風俗店に遊びに来るお客さんの年齢で、最も多いのは30~40代のお客さんです。
しかし、当然ながら若いお客さんもいれば高齢のお客さんもいます。
30~40代の中年のお客さんならば、接客するうちに慣れてしまいますから、それほど苦手意識はないものです。
若いお客さんにしても、それほど厄介だという声は聞きません。
しかし、高齢のお客さんが苦手という声をよく聞きます。
では、高齢のお客さんは何が原因で苦手と思われるのでしょうか。
また、どのように接客すれば、嫌な思いをせずに済むのでしょうか。
どこが厄介か
高齢のお客さんに苦手意識を抱く風俗嬢は多いのですが、それはどうしてなのでしょうか。
簡単に言えば、高齢になって風俗に通うお客さんは、いわゆる「老害」と呼ばれる男性の比率が高い傾向があるからです。
実際の風俗嬢の声を聞いてみても、そのことが良くわかります。
じじいはホントに嫌いです。
説教爺とかホント無理。
あと、やる前と後で性格が豹変する爺もいるね。
多分、爺の年代って、今よりもずっと男尊女卑じゃないですか。
だから風俗嬢を馬鹿にしてるところが見え見えですよ。
老害ですよ、あんなもん。
会話がなりたたないもん。
じじいの話すことに『私は~~~』みたいにしゃべったら、『俺に意見するなんて生意気だ』みたいなこと言ってくるし。
高圧的なのは当たり前。
プレイが終わったらすっごい冷めてて、怒鳴ったりするし。
イライラしながら服を着て、『コーヒーとタバコ!気がきかねぇな』みたいな感じですよ。
偉そうにしてるけど、いい年して残念な人だなって感じ。
この意見からも分かる通り、風俗嬢が高齢のお客さんを嫌う理由は、偉そうで、高圧的に接してくるからです。
怒鳴ったり、説教したりするというのは、もっとも多い層の中年のお客さんならばあまりないことで、若いお客さんに至ってはほとんどないでしょう。
風俗嬢の意見に、「男尊女卑的な思想がある」という意見がありますが、これはある意味ではそうでしょうが、必ずしもそうとは言い切れないと思います。
なぜならば、鉄道員への暴力事件を起こすのは60代以上の人が最も多いからです。
鉄道の利用者は20~50代が最も多いにもかかわらず、60代以上の人が最も事件を起こしていることを考えると、全体としての犯罪率でいえば、高齢の乗客が非常に大きいことが分かるでしょう。
男性鉄道員に暴力を働いているのですから、これは男尊女卑ではなく、単なる老害というべきでしょう。
また、このような高齢者も、町中で喧嘩を繰り返して生活しているわけではなく、要は自分より弱い立場のものに対して高圧的になる傾向があります。
そうすることで、枯れゆくことへの恐怖や老後生活の不安など、様々なストレスを発散しているのです。
風俗嬢というのは、社会的にも影の部分であり、弱い存在です。
そこへ、自分は客で相手は若い女の子であり、男尊女卑的な要素まで加わるのですから、高圧的になる人が多くなるのは避けられないでしょう。
また、年を重ねたことで羞恥心がなくなったり、開き直ったり、自分は長く生きて来たから偉いという勘違いをしたり、色々なことが重なって、暴力的な発言につながっていきます。
どう対処するか
このように聞けば、高齢のお客さんは風俗嬢にとって恐怖です。
しかし、風俗嬢として働いていれば、そんなお客さんに接客する機会は必ずあります。
では、どのように対処していけば良いのでしょうか。
高齢の老害のお客さんに接客するときには、ある意味諦めが肝心です。
クレーマー気質のわがままなおじいさんには、小細工は通用しませんし、何を言っても駄目な場合がほとんどです。
ですから、そのようなお客さんに出会ったら、できるだけ無難に接しておいて、見下したいなら見下せばいい、偉そうな態度を取ればいいと考えてその時間はやり過ごし、終わったらNGに指定しておくのです。
対処方法はそれしかありません。
そんなお客さんでもなんとか満足させようとする風俗嬢もいます。
