風俗嬢をしたいけれどもなかなか踏ん切りがつかないという女性の中には、キスを嫌う女性が意外に多いものです。
男性からすれば、キスはそれほど重大な行為ではないのですが、女性にとっては全く異なります。
キスは非常に大きな意味を持つ行為であり、簡単にはできないと考える女性も多いのです。
実際、風俗嬢たちはキスをどう考えているのでしょうか。
風俗でキスをせずに働くことはできるのでしょうか。
本稿では、その辺のことについて解説していきます。
キスを嫌う風俗嬢たち
男性にとっては、キスはそれほど重大な行為ではありません。
キスが嫌いという男性はあまり聞いたことがありませんが、ことさらキスが好きという男性もそれほど多いようには思えません。
プレイの一環として、乳首や女性器を愛撫するのと同じような感覚で、キスをとらえている男性も多いと思います。
しかし、女性はかなり捉え方が異なります。
キスを非常に重要な行為と捉えているのです。
女性の中には、色々とエッチなことをする相手がいたとしても、それはあくまでキス以外の行為をするだけで、キスは好きな男性でなければ絶対にしないという女性もいるほどです。
実際、風俗嬢に話を聞いてみても、
口の中に舌入れられるのって、精神の核の部分が直に汚されるようで耐えられない。
オマンコにゴムチンコ入れられてる方が、どこか遠い出来事のようで耐えられる。
という発言があり、これに同意する女性は多いことと思います。
精神の核の部分に触れる行為だからこそ、精神の核の部分を触れさせてもいい男性、つまり彼氏や好きな男性でなければキスはしたくないと考えるのです。
このように、ただでさえ女性は好きではない男性とのキスを嫌います。
さらに、風俗嬢ともなれば、キスをする相手は不特定多数の男性であり、その多くは自分のタイプではない人です。
キモい男性やおじさんなども多く、絶対にキスなんてしたくないと思ってしまうような男性と、キスをしなければなりません。
だからこそ、風俗嬢にとってキスはかなり過酷なプレイの一つであり、キスについて
あれ、嬢としては地獄ですから。
などと発言する風俗嬢もいます。
では、具体的に何がキモく、何が嫌なのでしょうか。
その辺のことを調べてみました。
キスはキモい
まず、キスをするのがキモいという意見ですが、何がキモいのかというと、単に行為が気持ち悪いという意見と、口臭がキモいという意見があります。
ただただキモい
キス嫌なのはすごく分かる。
だって気持ち悪いもん、客とのキスなんかww
キス好きな嬢は皆無でしょう笑 誰だってあんなキモ客の口が自分の清潔に保ってる口に近づくだけで嫌悪感だよね。
『キスしよ』とか言ってくるやつ死んで。
黙ってやれよ!やりたくないの我慢してやってんのに言葉にされると吐き気でどうにかなりそう。
キスが好きな風俗嬢は皆無だと断言する声まであります。
しかし、キスが好きな風俗嬢がいないというのは当然のことです。
女性がキスをしていいと思えるのは、相応にタイプの男性や心を許せる男性だけです。
キモい人、汚い人、普通の人、ただのおじさんなどの割合が多いのですから、タイプの男性などほとんどいないのが風俗というものです。
そして、不特定多数の男性と会い、初対面の相手も多いため、心を許せるなどということもほとんどあり得ません。
タイプな男性がおらず、心を許せる男性もいないということは、キスをしてもいいと思える男性がいないということです。
ならば、キスを苦痛だと感じるのは当然のことであり、キスが好きな風俗嬢なんて全くいないという意見にも納得がいきます。
口臭がキモい
口臭のきついデブとのディープキス、マジ無理。
私も無理。
ディープキスした方が客返ってくるのはわかってる。
でも無理口臭いのとかほんと病むくらい無理だわ。
口くさい奴に限ってキス好きね。
ただの拷問。
同じくほっぺや首、耳も拷問。
匂いつくし洗えないしムリ。
口が臭い人とのキスは、誰だって嫌なものですが、風俗のお客さんには口が臭い人が多いのかもしれません。
口臭がほとんどないという人よりも、いくらかは口臭があるか、すごく口臭があるかというお客さんの方が多いでしょうから、風俗嬢にとってはいつも臭いお客さんとキスしているような気分になるのかもしれません。
しかし、中には胃が悪い、タバコを吸っている、虫歯や歯槽膿漏であるなど、何らかの原因から極端に口が臭いお客さんもいます。
そのようなお客さんともキスをしなければならないのですから、やはり大変なことだと言えるでしょう。
客の仕草がキモい
