風俗嬢の収入・出勤日数の平均と、稼げる稼げないの違い
風俗嬢は、女子大生や昼間に別の仕事をしている女性から人気の職業ですが、その理由として時間に融通が利くということがあります。
では、融通を利かせつつ、風俗嬢たちは週に平均何日くらい、1日にして平均何時間くらい働いているのでしょうか。
そして、その勤務日数と勤務時間で、どれくらい稼いでいるのでしょうか。
ここでは、最新のデータをもとに風俗嬢の労働時間と収入の関係を見ていこうと思います。
風俗嬢たちはどれくらい働いているか?
風俗嬢たちが1週間にどれくらい働き、また1日にどれくらい働いているかを調べたデータがあります。
まず、1週間に働く日数ですが、126人の風俗嬢を調査対象とした結果、
- 1日だけの勤務は0%
- 1~2日の勤務は7.9%
- 2~3日の勤務は19.0%
- 3~4日の勤務は26.2%
- 4~5日の勤務は29.4%
- 5~6日の勤務は11.1%
- 6~7日の勤務は6.3%
となっています。
一番少ないケースで週平均1.5日、一番多いケースで週平均7日、全体の平均は4.2日となりました。
次に、1日当たりの勤務時間ですが、これも126人の同じ風俗嬢を調査対象としています。
その結果、
- 1時間だけは0%
- 1~2時間は0.8%
- 2~3時間は0%
- 3~4時間は0.8%
- 4~5時間は9.5%
- 5~6時間は28.6%
- 6~7時間は31.7%
- 7~8時間は13.5%
- 8~9時間は1.6%
- 9~10時間は4.8%
- 10~11%は0%
- 11~12時間は8.7%
となっています。
一番短いケースで1日当たり1.5時間、一番長いケースで一日当たり12時間、全体の平均は7.2時間となりました。
このデータの通り、1週間当たりの勤務日数の平均は約4日であり、1日当たりの勤務時間の平均は約7時間となりました。
このアンケートでは、専業風俗嬢と兼業風俗嬢の両方を含んでいるため、勤務日数も勤務時間もバラエティに富んでいます。
ちなみに、専業風俗嬢と兼業風俗嬢を別にして見た場合には、
専業風俗嬢の場合
1週間当たりの勤務日数の平均は4.5日、1日当たりの勤務時間の平均は7.5時間
兼業風俗嬢の場合
1週間当たりの勤務日数の平均は3.6日、1日当たりの勤務時間の平均は6.5時間
となっており、それほど大きな差はないことが分かります。
しかし、風俗嬢一本で働いている専業風俗嬢の場合、最低勤務時間は4~5時間であるのに対し、兼業風俗嬢の最低勤務時間は1~2時間となっており、ここには大きな差が現れました。
もっとも、これらの数値はあくまでも参考値です。
本稿を読んでいる皆さんが風俗嬢になった場合にもこの数値に沿った働き方ができるということではありません。
なぜならば、勤務日数や勤務時間の長さというものは、お店に在籍する風俗嬢の人数が多いか少ないか、そのお店が人気店か不人気店かによっても大きく異なるからです。
在籍する風俗嬢の人数が多ければ、風俗嬢がたくさん出勤して長時間働きたいと思っても、他の風俗嬢のシフトとの兼ね合いで希望通りの時間は働けない可能性も大きくなります。
逆に、在籍する風俗嬢の人数が少なければ、風俗嬢があまり出勤せずに短時間だけ働きたいと思っても、お店を回すために出勤を催促されることとなります。
このほかにも、風俗嬢の人数に関わらず、人気が高い風俗嬢はお店の売り上げへの貢献度が高いため、どんどん出勤を促されることでしょう。
そのことによって、他の風俗嬢が出勤したくてもできないということにはならないでしょうが、少なくとも人気が低く売り上げへの貢献度が低い風俗嬢は、頻繁に出勤したいと思っても希望通りに出勤させてもらえない可能性があります。
このほか、風俗嬢自身の健康面の問題から、出勤日数と勤務時間が制限されることがあります。
風俗嬢は、一人のお客さんの相手をするたびにシャワーを毎回浴びるため、長時間勤務が毎日のように続いていくと、体の免疫が落ちて体調を崩しやすくなります。
また、シャワーのたびに性器を洗っていると、性器内の殺菌力が落ちて性感染症に感染しやすくなります。
セックスという肉体労働をこなしていくため、肉体的疲労の蓄積から体調を崩すこともあります。
また、プレイ内容に性器への指入れがあるお店ならば、風俗嬢は接客のたびに指入れを受け、膣の中が傷つくリスクは高まります。
もし膣内が傷ついたとしても、勤務日数と勤務時間が長ければ、風俗嬢は傷の回復を待たずに接客を繰り返すことになり、傷口からのよからぬ菌が入る可能性もあります。
この調査結果から、風俗嬢たちはそれぞれたくさん稼ぎたい事情もあるかもしれませんが、平均値くらいの勤務日数と勤務時間を目安にしたほうが良いでしょう。
そのことによって、勤務日数と勤務時間がやや制限されようとも、長期間にわたって健康的に働くことができるようになるため、結果的には多く働くことができます。
風俗嬢の月収はどれくらい?
さて、風俗嬢は週平均4.2日、1日当たり平均7.2時間という勤務の中で、どれくらいの月収を稼いでいるのでしょうか。
もっとも、平均の勤務日数と勤務時間と月収は必ずしも直結するものではなく、それぞれの風俗嬢の人気によるところが多いのも事実です。
しかし、風俗嬢が平均してどれくらい働き、平均してどれくらい稼いでいるのかという観点から見れば、月収のひとつの目安になるでしょう。
さて、データによれば、
- 20万円以下が4.1%
- 20~40万円が28.5%
- 40~60万円が27.6%
- 60~80%が17.9%
- 80~100万円が13.0%
- 100~120万円が3.3%
- 120~140万円が0.8%
- 140~160万円が3.3%
- 160~180万円が0.8%
- 180~200万円が0.8%、
- 分からないが2.4%
このデータから、稼げる風俗嬢と稼げない風俗嬢の格差が非常に多いこと、このデータにおいては月収100万円以上を稼ぐ風俗嬢が全体の9%に過ぎなかったこと、月収60万円以下にとどまった風俗嬢が全体の60.2%に達したことなどが分かります。
一昔前、脱ぐ覚悟さえあればだれもが風俗嬢になることができ、月収100万円以上を手にすることがそれほど難しくなかった時代と比較すると、風俗嬢も徐々に稼ぎにくくなっていることが分かります。