社会の道徳観が変化し、性を売る事を肯定的に捉える女性が多くなりました。
性風俗店で前向きに働く女性が増え、競争は激しくなりました。
その結果、脱ぐ覚悟さえあればだれでも稼げる仕事ではなくなり、稼げる売れっ子風俗嬢と、稼げない売れない風俗嬢の格差が生じています。
せっかく風俗嬢になるならば、売れっ子になってたくさん稼がなければ面白くないでしょう。
本稿では、売れっ子風俗嬢になるための基本をお教えします。
売れっ子は努力している!
一口に風俗嬢と言っても、風俗にも色々な種類のお店がありますし、風俗嬢として働く女性の性格や働く動機も色々ですから、風俗嬢のタイプも千差万別です。
その中で、売れっ子になってたくさん稼ぐ風俗嬢もいれば、なかなか売れずにあまり稼げない風俗嬢もいます。
そして、本稿を読んでいる人の多くは、売れっ子風俗嬢になりたいと考えていることでしょう。
売れっ子がなぜ売れっ子になるのかと言えば、それは単純に何らかの努力をしているからです。
この点については、どのような職業も同じであり、実力を磨いて他に認められるようになるためには、やはり努力は避けることができません。
努力というのは素晴らしいもので、一生懸命に努力をすれば、常識を覆すことさえできるものです。
風俗嬢として売れやすい女性といえば、一般的には若い・ルックスが良い・スタイルが良いなどの特徴を持っているものですが、努力によってそれらの要素に欠ける風俗嬢が売れっ子になることもあるほどです。
例えば、私が知るある大型のデリヘルは、規模が大きいために様々な風俗嬢を揃えています。
若い女性はもちろんのこと、外人、熟女、女王様、ニューハーフなど実に多彩です。
当然ながら、そのお店で売れっ子になるのは容易なことではありませんが、そのお店のナンバーワンは何と40代前半の熟女風俗嬢だったのです。
常識的に考えれば、若くて可愛い風俗嬢がナンバーワンになりそうなものですが、この熟女風俗嬢は努力によってナンバーワンを勝ち取りました。
では、彼女はどのような努力をしたのでしょうか。
彼女は色々な努力をしています。
まず、客受けをよくするためにはどうすればよいかを考えた結果、客受けする身なりを研究しました。
洋服や下着は色っぽく、熟女の艶めかしさを際立たせるものを着用し、化粧も自分に最も合うものを研究して通販で買い求めていました。
多少高価でも投資を惜しみませんでした。
特にこだわったのがパンストで、客が好みそうな色や生地やデザインのものを集め、客を喜ばせていました。
大型店でナンバーワンになるためには、性的なテクニックやコミュニケーション能力などが優れていることは大前提ともいえますから、彼女がそれらを十分に備えていたことは言うまでもありません。
このほかにも、売れっ子になる風俗嬢は色々な努力をしているものです。
代表的な例としては、以下のようなものがあります。
- テクニックやマナー、コミュニケーションなどを教えてくれる風俗講師に教えを乞う。
- 講習DVDを買って何度も見て勉強する。
- 練習や研究によって性的スキルを向上させる(潮を吹けるようにする、アナルを開発するなど)。
- エステや美容院に通って綺麗になる。
このような努力をいとわない風俗嬢、自分への投資を惜しまない風俗嬢というのは、総じて売れっ子になる傾向があります。
客入りの良い店舗型風俗店や、人気の高いデリヘル店では、それほど努力をせずともそれなりに客を取ることができ、それなりに稼ぐことができるでしょう。
しかし、今の風俗業界は厳しいため、お店の集客力に甘えて努力をしない風俗嬢はクビになることも珍しくありません。
例えば、決められた期間内に一定数の本指名が取れなければクビになるなどといったシステムです。
どのような環境であるにせよ、努力を怠らずお店の売り上げに確実に貢献してくれる風俗嬢しか生き残れないシステムであるため、客入りのよいお店に勤めている風俗嬢もうかうかしていられないのです。
ここ数年はデリヘルの店舗数が急増しており、競争は熾烈です。
そのため、客入りが良いと言える状態にあるデリヘル店は少なくなっています。
そのようなデリヘル店に勤める風俗嬢ならば、なおさら努力が求められることは言うまでもありません。
一方で、例外的なケースもあります。
それほど努力がないにもかかわらず、キャラクターがお店の客層に物凄くマッチしたために売れっ子になると言ったケースです。
例えば私が知っているケースでは、30代後半でルックスもスタイルもそれほど良くなく、態度はそっけなく、とても売れないと思われた風俗嬢が売れっ子になったケースがあるのです。
その風俗嬢は態度がそっけないばかりか、口が悪く客をののしる事さえあったのですが、それがお店のM客にウケて売れっ子になったのです。
