セクキャバは、キャバクラと風俗の中間に位置しており、風俗寄りのキャバクラとも言えるお店です。
キャバクラで働けるほど接客スキルが高くない、しかしエッチなこともあまりディープなことはしたくないと考えている女性は、ちょっとエッチで、ちょっと接客スキルも求められるセクキャバが向いているかもしれません。
しかし、働くかどうかを考えるにあたって、セクキャバにはどんなお客さんが来るのかということが気になることでしょう。
そこで本稿では、セクキャバに来るお客さんはどんな人かを解説していきます。
前提として
まず、本題に入る前に知っておきたいのは、セクキャバと言ってもいろんなお店があり、お客さんも色々だということです。
お店ごとに料金も違えばコンセプトも違いますし、働いている女性のタイプも異なります。
だからこそ、当然お客さんも違います。
したがって、本稿でお伝えする「セクキャバに来るお客さん」とは、あくまでも一般的な傾向だと考えてください。
皆さんが実際に働くにあたっては、必ず体験入店をしてみて、客層を自分で確かめてみることが大切です。
セクキャバのお客さんの傾向
では、セクキャバに来るお客さんの傾向を見ていきましょう。
酔っ払っているお客さんが来る
セクキャバには、キャバクラの要素があります。
普通のキャバクラでも、一次会からいきなりキャバクラに行くという人は少なく(同伴の場合などは一次会から)、基本的には居酒屋などで飲んで、二次会以降にキャバクラに行くという流れになります。
セクキャバも同じで、二次会以降に利用されることが多くなります。
したがって、お客さんの多くは酔っ払っています。
これが第一の傾向です。
スケベで陽気な人が多い
次に言えることは、スケベで陽気な人が多いということでしょうか。
セクキャバのキャッチを見たことがある人はわかると思いますが、セクキャバのキャッチの文句は
「おっぱいはいかがですか?」
「良いおっぱい入ってますよ!」
「揉み放題○○円でいかがですか?」
といった、ちょっと馬鹿っぽいフレーズです。
それに乗っかってついていく人ですから、やはりノリがいいというか、スケベで陽気な人が多いと言えるでしょう。
これもお客さんの傾向だと言えます。
おっぱいで飲みたいお客さん
スケベなおじさんが多いという傾向もあります。
ただおっぱいだけを目当てにしている若い人というよりも、おっぱいを触りながらまったり飲みたいという、おっぱい好きの余裕があるおじさんが多いのです。
おっぱいが好きな人にとっては、おっぱいを触っているだけでもそれなりに満足が得られるものですから、おっぱいを触りながらお酒を飲んで楽しんでいます。
キャバクラから流れてくる人
普通のキャバクラに行く男性の中には、お気に入りのキャバ嬢をアフターに誘ってエッチに持ち込みたいと考えている人が大勢います。
しかし、キャバ嬢としては、そのすべてに応えていては体が持ちませんから、簡単にアフターするキャバ嬢は少ないものです。
つまり、アフターに誘ってエッチしたいと考えている男性のほとんどは、うまくいかないということです。
そんな男性たちの中には、風俗に行ってムラムラした気持ちを発散させるか、セクキャバに行って発散するかという男性が非常に多いです。
したがって、キャバクラで敗れた男性もセクキャバに流れてきます。
風俗店よりセクキャバを選ぶ男性
男性の中には、エッチなことには興味があっても、風俗店はなかなか利用できないという男性もいます。
風俗店を利用している男性でも、最初の1回目は勇気がいるもので、その1回目をこなせない人がセクキャバに来ていることがあります。
また、彼女や奥さんがいて風俗の利用には後ろめたさがある男性が、仲間と二次会以降の流れでセクキャバに行くというケースもあるようです。
このほか、料金的な面で風俗よりセクキャバを選ぶ男性もいます。
このように、風俗を避けてセクキャバに来るお客さんもいるのです。
良いお客さんと悪いお客さん
セクキャバに来るお客さんには、上記のような傾向があります。
しかしさらに、上記のような傾向のあるお客さんのうち、良いお客さんもいれば悪いお客さんもいます。
セクキャバで働く女性にとって、良いお客さんと悪いお客さんにはどのような違いがあるのでしょうか。
良いお客さん
良いお客さんとは、以下のようなお客さんのことです。
遊び方が綺麗
どんな遊びにも、綺麗な遊び方というものがあります。
その場でのルールを守り、空気を読み、節度を持って遊ぶとでもいったところでしょうか。
セクキャバでも、綺麗に遊ぶお客さんは良いお客さんです。
セクキャバでは、おっぱいを触りながらお酒を飲みます。
つまり、良いお客さんはがっついたりせず、ただそれを楽しむお客さんだと言えます。
キャバクラの要素があることもわきまえ、おっぱいを触るだけではなく、セクキャバ嬢との会話も楽しんでお酒を飲むならば、それは紳士的なお客さんで、本当に良いお客さんです。
※ただし、このタイプのお客さんに困ってしまうセクキャバ嬢もいます。
セクキャバ嬢の中にはもとキャバ嬢で、キャバクラでの会話が苦手だったからセクキャバに移動したという女性もおり、このタイプのお客さんのように、会話を楽しもうとするお客さんに困ってしまう場合があるのです。
しかし、この場合にも考えすぎることはありません。
キャバ嬢はおっぱいなどを売りにしていませんし、会話を武器にしていますから、高いトーク力が求められます。
しかし、セクキャバ嬢は会話を売りにしているわけではありませんから、お客さんも面白い話や癒しはあまり求めていないのです。
