風俗で働く理由は、その多くが「お金」です。
お金を稼ぎたいと思って始めている人が多いのですから、働き方も「より稼げる働き方」を心がける必要があります。
そのために大切になるのは、曜日や時間帯による客層の違いを知り、自分が働きやすい曜日や時間帯にシフトを入れることで、効率よく稼いでいくことです。
本稿では、曜日や時間帯による客層の違いについて解説していきます。
曜日や時間帯ごとの客層を知ることは大切
風俗で働く女性に、風俗嬢になった動機を聞いてみると、多くの風俗嬢が「お金が必要だったから」と答えます。
お金が必要な理由にも色々で、借金をしている女性、ホストに貢いでいる女性、旦那の稼ぎだけでは生活できない主婦、子供の養育費が必要なシングルマザーなど、本当に様々です。
どのような理由であれ、お金が欲しくて風俗嬢になっているのですから、できるだけ効率よく、たくさんのお金を稼いだ方が良いに違いありません。
そのために重要となるのが、曜日と時間帯による違いを知ることです。
大雑把なことを言えば、
- 連休の時期は稼げる
- 平日よりも週末の方が稼げる
- 昼より夜の方が稼げる
といったことが言えます。
しかし、これに加えて知っておくべきことが、曜日や時間帯によって客層が違うということです。
客層が変われば、自分に合う曜日や時間帯も変わってくるもので、客層が合う曜日や時間帯を選び、指名を増やしていくことが稼ぎを伸ばすことにつながります。
したがって、曜日や時間帯による稼ぎやすさの基本的な違いを知ると同時に、それらの時間帯における客層の違いを知り、客層に合わせて出勤の曜日・時間帯を変えたり、客層に応じた接客や服装をすることが、とても大切だと言えます。
各曜日の客層
では、まず曜日ごとの客層の違いについて見ていきましょう。
月・火曜日
月曜日や火曜日は、サービス業では休みのお店が増えます。
キャバクラや美容院なども、月曜日や火曜日に休みというケースが多いです。
このほか、自営業でも月・火曜日に休みというケースがしばしばみられます。
これは、客入りの良い週末に営業したほうが売上が伸びるため、あえて平日を休みにしているのです。
しかし、単に平日を休みにするだけならば、必ずしも月曜日や火曜日でなくともよいはずです。
それでも月・火曜日を休みにしているのは、月・火曜日は客入りが少ないからです。
月・火曜日は、会社では1週間の始まりですから、サラリーマンなどはなにかと忙しい曜日です。
また、忙しくなかったとしても、1週間の始まりから体力を使いすぎるわけにはいきませんから、月・火曜日からいきなり風俗遊びをするサラリーマンはあまりいません。
したがって、月・火曜日にシフトを入れるならば、お客さんはサラリーマンではなく、サービス業の人や自営業の人になる可能性が高いです。
客入りとしてはそれほど多くありませんが、自営業のお客さんに当たる可能性も高いです。
自営業のお客さんはお金と時間に余裕があるケースも多く、特に風俗遊びをする自営業の男性にはその傾向があります。
したがって、常連になってもらえればラッキーと言った感じです。
また、サービス業の男性の場合、毎日おもてなしを仕事としているわけですから、風俗嬢に癒しを求めているケースがかなり多いです。
したがって、お客さんを癒すことを念頭に接客すると、指名客になってくれる可能性が高まります。
このほか、お店にもよりますが、あまり忙しくない曜日である月・火曜日に休みを取る風俗嬢が多い場合があります。
そのようなお店で働いているならば、敢えて月・火曜日に出勤することによって、指名を着実に取っていける可能性があります。
そのため、なかなかネット指名がない女性などは、出勤している風俗嬢が少ない月・火曜日に出勤するというのも、良い方法だと思います。
水・木曜日
水曜日と木曜日は、月・火曜日よりも客入りが増えます。
これは、会社によっては水曜日にノー残業デーを設定しているケースがあるからです。
ノー残業デーとは、働き方改革によって、企業ごとに導入している制度です。
なぜ水曜日に設定されることが多いのかと言えば、水曜日は週の真ん中で区切りが良いこと、あるいは官公庁のノー残業デーが水曜日に設定されていることなどによります。
ノー残業デーによって生まれる需要を見越して、デパート、フィットネスクラブ、マッサージ店、英会話教室などでは、「水曜日限定サービス」などを行っているケースも見られます。
ちなみに、ノー残業デーはNHKが調査した100社のうち67社が実施しているという結果が出ていますから、世間の7割のサラリーマンは水曜日に残業をしていないことになります。
このことから、水曜日は仕事終わりのサラリーマンが風俗に流れてくる傾向があり、サラリーマンが多くなる曜日だと考えて良いでしょう。
木曜日は、ノー残業デーなどはありませんが、間もなく週末を控えていることから、週末は家族サービスで忙しいサラリーマンなどが木曜日に利用するケースが多くなります。
ただし、水曜日にしろ木曜日にしろ、翌日は休みではなく普通に仕事がありますから、ロングコースでまったり遊ぶお客さんは少ないです。
