歩み方で選択肢になるのは、昼職に就く、お店を出す、結婚するの三つです。

 

昼職に就く

最も多いのが、昼職に就くことだと思います。

ハローワークなどで仕事を探してみると、未経験で応募可能なのは30歳までという案件がほとんどですから、やはり30歳までに第二期を始める必要があるでしょう。

しかし、これがなかなか難しいのです。

30歳で風俗嬢を辞めたとして、それまでずっと風俗嬢をやっていたならば、仕事の経験がほとんどないわけです。

履歴書の職業履歴の欄には「風俗嬢」と書くわけにはいきませんから、空白となるでしょう。

面接で聞かれれば、「親の介護をしていました」などと言うこともできるでしょうが、やはり何の経験もないというのはかなりのハンディキャップになります。

だからこそ、第一期のうちに何らかのスキルを身に着けておくということが、非常に重要だといえるでしょう。

スキルによって、未経験であることのハンディキャップをかなり埋めることができます。

特に、昨今はどこも人材不足ですから、「スキルがあれば未経験でも雇いたい」という会社は少なくありません。

パソコンスキルや簿記の資格を身に着けていれば、事務職への就職が有利になります。

専門学校に通って、クリエイター系のスキルを身に着けていれば、それも就職に有利になるでしょう。

もし、風俗嬢時代に体力や時間の問題から、スキルを身に着けていなかったならば、まずはアルバイトや契約社員から入るのも良いでしょう。

アルバイトや契約社員として働きはじめ、働きながらスキルを習得していくことで、それを認められて正社員に昇格することを目指すのです。

また、風俗嬢を辞めてから、看護や介護の専門学校に通う女性もたくさんいます。

介護士や看護師は、慢性的に人材が不足している業界ですから、30歳になってから専門学校に通い、数年で資格を取得してから就職しても、就職先が見つかる可能性が高いです。

看護師ならば、収入も高いです。

アルバイトとして働いていれば十分な生活費を得られない可能性がありますし、学校に通っている間は収入がありません。

しかし、きちんと貯金していたので、当面の生活は問題ないはずです。

 

お店を出す

お店を出したいと考える風俗嬢もいると思います。

風俗嬢としてお金を貯め、雑貨店や喫茶店、ネイルサロンなどを開業するケースは実際にあります。

しかし、これは夢のあることですが、現実的にはそう簡単ではありません。

30歳まで風俗嬢としてしか働いたことがない女性が、いくらお金を貯めているからと言って、風俗嬢を辞めてからお店を出したとしても、経営に関する知識がないので潰れる可能性が非常に高いのです。

お店を出すならば、やはり一旦はその業界でアルバイトなり正社員なりで働いてみて、経営の実際などもよく観察して、座学などもこなし、経営に関する知識をそれなりに身に着けた上で、お店を出すべきです。

しかし、第一期からお店を出したいと志している風俗嬢は、それが仕事の原動力になったり、貯金やスキル修得に積極的になったりするため、決して悪いことではありません。

ただ、十分に慎重に取り組まなければ、お金を失って終わりということになりかねませんから、注意してください。

 

結婚する

結婚するという方法は、ちょっと特殊です。

なぜならば、風俗嬢として働きながら婚活を行い、20代のうちに結婚相手を見つけて「一抜けた!」となる女性もいるからです。

したがって、できるだけ早く結婚したいと思っているならば、第一期のうちから婚活を始め、結婚に至るという方法もあります。

風俗嬢は、職業の分類はフリーターですが、20代ならばそれでも結婚相手を見つけることができると思います。

しかし、風俗嬢をしながらの婚活は色々と難しいこともありますから、30歳までに風俗を辞め、その後結婚を考える風俗嬢の方が多いと思います。

この場合にも、やはり一旦昼職に就くことになるでしょう。

なぜならば、30代になってしまうと、それだけでも結婚へのハードルが上がるのに、さらにフリーターをしているとなればよい相手が見つからない可能性がかなり高くなってくるからです。

そこで、一旦昼職に就き、「OL」とか「看護師」とかの肩書を身に着けましょう。

そうすれば、結婚相談所を利用したときにも、「フリーター」ではなく安定した職業に就いているとして婚活することができ、スペックが高い男性と出会える可能性も高くなります。

 

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まとめ

本稿で書いた通り、風俗嬢として働いている女性が、その後の人生を豊かにしていくためには、人生設計が非常に重要です。

そのためには、「風俗嬢として何歳まで働けるのか?」ではなく、「風俗嬢として何歳まで働くのか?」という視点が必要であり、さらには「風俗嬢として何歳まで働き、その後はどう生きるか?」を考える必要があるのです。

ターニングポイントの目安は30歳です。

皆さんも、ぜひ人生設計を立ててみてください。

 

 

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