風俗嬢たちは、お客さんに様々な性的サービスを行なっています。
もちろん、風俗ジャンルによって提供されるサービスは違いますから、ある風俗では当たり前に提供するサービスが、ある風俗では提供されていないこともあります。
逆に、様々なジャンルで共通して提供されているプレイもたくさんあります。
テクニックを磨いているかどうかによって、風俗嬢としての人気と稼ぎは大きく変わってきます。
そこで本稿では、風俗嬢の基本的なテクニックを解説し、磨くポイントなども見ていきます。
風俗の基本テク
風俗嬢が提供するテクニックには、多くの風俗で共通しているテクニックもあれば、特定の風俗ジャンルでしか提供されていないものの、当たり前とされているテクニックもあります。
当たり前のテクニックだからこそ、それがしっかりとこなせる風俗嬢は人気が出やすいです。
また、当たり前のテクニックをこなせなければ、それをカバーするために、本番禁止の風俗で本番に応じたりすることにもなるかもしれません。
ですから、基本テクニックをしっかりと押さえ、磨いていくことは大切なことです。
フェラチオ
風俗と言えば、何と言ってもフェラチオ抜きに語ることはできないでしょう。
フェラチオは、オーラルセックスの一種であり、口で男性器を舐め、刺激するプレイです。
ヘルス、ピンサロ、ソープランドなど、多くの風俗ジャンルで提供されています。
もちろん、M性感やオナクラなどでは全く提供していないお店もありますが、それでもオプションとして提供しているお店がたくさんあります。
ヘルスやピンサロといった、基本的に本番が禁止されている風俗では、フェラチオによって射精させることもよくあります。
ヘルスならばフェラチオか手コキか素股でフィニッシュ、ピンサロならばフェラチオか手コキでフィニッシュというのが王道でしょう。
一口にフェラチオといっても、コンドームを着けてフェラチオをすれば「ゴムフェラ」、コンドームを着けずにフェラチオをすれば「生フェラ」と言います。
また、一般店のオプションや、高級店の基本サービスなどでは、シャワーを浴びる前にフェラチオをする「即尺」というものもあります。
フェラチオにも色々あることが分かると思います。
フェラチオは、風俗嬢の中でも最も基本的なプレイと言えますが、それだけにフェラチオがうまい風俗嬢は人気が出やすいです。
だからこそ、腕の見せ所であるとも言えます。
磨くためのポイント
風俗嬢として、フェラチオのテクニックを磨くためには、色々なフェラチオを学ぶのが良いでしょう。
フェラチオには、ただくわえるだけではなく、舌づかいを工夫したり、玉を舐めたり、玉をもみながらフェラしたり、亀頭を舐めながら手コキをしたり、上目遣いでフェラしたり、じゅぽじゅぽと音をたてながらフェラしたり、色々な方法があります。
ただし、いくらテクニックがあったとしても、すぐにイカせるのは問題です。
テクニックがある風俗嬢が本気でフェラしたり、お客さんが早漏であったりすれば、すぐにイカせることができると思います。
しかし、早い段階で出してしまい、それ以降が萎えてしまえば、どうしても不満が残るものです。
したがって、フェラチオの技術は磨きながらも、緩急をつけてフェラしたり、玉の動きからイキそうだと察知したらフェラをやめたりといった工夫も求められるでしょう。
ペッティング
ペッティングというと漠然としていますが、お互いの体を愛撫しあうこと全体を含むと考えてください。
キスはキスでも、全身リップといって、全身をキスするプレイがありますし、乳首を舐め回すプレイもあります。
お客さんにおっぱいを揉ませたり、お互いの乳首をいじり合ったり、希望すれば手マンやクンニをしてもらったり、手コキをしたり、ペッティングにも色々なものがあります。
ペッティングで特徴的なのは、ソープランドのボディ洗いでしょう。
ボディ洗いとは、お客さんと一緒に浴室に行き、ソープ嬢が自分の体を泡まみれにし、お客さんの体にソープ嬢が体をこすりつけて洗うというプレイです。
ヘルスでも混浴をするのが普通ですが、ヘルス嬢はソープ嬢のようにボディ洗いのテクニックを持っていませんから、お互いの体を単純に洗ったり、洗いながらいちゃいちゃするだけになるでしょう。
男性器に泡をつけて洗っている時に勃起すれば、手コキをすることもあります。
ちなみにピンサロは、シャワーを浴びずに男性器をおしぼりで拭くだけです。
そのため、不衛生とされることも多いです。
このほか、お客さんがクンニ好きの場合には、シックスナインをすることもあるでしょう。
シックスナインとは、互い違いに体を重ね合わせて、お互いの性器をなめ合ったり、いじり合ったりプレイです。
クンニが好きなお客さんにとっては、女性器を舐めながらフェラチオや手コキをされることは快感で、興奮度の高いプレイです。