したがって、このタイプのお客さんも、セクキャバ嬢なりの会話を楽しもうとしていることが多いですから、あまり考え過ぎず、自然体で接客すれば問題ありません。
内気なお客さん
風俗店にはなかなか行けないけれど、セクキャバなら・・・というお客さんに多いのですが、内気であまり積極的ではない、遠慮がちなお客さんも良いお客さんです。
なぜならば、セクキャバ嬢が主導権を握った接客がしやすいからです。
主導権を握るということは、おっぱいの触り方でも、また会話をしていく上でも有利に立てるということですから、その点でも仕事がしやすく、良いお客さんだと言えます。
同様の意味合いで、セクキャバに始めてくるお客さんも、主導権を握りやすい良いお客さんと言えるでしょう。
太客になってくれるお客さん
キャバクラでも風俗でも、たくさんお金を使ってくれる太客というものがおり、セクキャバにも太客はいます。
キャバクラのように高いボトルがたくさん出たり、風俗のようにロングでの指名で貸しきったりということはないのですが、頻繁に通って何回も指名してくれるお客さんはいます。
そのようなお客さんは、たくさん稼がせてくれるお客さんでもありますから、当然良いお客さんです。
悪いお客さん
残念ながら、悪いお客さんもいます。
悪いお客さんの特徴は主にがっつくお客さんです。
がっつき客は主に以下の三パターンに分けられます。
乳首を強く触る、噛む
乳首を触る時に強くつまんだり、甘噛みしたりするお客さんがいます。
それが気持ちいいと思ってやっている人もいれば、痛がる顔を見たいと思ってやっている人もいます。
セクキャバでは、おっぱいは大切な商売道具です。
少しくらい強くつままれたり、甘噛みされたくらいでは問題なかったとしても、それが何度も続ければ痛くなって、接客どころではなくなってしまうこともあります。
下を触ってくる
セクキャバでは、おっぱいを触るのはOKですが、基本的に下の方を触ることは禁止されています。
しかし、男性からしてみれば、おっぱいを触って興奮してしまった時、どうしても下を触りたくなってしまうものです。
それでも、ルールだと思って触らないでいてくれるお客さんならばいいのですが、やはり触ろうとしてくるお客さんも多いものです。
しかし、触ってはいけないのがルールならば、ガードをするのも問題ありません。
それでも触ろうとしてくるお客さんには、お店のスタッフを呼んで対応してもらうことになります。
店外デートにしつこく誘ってくる
これは、キャバクラや風俗でも同じですが、店外デートに誘ってエッチをしようとしてくるお客さんもいます。
頻度としては風俗≦セクキャバ<キャバクラと言った感じです。
さすがにキャバクラは、アフターや同伴などもしますし、お客さんは疑似恋愛や本気の恋愛を楽しむことが目的ですから、店外デートに誘ってくることが多いです。
セクキャバはアフターも同伴もする必要はありませんし、キャバクラ的な要素がいくらかなくなっていますから、店外デートに誘われることもそれほど多くはありませんが、やはりないわけではありません。
風俗でも、店外デートに誘って無料でエッチしようとするお客さんがいます。
それと同じように、店外デートに誘って、普段はおっぱいしか触れないセクキャバ嬢とエッチをしたいと考えるお客さんはいるのです。
ただ誘ってくるくらいならば悪いお客さんとは言えませんが、しつこく誘ってくるならば悪いお客さんと言ってよいでしょう。
店外デートに応じる必要はありませんから、しっかりと断っておきましょう。
悪いお客さんへの対処法
ついでに、悪いお客さんへの対処法も合わせて紹介しておきましょう。
下を触ろうとしてくるお客さんにはガードをし、しつこければスタッフを呼べば問題ありません。
それはルール違反ですから、それで問題ないのです。
問題なのが、乳首を強く触ったり、甘噛みしたりしてくるお客さんです。
この場合、おっぱいを触るのはルール違反ではないだけに、断り方にも困ってしまいます。
ただ我慢しているというセクキャバも少なくありません。
この場合には、お客さんの気分を害さないように、誘導するように仕向けるのがベストです。
例えば、お客さんに甘えるように「敏感だから、優しくしてくれた方が感じるの」などと言えば、それでも強く触ってくるお客さんはあまりいません。
もし、それでも止めないならば、「ちょっと、本当に痛いから優しくして」とハッキリ言います。
ちょっと強めに言っても止めない場合には、スタッフに助けを求めることになります。
セクキャバは、普通のキャバクラのように、店内にスタッフが待機しています。
ドリンクを運んだり、延長の確認をしたり、お会計を告げたりするために店内を歩き回っているのです。
したがって、セクキャバ嬢が助けを求めたいと思えば、すぐに助けを求められる場所にスタッフがいます。
お客さんがあまりにもがっつきすぎて困った場合や危険を感じた場合には、すぐにスタッフに助けを求めましょう。
スタッフが対応してくれます。
まとめ
本稿では、セクキャバにくるお客さんについてまとめてきました。
色々な人がセクキャバに来ることが分かったと思いますし、良いお客さんもいれば悪いお客さんもおり、その意味では普通のキャバクラや風俗店と変わらないのだと言えるでしょう。
というよりも、これは接客業全般に言えることでもあります。
したがって、大切なのは体験入店をし、お店の雰囲気や客層を肌で感じた上で、働くかどうかを決めるということです。
それをせずに入店してしまうと、後々大きなストレスを抱えることにもなりませんから、必ず体験入店をするようにしてください。