もっとも、このようなケースはあくまでも例外ですから、売れたいと思うならば自分のキャラクターが偶然ハマることを期待するよりも、何らかの努力に励んだ方が売れる可能性は格段に高くなります。
売れる風俗嬢は客のいなし方が上手い
上記の通り、売れっ子風俗嬢と売れない風俗嬢の違いは努力の有無が大きいですが、そのほかにも客のいなし方が上手いかどうかも大きく影響します。
客のいなし方が下手な風俗嬢は、望まないプレイを受け入れることになってしまった結果、楽しく仕事をすることができなくなり、精神的にも疲れ、積極性を失って客にとって面白くなくなり、売れない風俗嬢になってしまうことがあるのです。
望まないプレイも色々ですが、主にマナーが非常に悪い客や、ルールを守らないといったものです。
例えば、
- 風俗嬢へのタッチを禁止しているお店(オナクラや性感エステなど)で女性に触ろうとする
- 服の上からのみタッチを許可しているお店で下着の中に手を入れようとする
- コンドーム着用のソープランドで生本番をしようとする
などが代表的なルール違反です。
多くの風俗嬢は、触られない、服の上からしか触られない、本番をしない、生本番をしないなどの労働条件で働いているため、このようなルール違反を簡単に呑むものではありません。
しかし、客のいなし方が下手な風俗嬢は、これらのルール違反をする客が多いことからいちいち断ることを面倒に思って許してしまったり、客があまりにもしつこいため許してしまうのです。
このようになってしまうと、健全な働き方ができずに売れなくなってしまう原因になることがあります。
困った客の最たるものは、非本番系風俗であるにもかかわらず本番を要求するというものです。
そんなとき、客のいなし方が下手な風俗嬢は断れずに受け入れてしまったり、レイプされてしまうこともあります。
非本番系風俗では本番は違法行為の定番です。
客の多くは風俗嬢に本番を要求するもので、風俗嬢になった女性は本番要求を避けることはできないでしょう。
そこでいなし方が下手な風俗嬢は、望まないままに本番をしてしまうのです。
風俗嬢によっては、非本番系風俗であっても、長く続く客になってもらうためとか、別途料金を請求して本番を指せる風俗嬢もいます。
しかし、望まない風俗嬢も多く、そのような風俗嬢が客のいなし方が下手であれば、頻繁に本番強要、つまりレイプをされてしまうことにもなりかねません。
本来はレイプと言えば強姦罪であり、非常に重い罪ですが、風俗嬢がお店に泣きついたところでお店が警察に連絡することはありません。
なぜならば、警察に連絡をすれば事情聴取などが面倒であり、そんな時間があれば営業していた方がいいからです。
当然ながらレイプをした客は出入り禁止となり、悪質な場合にはそのエリアの風俗店で情報が共有されることもありますが、風俗嬢はせいぜいお店の従業員から慰められて終わりです。
そうなったとき、風俗嬢がもう仕事を続けたくないと思い、仕事への努力に消極的になり、売れなくなってしまうことは想像に難くありません。
売れっ子風俗嬢は、客のいなし方を身に着けているものです。
特に、ヘルスで本番を求められた時には、本番を断るすべを身に着けています。
実際にどのようにして断るのかと言えば、以下のような断り方があるようです。
ヘルス嬢たちの言葉を見てみましょう。
『したい?したいのは分かるけど、ごめんね』と断るんです。お客さんが何度要求してきてもしつこく断ります。そしたら、そのうち諦めますよ。
私、はっきりいいますよ。『お店の中には本番してる子もいますけど、私はしませんよ。本番がしたいなら、そういう子を指名してください』って。
笑顔で断るのがポイントかな。笑顔で『ごめんなさい、本番はできないの』って言うんです。ほとんどのお客さんはそれで納得してくれますよ。
私は駆け引きをするかな。『もしお客さんがイカかなかったら、本番してもいいよ』みたいな。それで手コキするんです。
イカせる自信ありますし、イカなかったお客さんはいないから、本番したことありません。
本番を要求して来たらイラっとくるから、そうやって手コキだけで射精させて、フェラもしません(笑)。
客のいなし方が上手い風俗嬢は、はっきりと断ったり、やんわり断ったり、とにかく拒否の意思を明示することが多いようです。
また、客との駆け引きをして結果的に本番をしないという方法などは、テクニックに自信があればかなり有効な方法と言えるでしょう。
もちろん、売れっ子風俗嬢になるためのポイントは他にも色々あるでしょう。
しかし、全ての基本は努力するかどうかです。
それに加えて、客のいなし方が上手いということであり、これは努力であると同時に経験を積むことが大切であると言えます。
これから風俗嬢になろうと思っている人は、このことを踏まえて売れっ子への道を歩んでもらえればと思います。