お客さんが希望した場合には、積極的にこなすのが良いでしょう。
磨くためのポイント
ペッティングテクニックを磨くならば、まず手コキを極めるのが良いと思います。
極められた手コキは、本番よりも気持ちいいもので、大きな快感を与えることができます。
乳首を舐めながら、つばをたっぷりとつけて手コキしたり、亀頭を攻められるのが好きなお客さんには、手全体で亀頭を包んでこねくりまわしたりと、色々な手コキをしてあげましょう。
手コキを極めれば、あらゆる風俗で生かすことができますから、お店を選ぶ幅も広がります。
例えば、手コキがメインのプレイと言えるM性感やオナクラでは、手コキが上手い風俗嬢は人気者になりやすいです。
このほか、余裕があれば手コキ以外にも、いろいろなジャンルの「コキ」を勉強してみるのも良いと思います。
有名なものは足コキや尻コキですが、特に足コキができると強いです。
美脚の風俗嬢は脚フェチのお客さんから指名されることが多く、足コキをリクエストされることも多いでしょう。
このとき、足コキができるとできないとでは大違いです。
一口に足コキと言っても、足裏で踏む、両足で挟んでこする、足の指の間で刺激する、太ももの間に挟んでしごく、両膝の間でしごく、膝裏に挟んでしごくなど、色々なプレイがあるようです。
その辺はお客さんのほうが詳しいかもしれませんから、お客さんの要求に従って足を使うと良いと思います。
足コキが上手な風俗嬢は、SM要素のあるお店でも人気になりやすいので、これも働く幅を広げるテクニックだといえます。
素股
素股は、ヘルスの目玉と言えるプレイであり、これで射精するお客さんが多いです。
素股では、男性器を入れるのではなく、女性器にこすりつけます。
お客さんは、本番をしているわけではないですが、本番をしているような気持ちになります。
基本的には、騎乗位素股を行います。
これは、騎乗位の形で行われる素股です。
男性器にローションをつけ、風俗嬢がまたがり、女性器の割れ目に男性器を並行にあてがい、風俗嬢が女性器をこすりつけながら刺激していきます。
この時、女性器と手で男性器を挟み込むように刺激するのも良いでしょう。
そうすることによって、視覚的にも、感覚的にも、膣内に入れているような快感となり、お客さんの興奮は高まります。
磨くためのポイント
素股は、慣れないうちは動きがぎこちなくなり、お客さんはあまり気持ちよくなれないこともあります。
したがって、経験を積んでいくことが大切です。
気持ちよくさせるポイントとしては、ローションはたっぷりと使う、腰の動きに緩急をつけて刺激に慣れさせない、騎乗位素股をしながら時折お客さんの乳首をいじる・玉をいじる、お客さんがMの場合には言葉責めをするなど、色々なポイントがあります。
注意するポイント
注意したいのは、騎乗位素股ではなく、正常位素股を希望してくるお客さんがいるということです。
これは、正常位の形になり、女性器に男性器をこすりつけることで刺激するタイプの素股です。
お客さんの中には、騎乗位よりも正常位が好きな人もたくさんいます。
Mでない男性ならば、正常位の方が犯している感があり、征服感を得られるため、正常位を好むことも多いのです。
しかし、正常位素股をしていると、間違ったふりをして挿入してくるお客さんもいます。
素股を去れている時は風俗嬢も演技しており、気持ちよさそうにしますから、「入れてもいいだろう」「入れてほしいんだろ」などと勘違いして入れる人もいます。
男性器に手を添えて置き、軸をぶれさせずに挿入を防ぐこともできますが、お客さんが強引になれば防げないこともあります。
ですから、正常位素股はあまりおすすめできるプレイではありません。
アナルセックス
アナルセックスは、お尻の穴を女性器代わりにして挿入するプレイであり、AFと表記されるのが普通です。
オプションとして提供されることが多く、5000~1万円程度のオプション料金を取りますから、結構お高いオプションと言えます。
アナルセックスは特殊な要素が強く、基本テクニックに入れるのはどうかと思いましたが、アナルセックスの人気は潜在的に高く、高度な技術を要するプレイでもありませんから、基本テクニックに入れてみました。
お客さんの中には、アナルセックスを好む人がたくさんいます。
アナルは女性器ではなく、法律的にみてもアナルセックスは本番とはみなされません。
ですから、ヘルスでも提供することができるので、したいと考えるお客さんはたくさんいるのです。
このことは、AV業界を見ても良くわかります。
AVは、男性の性欲の傾向をよく表しているものですが、アナルセックスというジャンルが確立されています。