力抜いてるなら良い。
素人童貞に多いのは、舌をかたく尖らせるのと、口開きすぎの魚キス。
キモい。
口開けながらキスする客ってなんなんだろう魚みたいにパクパクしてるのとか。
キス良い?って聞かれyesと答えたら唇を円を描くように舐める客に昨日付いたキモチワル、初めてそんな客に付いて衝撃。
キスが好きって言う客ほどキスがヘッタクソ。
口周りとか鼻まで舐めてきてもうそれキスじゃなくてフェチプレイだよね。
生乾きの唾液臭いも酷くて思わず顔背けてしまう。
このように、キスをする時の仕草があまりにもキモく、それを受け付けないとする風俗嬢もかなりいるようです。
「口開きすぎの魚キス」「口開けながらキス」「魚みたいにパクパク」と言われても、正直筆者にはピンときませんが、想像してみると非常に不可解なキスの仕方だと思えます。
また、唇を舐めてくる、口の周りや鼻まで舐めてくるなど、もはやキスとは言えないようなキスをしたがるお客さんがいることも、キスを嫌う風俗嬢が多い理由となっています。
このようなお客さんが多い理由について、
きっとAVの見すぎ。
素人童貞が多いんだよ。
と分析する風俗嬢もいますが、これはかなり当っているでしょう。
そもそも、風俗を利用する男性は、日常生活の中で、一般女性と性行為をする機会がない男性です。
中には、これまで風俗嬢以外とセックスをしたことがないという、「素人童貞」の男性も少なくありません。
そのようなお客さんは、エッチなことに対する知識がほとんどAVだけになってしまいますが、AVのセックスはエンターテイメントとしての魅せるセックスであり、普通はしないことも多分に含まれています。
それをまともなことだと捉えてしまっているからこそ、異常なキスの仕方をしてくるお客さんもおり、これがキモくてたまらないと考える風俗嬢が多いのです。
本番より嫌だ!
本番は仕事!って思ってるから普通に出来るけど、キスは彼氏以外は無理!この感覚やばいよね。
キスとかフェラしてると病んでくる。
ゴム本番の方が楽。
嫌嫌ランキング→生挿入>ディープキス>生フェラ>ゴム挿入>ゴムフェラ>手コキ
極めつけは、本番行為よりキスのほうが嫌だとする意見です。
お客さんからすれば、本番こそ嫌な行為だと思いがちなのですが、キスを愛情表現としてしか考えられず、好きでもない男性とキスをするくらいならば本番の方がマシだと考える風俗嬢が多いのです。
本番よりもキスのほうが嫌だという意見によって、キスがいかに嫌われているかが良くわかるのではないでしょうか。
どう対処するか
キスが嫌だと感じる風俗嬢が多いことは、十分に納得してもらえたと思います。
では、どのように対処していけばよいのでしょうか。
方法として考えられるのが、
- 基本的にキスがあるお店でキスNGで働く
- 基本的にキスがあるお店でキスを避けながら働く
- 基本的にキスがあるお店でキスを割り切って働く
- 基本的にキスがないお店で働く
という方法です。
それぞれ見ていきましょう。
キスNGにして働く
キスは風俗に不要。
する必要性が無い。
オーラルケアに時間とお金かけてるから口の中汚したくないもん。
客なんか精子出せば良い。
だからキスNG。
客はバイキン扱いぐらいがちょうど良い。
自分はキスNG嬢だけど、キスNG店は見たことないや。
あるんだね?知らんけどw
私はキスNG嬢だけど、追加オプション料金5マンに該当する行為ぐらい無理。
私の店はDKをNGにできるから、私はそうしてる。
口臭のきついおっさんとDKとか、仕事とはいえ、マジ無理。
どう考えてもゴム付き本番するほうがまだ耐えられる。
オナクラや性感エステといったソフト系風俗以外では、基本サービスの中にキスが含まれています。
デリヘル、店舗型ヘルス、イメクラ、ソープなど、多くのお店でキスが基本プレイとなっています。
最近の風俗業界では、デリヘルが主要な業態になっていることを考えても、基本プレイにキスが含まれる働き方をする風俗嬢が多いと言えます。
キスは、デリヘルなどでは基本中の基本とされるプレイで、キスから始まることも非常に多いものです。
お客さんの中にはキスが好きな人も多く、良い風俗嬢か悪い風俗嬢かを、キスへの積極性で判断するお客さんもいます。
お客さんのなかには、肉体的満足と同時に精神的満足も求め、軽い恋愛気分を味わいたいお客さんも多いものです。
そのようなお客さんにとっては、キスができないプレイは、単なる風俗嬢とのお金を払ってのプレイという実感が強くなり、満足感がかなり下がってしまいます。
