風俗業界に対する一般的なイメージは、あまり良いものではありません。
歴史的に見ても、お金に困った女性が、身体を売ることを強要されるようなことがありましたし、そのような描写が漫画やドラマや雑誌などで取り上げられることも多いため、いまだに悪いイメージが抜けきらないのです。
しかし、実際の風俗業界は、そのようなイメージが全く当てはまらないほどクリーンです。
悪いイメージを抱き、面接を受けることを躊躇している女性もいると思いますが、本稿を読めばその不安も解消できると思います。
風俗業界は怖い?
一昔前と比べて、風俗業界はかなりクリーンなものとなっており、女性に優しい環境になりました。
しかし、まだまだ悪いイメージも根強く、お店から個人情報を知られることに抵抗を感じる女性も多いです。
このため、面接などで偽名を伝えたり、年齢をサバ読みしたりする人もいますし、個人情報を教えるのは、実際に入店が決まってからにしてほしいとお店に頼む人もいるようです。
このように考える女性は、風俗業界や風俗店に、必要以上に悪いイメージを抱いているのだと思います。
筆者は、これまで多数の風俗嬢にインタビューしてきました。
風俗を始める前、風俗業界にどのようなイメージを持っていたかを聞いてみると、
ガラの悪い人が多いイメージだった。
やっぱり無理と思ったとき、簡単にやめさせてくれるかどうか不安だった。
面接に行けば強制的に入店させられるイメージだった。
など、悪いイメージを持っていたと答える女性がたくさんいました。
中には、
面接で身分証明書を見られたとき、個人情報を悪用されないか心配になった。
という人もいました。中には、
別に、特に何とも思わなかった。
と答える風俗嬢もそれなりにいます。
知り合いが風俗で働いていたり、SNSなどでも風俗関係者と交流したことがある風俗嬢は、何の不安も抱かない傾向があるようです。
しかし、この質問に続けて、実際に働いてみて、その不安が的中したかどうかを聞いてみると、「全然そんなことはなかった」という答えばかりです。
風俗業界は、漫画やドラマなどの架空の物語のなかで悪質な描き方をされたり、B級雑誌などでは、読者の興味をかき立てるために、風俗業界を悪く書くことがあります。
これらのほとんどが、「いつの時代の話だよ」「これ、外国の話?」などと、笑ってしまいたくなるようなものばかりです。
実際の風俗業界は、意外なほどクリーンな業界です。
そのため、上記のような不安が的中することはほとんどないのです。
風俗店は安全です!
上記の通り、風俗店に面接に来る女性の中には、応募の際に個人情報をごまかす女性もいます。
仕事の応募で個人情報をごまかすことは、かなり非常識な行動といえるでしょう。
しかし、普段はそのようなことをしない女性でも、警戒しすぎるあまりに非常識な行動をとってしまことあるのです。
個人情報をごまかすのは、初めて風俗店で働く女性にばかりです。
なぜならば、風俗で働いた経験がある女性は、本名を伝えても何の問題もないことを知っているため、偽名を使おうという発想にはならないのです。
ところが、まだ働くかどうか決めかねている未経験の女性は、個人情報は極力出したくないと考えることがあります。
不安ゆえにそのような間違いを犯してしまうのですが、その不安は杞憂です。
普通の会社と同じようなお店も多い
最近の風俗業界は、非常にクリーンな業界になっています。
特にグループ化している大手風俗店などでは、一般企業と同様に、経理部や人事部などが設けられており、かなり整然とした組織として運営されています。
会社によっては、グループの一角で風俗業を営んでおり、そのほかは一般の業種という会社もあります。
もちろん、小規模な風俗店では少数のスタッフで運営されています。
特に最近では、デリヘルに小規模なお店も多いです。
派遣型のデリヘルならば、店舗を構える必要がないため、小さな規模で開業しやすいのです。
この場合、会社組織のように系統だった運営はされておらず、少人数で運営されている個人事業や零細企業と似ています。
小規模な風俗店だからといって、過度に不安がる必要はありません。
しかし、まれにみられる悪質なお店の多くは小さなお店ですから、不安な人は大手を選んで働くのが良いと思います。
働いている人も普通の人ばかり
風俗業界への悪いイメージの中には、裏でヤクザ組織とつながっているとか、ヤクザが経営しているお店もあるとか、半グレ集団の資金源になっているなどのイメージもあります。
しかし、これも大きな間違いです。
ご存知の人も多いと思いますが、最近はヤクザに対する警察の取り締まりは非常に厳しくなっています。
暴対法という法律によって、事業者にお金を要求したヤクザが摘発されるだけではなく、ヤクザにお金を支払った事業者も摘発されるようになっています。
このため、風俗店がヤクザやその他の反社会勢力とかかわりを持ち、摘発されるリスクを負うことはありません。
もちろん、ヤクザがお店を運営している、運営しているお店のスタッフにヤクザが入り込んでいるということもありません。
ごく普通の人が働いていますし、大手のお店では風俗嬢が働きやすい環境を作るために、女性社員を積極的に雇うことも増えています。
したがって、お店で働いている人に対して不安になる必要もありません。
面接で聞かれることは正直に
以上のように、風俗業界は皆さんが思っているよりもずっとクリーンです。
したがって、面接で色々な情報を聞かれた際にも、正直に伝えて問題ありません。
面接ではエントリーシートが渡されますが、エントリーシートには氏名・生年月日・住所・電話番号・血液型などの基本的な個人情報を記入する必要があります。
また、風俗店特有の質問事項として、彼氏や旦那の有無・子供の有無・初体験の年齢など、かなり踏み込んだことを聞かれる場合もあります。
かなり踏み込んだ情報を聞かれれば、入店する前に伝える必要があるのか疑問に思うかもしれません。
しかし、面接で聞かれるすべての情報は、その女性をどのように売り込むべきか、お店のコンセプトに合っているか、売上への貢献が期待できるかを把握するために必要な情報なので、正直に答える必要があります。
なお、基本的な個人情報をごまかそうとしても、必ずバレてしまうので意味がありません。
風俗の面接では、身分証明書の提出が必須です。
一般の職業でも、身分証明書によって個人情報を把握することが必要であるように、風俗店でも個人情報を知る必要があります。
特に年齢については、未成年を働かせることは違法であるため、厳重に確認が行われます。
このため、個人情報をごまかそうとしても、結局はバレてしまいます。
もちろん、ごまかそうとしたことがバレてしまえば、不採用になる可能性が非常に高いです。
個人情報をごまかそうとしているのですから、採用後も色々な嘘をついたり、約束を破ったり、無断欠勤したりすると思われ、不採用になってしまうのです。
個人情報を悪用されることはありませんから、ごまかす必要は一切ありません。
ごまかしても必ずバレてしまいますし、それによって不採用になるのですから、面接を受ける意味が全くなくなってしまいます。
過度な不安を抱くことなく、安心して面接を受けてください。
まとめ
風俗店は、一般企業とほとんどかわらない会社が運営しているケースも多くなっています。
そのような大手グループが業界をけん引した結果、業界のクリーン化が急速に進んでいます。
風俗業界に悪いイメージを抱き、面接を受けることすら不安で仕方ないという女性も多いと思います。
しかし、そのような不安が的中することはほとんどなく、働いてみれば拍子抜けするほど安全な業界だと感じるはずです。
ぜひ、安心して面接を受けてほしいと思います。