どちらかというと、ショートコースでサクッと遊ぶお客さんが多いと言えます。
したがって、風俗嬢としても、ショートコースでサクッと抜いてあげるのが得意だという場合には、水・木曜日に出勤するのが向いていると言えます。
週末
週末は、言わずもがな風俗が最も忙しい曜日です。
まず金曜日ですが、金曜日の夕方までの時間帯は、ほとんど忙しくありません。
なぜならば、1週間の仕事の締めがあり、それが終わると飲みに出かける人が多いからです。
このため、忙しくなるのは夜からです。
夜になると、仕事終わりに飲みに出かけたサラリーマンたちが、飲み会の後の流れで風俗の来るケースが多くなります。
したがって、客層としては「お酒の入った団体客」という感じになります。
したがって、金曜日は、お酒の入っているお客さんにも問題なく接客することができ、また忙しく働くことが苦痛でなく、笑顔で働ける風俗嬢が向いていると言えます。
土曜日は週休1日のサラリーマンにとっての金曜日と同じですから、やはり忙しい曜日です。
金曜日との違いは、休みであるために昼から風俗で遊ぶ男性も多いということです。
したがって、土曜日は色々なタイプのお客さんがいると言えます。
日曜日も、土曜日と似ています。
月曜日が休みの人にとっては普通のサラリーマンの金曜日感覚ですし、昼から遊びたいというお客さんもいます。
ただし、普通のサラリーマンにとっては翌日月曜日が仕事ですから、それほどハメを外して遊ばない人も多く、土曜日よりも客入りは悪くなります。
それでも、土曜日と同じく色々なタイプのお客さんが来る曜日と言ってよいでしょう。
新人でまだ指名客もいないという風俗嬢は、週末の出勤がおすすめです。
週末はお客さんが多いですから、ネット指名を受けたり、フリーのお客さんにつけてもらったりできる可能性が高く、指名客を持っていない風俗嬢でも稼ぐことができます。
また、色々なお客さんに接客して、仕事に早く慣れることができるという効果もあります。
週末は特に稼げる
上記の通り、やはり稼げるのは週末です。
世の中の多くの会社や役所などが週末を休みにしていますから、多くの男性は週末に風俗を利用しようとします。
また、大学も週末は休みですから、大学生の需要も見込めます。
平日と週末ではどれくらいの違いがあるかというと、当然お店やエリアでも違いがあると思うのですが、1.5倍くらいは違うと思ってよいでしょう。
筆者が、多くの風俗嬢から意見を聞いた中で、少なくとも1.5倍くらいは違うだろうと感じたのです。
週末は、次の日が休みのサラリーマンが利用する機会が多いですし、だからこそ飲み会の後のお客さんも増えます。
中には、キャバクラや合コンでお持ち帰りに失敗した男性もいますから、風俗を利用しようと考える人は非常に多いのです。
週末稼ぐなら繁華街で
週末に稼ぎたいと考えている風俗嬢は、繁華街周辺の店舗型風俗店で働くのがおすすめです。
週末の繁華街は、とにかく人が多いです。
それだけに、その周辺の風俗店を利用するお客さんも多いです。
また、繁華街ならば出勤前に買い物をしたり、出勤後にご飯を食べたりするのにも便利です。
週末の攻略法
週末には、一定の傾向があるわけではなく、とにかく色々なお客さんが利用します。
しかし、週末ですから、お酒を飲んでいるお客さんが多かったり、テンションが高いお客さんが多いという傾向はあります。
だからこそ、週末に出勤して接客する風俗嬢は、このお客さんのテンションに付き合ってあげなければなりません。
風俗嬢としては、お客さんが多くて疲れているでしょうし、休日まで出勤して気がめいっているかもしれません。
そのため、なかなか元気が出ないこともあるでしょうが、それでも元気に明るく振舞うことがポイントとなります。
もちろん、全てのお客さんのテンションが高いというわけではありません。
中には、テンションが低いと思えるお客さんもいることでしょう。
例えば、お酒を飲んで利用しているお客さんや、週あるいは月に1回の楽しみで風俗を利用しているお客さんなどはテンションが高いでしょうが、恋人のいない寂しさから風俗を利用しているお客さんはテンションが高くない場合もあります。
そんなお客さんに、アゲアゲのテンションで行けば鬱陶しいと思われてしまうだけですから、風俗嬢側も落ち着いた接客をすればいいのです。
あくまでも、お客さんのテンションに合わせるように気を付けてみてください。
週末は会話でも有利
稼げる風俗嬢になるためには本指名を増やすことが大切であり、本指名を増やすためには単にエッチが上手い、濃厚というだけではなく、会話の内容も結構重要です。
お客さんの中には、プレイによって肉体的満足を得るだけではなく、精神的な満足を求めているお客さんも多く、会話をうまくこなすことで恋人同士のような感覚が芽生えれば、精神的な満足が得られるからです。
会話のネタを考えるのが大変と思っている風俗嬢は多いと思います。
しかし、週末ならば週末であることが会話のネタになることもあるので有利です。
例えば金曜日や土曜日に利用したお客さんは、明日は休みと思われますから、
明日は何をするの?
