風俗嬢という仕事は、若い女性ほど稼ぎやすい仕事であるとされています。
また一方では、最近は熟女ブームであることから、30代や40代、あるいはそれ以上の女性も風俗で稼げるようになっているともいわれています。
では、実際のところはどうなのでしょうか。
本稿では、年齢別の風俗嬢の月収データをもとに、40代の風俗嬢でも稼げるかどうかを検証していこうと思います。
40代でも風俗嬢なら稼げる
風俗店で働く女性を支援しているGrow as peopleという団体があるのですが、その団体は様々な調査を行い、「夜の世界白書」という、風俗店で働く女性の実態を明らかにしています。
調査方法は、主にインターネットを利用したアンケートによるものです。
色々な調査がある中で、年齢別の収入と出勤日数の調査結果もあります。
その調査結果によると、風俗店で働く女性の、年齢別での平均月収と実働日数は以下の通りになっています。
- 18～22歳・・・平均月収81万9200円、実働日数16日間（平均日給5万1200円）
- 23～27歳・・・平均月収55万8000円、実働日数12日間（平均日給4万6500円）
- 28～32歳・・・平均月収49万9200円、実働日数13日間（平均日給3万8400円）
- 33～37歳・・・平均月収39万5850円、実働日数13日間（平均日給3万450円）
- 38～42歳・・・平均月収26万6000円、実働日数10日間（平均日給2万6600円）
- 43歳以上・・・平均月収18万2000円、実働日数7日間（平均日給2万6000円）
以上のデータから、色々なことが見えてきます。
まず目につくのが、年齢と共に平均日給が下がり、月収も下がってくるということです。
いくら熟女ブームと言われる時代でも、やはり一般的には女性の体は若ければ若いほど価値があるとされているのです。
若ければ若いほど稼ぎやすいということは、このデータからも明らかです。
また、年齢と共に、徐々に実働日数が減っていることも注目すべきでしょう。
風俗嬢という仕事は、体を使ってサービスを提供するものですから、過酷な肉体労働の側面を持っています。
そのため、年齢と共に体力が衰えると、次第にたくさん働くことが難しくなってくるのです。
このほか、年齢の高い風俗嬢には人妻風俗嬢の割合も高く、風俗嬢は家計を支えるため、あるいはお小遣いとして稼ぐ必要があるのみで、それほど多くを稼ぐ必要はなく、実働日数の平均は7日になっているともいえます。
したがって、風俗嬢は若ければ若いほど稼ぎやすいのは事実ですが、それは必ずしも「風俗嬢は年をとると働けなくなる」ということではないといえます。
たとえ40歳以上の風俗嬢でも、日給2万6000円という、普通の仕事ではなかなかお目にかかれない高い給料を手にしているのです。
40代以上の女性が自活していく場合を考えても、平均的な働き方が可能であり、月に10日も出勤していれば、まず食べるのに困るということはないでしょう。
