レズビアンの女性は、恋愛対象が女性です。
そのため、男性との性行為に抵抗がある場合も多く、レズビアンゆえに風俗店で働くことが難しいことがあります。
しかし、レズビアンの女性が働く「レズビアン風俗」というものがあります。
レズビアン風俗では女性客にサービスを行うため、レズビアンの女性でも安心して働くことができます。
とはいえ、レズビアン風俗が抱える特有の問題などもありますから、その点も解説していきます。
レズビアンでも風俗嬢になりたい?
最近、LGBTという言葉をよく聞くようになりました。
Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーを意味しています。
LGBTという言葉は、筆者が子供の頃はなかったように思いますし、ここ数年で聞くようになった感じがします。
これは、日本での理解が遅れているからです。
海外では理解が進んでいるようで、レズビアンであることやゲイであることを公言するハリウッドスターなども多かったのですが、日本ではまだまだ公言することは憚られる雰囲気があります。
それでも、日本でも有名人が割と平気に公言するケースは増えてきていると思います。
一般人で見てみても、ツイッターなどで検索してみると、多くの人がLGBTであることを主張し、交流を求めているのを目にすることが良くあります。
本稿ではレズビアンの女性を対象としていますが、昔からレズビアンの女性はいたのだと思います。
昔よりも随分と多くなったイメージもありますが、カミングアウトがしやすくなった現代だからこそ、有名人でも一般人でもレズビアンであることを公言する人が増えたからでしょう。
格差社会の広がりや女性の貧困問題が深刻になり、風俗嬢になる女性が増えています。
風俗嬢として働くことが、かつてほどブラックなイメージもなくなったことで、風俗嬢になるためのハードルが低くなったことも、風俗嬢が増加している一因でしょう。
しかし、レズビアンの女性にとっては、風俗で働くことが難しいことも多いものです。
ほとんどの風俗店は、女性が風俗嬢として男性客にサービスをするため、男性が性的興味の対象にはならないレズビアンの女性にとって、風俗で働くことは難しいのです。
それでも、色々な理由から風俗嬢になりたいと思っているレズビアンの女性がいるのは事実です。
実は、レズビアンの女性でも働ける風俗店があります。
それは、レズビアン風俗です。
レズビアン風俗とは?
レズビアン風俗とは、その名の通り、女性が女性に対して性的サービスを行う性風俗のことです。
風俗店のほとんどは、女性が男性にサービスをします。
しかし、性的なニーズは多様であることから、
- 男性が女性にサービスを行う女性専用風俗
- 男性が男性にサービスを行うゲイ風俗
- 女性が女性にサービスを行うレズビアン風俗
なども存在しているのです。
もちろん、店舗数は少ないですが、レズビアン風俗ならばレズビアンの女性でも風俗嬢として働くことが可能です。
レズビアン風俗のコース
レズビアン風俗は、男性が利用する一般の風俗とはシステムが異なります。
ほとんどのレズビアン風俗が設けているコースを見ていきましょう。
デートコース
レズビアン風俗は、普通の風俗店とはコース内容が異なります。
普通の風俗店を利用する男性客は、射精することが最大の目的ですから、あまりロマンチックさを求めることはありません。
しかしレズビアン風俗ではデートコースが設けられており、デートを楽しむことができます。
レズビアンのお客さんは、これまで女性と交際したことがないお客さんも多いです。
女性全体の中でも極めて少数なのですから、これは仕方のないことです。
そのため、レズビアンのお客さんは、女性と恋愛をしたこともなければセックスをしたこともないという女性もたくさんいます。
このため、プレイを希望しているにしても、雰囲気作りをしたり、風俗嬢との関係に慣れてからプレイすることを希望する人も多いです。
そこで、レズビアン風俗嬢との疑似恋愛楽しむために、デートコースというものが設けられています。
色々なデートが可能ですが、カラオケをしたり、映画を見に行ったり、水族館に行ったり、食事に行ったりすることができます。
もちろん、この時のデート費用はお客さんが負担します。
純粋にデートを楽しみたいと考えてデートコースを選ぶお客さんも多いです。
しかし実際のところ、デートをして疑似恋愛を楽しめば、エッチなこともしたくなるものですから、デートコースからプレイに流れることになります。
ビアンコース
ビアンコースとは、レズビアンの風俗嬢がレズビアンのお客さんに対して、エッチなサービスをするコースです。
レズビアン風俗は基本的にデリヘルですから、レズビアン風俗の店舗にプレイルームがあるわけではなく、ラブホテルでのサービスとなります。
自宅への派遣はNGとしているお店がほとんどのようです。
お泊りコース
お泊りコースというコースを設けているお店もあります。
例えば12時間程度のコースならば、夜の10時から朝の10時までなどの時間でラブホテルにお泊りし、プレイや疑似恋愛を心行くまで楽しむというものです。
中には2泊3日コースなどもあり、これはデートコースとビアンコースを兼ねて、長時間楽しめるコースです。
鑑賞コース
鑑賞コースも、レズビアン風俗ならではのサービスと言えるでしょう。
これは、在籍している風俗嬢同士がオールヌードになり、プレイするのを鑑賞するというものです。
レズビアンの女性が鑑賞したり、レズビアン同士のプレイが好きな男性が干渉したり、男女のカップルが干渉したり、色々なケースがあります。
AVには、AV女優同士の絡みを納めたレズビアンのジャンルがあり、有名女優の多くが出演していることから、レズビアンのプレイの興味を持っている男性が多いことが分かります。