という質問から会話を広げていくことができます。
日曜日に利用したお客さんならば、明日は仕事の可能性が高いですから、
週末は何して過ごしたの?
という質問が可能です。
この時、お客さんが「○○したよ」と言ったら、そこで会話が終わってしまっては仕方ありませんから、「そうなんだ、私は○○する予定なんだ/私は○○したんだ♪」と受け答えをし、会話が盛り上がるようにしましょう。
風俗嬢は、バレを気にして働いており、プライベートのことをなかなか話さないのが普通です。
そこで、週末の過ごし方というプライベートに触れてくれると、それによって親近感を抱くお客さんは多いです。
また、週末の過ごし方の中で共通点などが見つかれば、それもまた親近感につながります。
休みの日は何もしないという風俗嬢もいると思います。
そんな風俗嬢は、「週末も仕事だしな~」「休みの日は寝てばかりだしな~」と思い、会話に困るかもしれません。
その場合には、自分がやったことではなくやりたいことについて触れたらいいでしょう。
やりたいことが何もないという人は少ないと思うので、「私は○○したいと思ってるんだ~」などと話せば、会話を盛り上げるきっかけになると思います。
稼げる時間帯
曜日ごとの稼ぎや客層について理解したところで、次に時間帯についても見ていきましょう。
曜日だけではなく、時間帯でも客入りや客層は違います。
曜日に合わせて時間帯も把握しておくことで、もっと稼ぎやすくなります。
では、ジャンルごとの稼げる時間帯の違いについて見ていきましょう。
デリヘルの場合
デリヘルは、24時間営業のお店も多い業態になっています。
24時間営業ではなくとも、12~翌朝5時まで開店しているケースがほとんどです。
このように、他の風俗ジャンルよりも圧倒的に開店時間が長く、働ける時間の自由度も高いのがデリヘルです。
そこで、稼げる時間帯はと言えば、20~2時くらいまでの時間帯です。
20時以降はどの風俗店でも利用客が多く、仕事が終わってビジネスホテルに帰ってきた出張中のお客さんなどからの利用が見込めます。
また、0時を回ると、店舗型風俗店は営業を終了しますから、デリヘルの独壇場となります。
ここから2時くらいまでは、まだ起きているお客さんも多い時間帯ですから、デリヘルが最も忙しい時間帯となります。
2時を回ると、相変わらずデリヘルの独壇場ですが、お客さんの利用数が減るため、徐々に稼ぎにくくなっていきます。
ホテヘルの場合
ホテヘルは、受付型風俗と言い、お客さんがお店で受付を済ませ、一緒に近所のラブホに移動してサービスを行う業態です。
ホテヘルには受付があり、店舗型風俗店に分類されますから、24時で閉店します。
したがって、営業時間は午前中から24時までです。
お客さんの利用は夕方から23時くらいが多く、その点では他の風俗ジャンルと変わりません。
特に、風俗嬢と一緒にホテルに入りたいと考えている人や、プライベートでラブホを利用する機会がなく、ラブホ選びがよくわからない男性などは、ホテヘルを利用するケースが多くなります。
また、デリヘルならば、一旦ホテルに入り、女の子を指名し、来るまで待ってからプレイすることになりますが、ホテヘルならばいっしょにホテルに入ってすぐにプレイできますから、昼間にサクッと利用するお客さんも少なくありません。
ソープの場合
ソープランドも、店舗型風俗ですから、午前中から24時まで営業することになります。
ソープでは早朝割などがあるお店も多く、午前9~10時くらいにお客さんが多いです。
また、夕方の16~17時もそこそこの集客があります。
このほか、やはり夕方からラストまでの時間帯は、かなりの集客があります。
デリヘルやホテヘルとは違ってソープは移動時間がなく、回転数が多いため、忙しい時間帯にはほとんど休憩もなくプレイし続けることもあります。
比較的暇な昼間に働くよりも、忙しい夕方から夜にかけて働くことによって、昼間の倍近く稼げることもあるようです。
時間帯ごとの客層
さて、上記のことを踏まえて、客層についても把握しておきましょう。
長い記事になりましたが、もう少しで終わりますので頑張ってください!