高齢者はお金を持っているから、リピーターになってもらえれば強いと思って頑張るのですが、リピーターになられてはストレスになりますし、高齢者でもお金を持っていない人はたくさんいます。
実際、生活保護受給者の内訳を見てみても、60代以上の人が最も多いのです。
普通のおじいさんならば、聞き役に徹することでやり過ごすことができます。
孫の話や昔の話、仕事をしていた時の自慢話などをすると思いますが、ニコニコして聞いてあげることで、満足させることができます。
このようなおじいさんは、世間話をすることを楽しんでいることも多いのです。
もし、加齢臭が苦手、しわくちゃで生理的に無理といった場合には、深夜勤務するのがポイントです。
深夜に遊びまわる高齢者はほとんどいません。
仕事をしておらず、昼間の方が割安になることも多いのですから、昼間に利用するのが普通です。
昼間のソープランドなどになると、高齢のお客さんが増えますから、注意してください。
高齢のお客さんに出会わない働き方
対処法と働く時間帯を工夫することの他に、高齢のお客さんに出会いにくくするためには、働くお店を工夫するという方法もあります。
デリヘルで働く
基本的に、高齢のお客さんはデリヘルを利用しません。
なぜならば、デリヘルが合法化されたのは2000年代以降のことであり、高齢のお客さんにとってはなじみのないものだからです。
また、高齢のお客さんがインターネットでデリヘル店を検索して利用することもあまりないでしょうから、高齢のお客さんに出会う確率はぐっと下がります。
さらに出会いにくくするためには、ギャル系のお店で働いたり、コスプレ系のお店で働いたりするのがおすすめです。
高齢者にとって、ギャルの魅力は全くわからないでしょう。
また、ギャルには話が通じない、マナーを知らない、馬鹿そう、気が強そうなどといった印象があるので、高齢者が偉そうにできない可能性もあり、非常に嫌うのです。
だからこそ、ギャル系のお店に勤務していれば、高齢のお客さんは避けられるでしょう。
コスプレ系のお店も同様です。
高齢者にはコスプレの良さが分からないものですから、利用する機会もほとんどないと思われます。
店舗型での注意
高齢のお客さんの多くは、店舗型のお店を利用します。
ですが、店舗型を選ぶにしても工夫の仕方があります。
例えば、競馬場などのギャンブル施設の近くにある風俗店は、高齢のお客さんが集まりやすいので、避けるべきです。
ギャンブル場には、昼間に時間のある高齢者がよく集まっており、さらに勝ってお金を手にしたお客さんが、そのまま風俗に流れてくることが多いからです。
老舗の風俗店も避けたほうが良いでしょう。
老舗の風俗店は、運営がしっかりしているというメリットはあるのですが、昔から通い続けている高齢のお客さんもいます。
ソープランドに高齢者のお客さんが多いのも、これが理由です。
働くならば、新しいお店の方が高齢のお客さんに出会いにくいでしょう。
また、お店の風俗嬢の平均年齢が高いお店も避けるべきです。
20代前半の女の子を集めているお店よりも、30代や40代の風俗嬢が多い熟女系風俗嬢には、高齢者のお客さんが多くなります。
そのようなお店でも、20代の女性が「若妻系」などで入店できることもあるでしょうが、基本的には避けた方が無難です。
まとめ
風俗嬢にとって、高齢のお客さんは厄介なお客さんであることが多く、できれば避けたいと考えている風俗嬢は多いと思います。
そのためには、働く時間帯や働くお店を工夫するのが良いでしょう。
それでも、絶対に高齢のお客さんが来ないという保証はありません。
そのようなお客さんが来てしまったならば、不本意かもしれませんが、ただ耐えるしかありません。
もし、そうなりたくないならば、最も良いのは指名をたくさん取ることです。
指名が埋まっていれば、高齢のお客さんがフリー客で来ても、接客する必要はなくなります。
また、指名が少ない風俗嬢ならば、おじいさんでも接客して稼ぐ必要がありますが、指名がたくさん取れているならば、「おじいさんは苦手ですからフリーは回さないでください」ということができます。