人気AV女優が人気を維持するために、あるいは人気が落ちて来たAV女優が人気を得るためにアナルセックスを受け入れることを、「ついにアナル解禁!!」などと騒がれることからも、アナルセックスの人気が分かります。
変態傾向があるお客さんは、アナルを攻めたいと考える人も多いです。
変態でなくとも、アナルは女性器よりも締め付ける力が強いため、快感だとする人もいます。
しかし、アナルセックスに応じている風俗嬢は少数です。
なぜならば、体への負担が大きいからです。
女性器ならば、本来男性器を入れる部位ですから、そのような作りになっています。
一方アナルは、本来は男性器を入れる部位ではなく、そのようなつくりにはなっていません。
したがって、アナルセックスをしたことによって、肛門が傷ついて血が出ることもあります。
また、性病リスクもあります。
だからこそ、アナルセックスを受け入れている風俗嬢は少ないのです。
ちなみに、アナルセックスに適した体の女性もいます。
肛門括約筋が柔軟であり、男性器を入れられてもそれほど痛いとは感じず、傷つくこともない人がいるのです。
そのような体質の風俗嬢は、アナルセックスを売りにすることで、人気が出る可能性があります。
また、アナルセックス専門のヘルスで働けるため、お店の選択肢が広がります。
なお、アナルセックスに関しては、磨くポイントは特にありません。
本番
本番とは、女性器に男性器を挿入することであり、セックスを指します。
本番行為は、ソープランド以外では提供してはいけないことが、法律で決められています。
ソープランドは、お店はソープ嬢に部屋を貸し出し、ソープ嬢は自由恋愛として本番しているという建前ですから、本番が可能なのです。
したがって、建前としてはソープ嬢しか縁がないプレイです。
しかし実際には、他の業種でも本番が行われることがあります。
例えば、短時間でプレイを済ませる「ちょんの間」、本番できるピンサロである「本サロ」といった裏風俗がそれに当たります。
ただし、法律的には違法でありながら、なかなか摘発されないという不思議な存在でもあります。
このほか裏オプションとして、普通のヘルスでも本番をしていることがあります。
デリヘルが合法化され、デリヘル店が乱立し、デリヘル嬢の数も増えていった結果、風俗嬢一人当たりのお客さんの数が減りました。
その結果、できるだけお客さんを取りたいとか、裏オプションで稼ぎたいという動機から、ヘルスでも本番をする風俗嬢が非常に多くなっています。
もちろん、本来ならば本番はしないものですし、本番以外のテクニックや接客術によって満足させられる風俗嬢は、本番は不要です。
ヘルスで本番が普通になりつつあるからと言って、本番すべきだと考える必要はありません。
本番は、基本的にはソープ嬢ならではのプレイだと考えておきましょう。
ソープランドでは本番を目的として来店するお客さんばかりであり、童貞を卒業するためにソープに来る人もいます。
一口に本番といっても、コンドームをつけたゴム本番なのか、コンドームをつけない生本番なのかという違いがあります。
また、生本番の場合には、膣外で射精する「外出し」、膣内で射精する「中出し」のいずれかとなります。
ゴム本番にせよ、完全に避妊できるわけではありませんし、たくさんのお客さんを相手しているとゴムが破れてしまったりすることもあるわけですから、ピルを飲んで働くことになります。
ピルを飲んでいるならば妊娠のリスクはありませんし、生でしたほうがお客さんは喜ぶため、結局生本番を受け入れることになるソープ嬢もたくさんいます。
ただし、生本番は性病リスクが高まるため、覚悟がいるプレイだといえます。
磨くためのポイント
本番をうまくこなすためには、色々な体位を知り、お客さんを楽しませるのが良いでしょう。
正常位、バック、立ちバック、寝バック、騎乗位、背面騎乗位、座位くらいは覚えておきたいものです。
体位は四十八手と言われるように、たくさんの種類があります。
バリエーション豊富であればあるほど、お客さんの満足度は高まるでしょう。
また、お客さんが童貞だとわかっている場合には、騎乗位でリードしてあげるなどの配慮が効果的な場合も多いです。
まとめ
風俗嬢が提供する基本的なプレイも、このように見ていけば磨くポイントが色々あり、奥が深いことが分かったと思います。
このことは、AVをみてみると良くわかると思います。
フェラチオや手コキといった、ごく基本的なプレイを見てみても、その方法には色々な方法があるのです。
AVの中には、手コキやフェラチオといった単一のプレイだけで、2時間以上も撮影しているような作品もあります。
多種多様なバリエーションがなければ、そのような長時間の作品を飽きさせずに見せることはできないでしょう。
プレイが単調にならないように工夫すれば、お客さんを飽きさせることがありません。