鑑賞中、男性客は風俗嬢に一切触れることができませんから、レズビアンの風俗嬢にとっても安心です。
男性客は、そのプレイを見ながらオナニーを楽しみます。
もちろん、レズビアンの風俗嬢の中には、裸やプレイを男性に見られたくないという女性もいますから、その場合には鑑賞コースにNGを出しておけば避けることができます。
レズビアン風俗のプレイ内容
では、ビアンコースのプレイはどのような仕組みになっているのでしょうか。
プレイの流れ
プレイの流れは普通の風俗とそれほど変わりません。
- 利用を申し込む。
- 風俗嬢が入室する。
- 挨拶をし、コースの確認と清算を行う。
- ちょっとした会話を楽しむ。
- シャワーを浴びる。
- プレイを楽しむ。
- シャワーを浴びる。
- 時間が余れば会話を楽しむ。
- 終了。
という流れです。
プレイ内容
プレイ内容は、性感マッサージ、ヘルスサービス、レズビアンセックスの三通りが設けられています。
性感マッサージ
アロマオイルを使って体をマッサージし、乳首やクリトリスなどの性感帯も刺激する性感マッサージです。
男性向け性感マッサージとの違いは、男性の場合は前立腺を刺激してドライオーガズムに導くプレイがあるのに対し、レズビアン風俗ではそれがないことです。
ヘルスサービス
ヘルスサービスは、一般的な風俗店でも行われるように、キス、全身リップ、手マン、クンニ、69、ローションプレイ、アナル舐めといったプレイをします。
特徴的なプレイとしては、女性器同士をこすり合わせてクリトリスを刺激する、「貝合わせ」というプレイが行われることです。
レズビアンセックス
レズビアンセックスとは、レズビアン同士のセックスであり、片方の女性がペニスバンドを装着し、もう片方の女性の膣内に入れてセックスを行うことです。
この時、双頭バイブを利用することもあります。
ネコとタチ
レズプレイは、ネコ(受ける側)とタチ(攻める側)に分かれて行います。
お客さんがネコならばタチの風俗嬢、お客さんがタチならばネコの風俗嬢が相手をします。
しかし、レズビアンにはネコとタチ以外にも細かい分類があり、
- リバ:ネコとタチが半分ずつで、どちらも楽しめる女性
- リバタチ:ネコが30%、タチが70%の女性で、どちらも楽しめるものの攻める方を好む女性
- リバネコ:タチが30%、ネコが70%の女性で、どちらも楽しめるものの受ける方を好む女性
などがあります。
プレイ時間
プレイの流れは似ていても、プレイ時間は異なります。
男性が利用する一般的な風俗店では、30分コースなどの短いものもあり、主流は60分コースです。
これは、男性は射精することが最大の目的であり、射精のためにはそれほど長時間を要しないからです。
しかし、レズビアン風俗では、90分コースや120分コースが主流です。
利用するレズビアンのお客さんは、射精のような一時的な絶頂を目的としているのではなく、じっくり、ゆっくり、まったり楽しみたいと考えています。
だからこそ、時間設定が長めになっているのです。
プレイ料金
プレイ料金は、一般的なヘルスと同じくらいの料金で、60分なら14000円、90分なら21000円、120分なら28000円といった料金設定となっています。
風俗嬢へのバック率も普通の風俗店と変わらず、50~60%となっています。
ただし、基本的なプレイ時間が長いことから、1回の接客あたりの稼ぎは大きくなるといえます。
レズビアン風俗は稼げる?
レズビアンで風俗嬢になりたいと考えている女性がいるならば、レズビアン風俗を選ぶことになるでしょう。
もちろん、バイセクシャルで女性とのプレイにも抵抗がないという女性でも、レズビアン風俗で働くことが可能です。
しかし、レズビアン風俗は稼げるかというと、これはやや微妙なところです。
そもそも、レズビアン風俗であるとはいえ、女性は男性ほど気軽に風俗店を利用することがありません。
どちらかというと、風俗店というものに抵抗を感じ、利用したくてもしていない人が多いです。
レズビアンの絶対数が少なく、しかも風俗店の利用を躊躇してしまう女性が多いことから、レズビアン風俗の利用者は決して多いとは言えません。
レズビアン風俗の店舗数が少ないため、利用者が少なくともそれなりにお客さんを獲得できるという側面もありますが、何分にもお客さんが少ないというのは問題です。
お客さんが多い普通の風俗店ならば、フリーのお客さんに接客したり、興味本位で指名してくれるお客さんもいますから、それなりに稼ぐことができます。
しかし、レズビアン風俗はお客さんが少なく、フリーでの接客の機会は少ないですし、興味本位での指名もそれほど多くありません。
だからこそ、男性との性行為が無理だという女性は、レズビアン風俗をお勧めするものの、普通の風俗を紹介するように「たくさん稼げるからぜひおすすめしたい!」というわけではないことを知っておいてください。
ちなみに、レズビアンならばレズビアン風俗が必ず適しているとは限りません。
レズビアンの女性の中には、あくまでも恋愛対象は女性だけれども、単なるセックスだけならば男性とも可能という女性もいます。
そのような女性は、普通の風俗店で働いた方が稼げる場合もあるので、抵抗がないならばそちらも検討してみましょう。
まとめ
男性との性行為に抵抗があるレズビアンの女性は、レズビアン風俗で働くことで、性行為を売りにすることができるでしょう。
しかし、店舗数は少ないため、地方に住んでいる女性は働けないことがほとんどです。
また、レズビアン風俗は利用客数が多くはないため、一般店の人気嬢のように、お客さんをたくさんとってたくさん稼ぐという働き方も難しいです。
この点を踏まえ、レズビアン風俗で働くことをよく検討してみることをお勧めします。