曜日によって客層が異なるように、時間によっても客層は異なります。
時間帯ごとの客層は、以下の通りとなっています。
午前中~17時
平日のこの時間帯は、サラリーマンは仕事をしている時間帯です。
したがって、この時間帯に利用するお客さんは、上記の通り、時間に融通の利く自営業の男性や、週末以外が休みのサービス業の男性などになります。
このほか、既にリタイアして時間を持て余している高齢者や、仕事の合間に利用する営業職のサラリーマンなども利用者になることが多いです。
17~21時
この時間帯は、仕事が終わってからの時間帯です。
この時間帯に利用するのは、仕事が終わった男性たちになります。
この時間帯ならば、お客さんが酔っ払っていない可能性が高いのが特徴です。
仕事が終わってすぐに風俗を利用し、その後帰宅したり、食事したりする人が多いからです。
したがって、酔っ払いのお客さんを相手するのが苦手だという風俗嬢は、この時間帯を狙って出勤するのが良いと思います。
21~1時
この時間帯になると、飲み会からの流れで風俗店に来るお客さんが多くなります。
団体客も多く、どの風俗店もこの時間帯に最も忙しくなります。
多少忙しくてもガッツリ稼ぎたいという風俗嬢ならば、この時間帯に働くのが最もお勧めです。
1~5時
この時間帯は、デリヘルだけが働ける時間帯です。
夜遅くに仕事を終えたサービス業の男性、出張などでホテルに泊まっている男性、キャバクラなどで飲んだけれども満足できなかった男性、夜勤を終えて朝方帰宅した男性などが、デリヘルを利用することになります。
終電までよりも集客は減りますが、フリー客が多い時間帯でもありますから、なかなか指名が付かない風俗嬢にはおすすめの時間帯です。
自分に合った曜日と時間に働こう
ここまで読んで、曜日や時間帯ごとに客層がかなり異なることが分かったと思います。
自分がどの曜日・時間帯に合っているかを考える参考にしてみてください。
しかし、本稿で紹介する「稼げる曜日」「稼げる時間」、例えば週末の夕方から夜にかけて働くのが絶対にいいというわけではありません。
曜日や時間帯によって客層が大きく変わり、自分の適性もあるのですから、忙しい時間帯に出勤しても、自分に合わずに暇になったり、ストレスをためすぎたりする可能性もあります。
曜日や時間帯を工夫して選んでも、客層が合わなかったと思う場合には、別の曜日や時間帯で働いてみて、自分にマッチする客層を探していきましょう。
その方が、何も考えずに働くよりも、ずっと稼ぎが伸びていくことと思います。
曜日・時間帯は固定するのがポイント
また、自分に合っている曜日・時間帯を見つけたら、ぜひそのよう日にシフトを固定することをお勧めします。
これは、確実に指名客を増やしていくために大切なことです。
シフトが固定されていれば、お客さんとしては、「この日はあの子が絶対いる」と分かるわけですから、指名しやすいのです。
「水曜日の19時ならあの子がいるから、来週の仕事の後はあのお店で遊ぼう」といった予定の調整も可能になりますから、これによって、指名が返ってくる確率を大きく上げることができます。
逆に、曜日も時間帯も一定しておらず、勝手気ままにシフトを変更していると、お客さんからしてみれば使いにくい風俗嬢になってしまいます。
絶大な人気を誇っており、どこで出勤してもすぐに指名で埋まるというような人気嬢ならばいいのですが、普通の風俗嬢には好ましい働き方ではありません。
普通のお客さんは、自分にとって都合の良い(曜日や時間帯に出勤している)風俗嬢を選ぶものです。
風俗の仕事は完全自由出勤であることがメリットでもあります。
しかし、自由出勤だからといって気まぐれな出勤をするのは、あまり良くないことだと知っておいてください。
まとめ
本稿を読んで、曜日や時間帯でのお客さんが大きく異なることが分かったと思います。
客入りや客層が違えば、風俗嬢ごとに稼げる曜日・時間帯も変わってくるものです。
自分が一番稼げそうな曜日と時間帯を見つけて働くことで、効率よく稼げるようになります。
また、曜日と時間帯を決めたら、そのシフトを固定することも大切なことです。
これらのテクニックを知っておけば、知らずに働いている風俗嬢よりもずっと稼げるようになることでしょう。