したがって、キスが基本のお店でキスをNGにしておくと、お客さんの満足度を高めることが難しく、指名や稼ぎにはダイレクトに響いてきます。
もしキスをNGにしたいならば、そのことを十分にわきまえて働く必要があります。
お金を目的に風俗嬢になっている女性が多いので、これは悩ましいことでしょう。
そこで、以下のようなテクニックが活きてきます。
キスをできるだけ回避する
求められたら梅毒蔓延の現状と感染力の強さ、歯周病や喉淋喉クラの危険性を滔々と語って回避してるw
先にアナル舐めておいて、てめえのケツ舐めた口とキスしたいのか?と凄んだり。
あと、指名してからおねだりしろとかとりあえず逃げまくり。
69で早めにイかせる。
やっぱり顔を客の近くにしないことが一番。
キスは極力拒んでる。
感じてるフリして、顔を背ける。
口開けない。
基本的にキスが好きなお客様とは満足されるまでお相手してますが、口臭や歯でキスレベルを変えてます。
特に歯がないお客様(汚い歯抜け)は、歯医者にも行って無い様に見受けられる為、キスはするけど舌で舐めるのは唇にして誤魔化すとかです。
キスNGな事を知らずに私に入った客から「キスして良い?」って聞かれたら、一応雰囲気だけは壊さないために「あっ、キスはちょっと苦手で^ ^」って言ってバードキスすれば大概の客は理解してくれる。
それ以外のプレイで頑張れば大丈夫。
クレームになった事無い。
キスをNGにすることで稼ぎが減るのが嫌だ、あるいはお店の方針でキスをNGにできないならば、このようなテクニックを利用してみましょう。
先にアナルを舐めたり、性病の危険性を説いたりという心理面からのアプローチもあれば、顔をできるだけ近くにせずに隙を与えない、キスをたくさんされる前にイカせる、口を開けないなど肉体面からのアプローチも可能です。
また、正直に「キスは苦手」と伝える方法もあります。
「キスはNGです」「キスはしたくないです」などというだけでは、お客さんの満足度を大きく損なう可能性もありますから、伝え方に気を付けた上で、他のプレイを念入りにすることが大切です。
キスよりも本番の方がラクという風俗嬢が多いくらいですから、キスを避けられる代わりに色々なプレイを丁寧にするというのは、妥当な判断だと思います。
キスを避けるために、他のプレイを頑張ってみるのはとても有効な手段です。
キスを割り切って働く
キス?あんなのいくらでもすればホイホイなのに(笑)
口臭くない人とはプレイ時間ほぼベロベロチューばっかりしてるよ。
演技で喘ぐのめんどくさいからキスしてるだけだお。
客はほとんどキス下手!まぁ風俗来るような男性だから多少は諦めて頑張って対応する。
しかし、キスをNGにしたり、キスを避けるように努力したりするよりも良いのが、キスを割り切って働くということです。
多くの風俗嬢は、毎日何人も接客していく中で、キスをNGにして指名を逃したり、毎回キスから逃げ回ることを面倒だと思うようになり、やがて嫌々ながらもキスを受け入れるようになります。
せっかくキスを受け入れるならば、プラスに捉えて仕事に活かした方が良いでしょう。
例えば、
- キスを丁寧にすれば指名が増えてラッキーと考える
- キスをすることで時間が経ち、プレイ時間が短くなってラッキーと考える
- キスをしている時は喘がなくていいため、演技をしなくてラッキーと考える
などなど、プラスに捉える考え方が色々とあります。
もし、プラスに考えることができるようになれば、キスというかなり嫌なプレイが一つ減るということになりますから、随分と働きやすくなりますし、ストレスも軽減されることと思います。
キスしなくてよいお店で働く
キスは無理。
他人の歯ブラシ使うより気持ち悪く感じるからエステ以外で働けない。
ゴムつけて挿入ならできるけどキスは本当に嫌。
粘膜接触してるし。
我慢できないからキスない店にいる。
ヘルスやソープよりは稼ぎ落ちるけどエステやM性感は向いていれば病まずにそこそこ稼げるよ。
お店の方針でキスをNGにできず、キスを回避することも苦手で、割り切ることもできないという女性は、基本プレイにキスが含まれていない、ソフト系風俗で働くのが良いでしょう。
オナクラや性感エステなどがそれに当たり、これらのお店では、キスなしでサービスすることができます。
キス以外にも、脱がない、フェラしない、お客さんから触られないというお店もあります。
もちろん、利用者数や単価などが通常の風俗店よりも下がるため、稼ぎも下がってしまいますが、生理中も出勤できるなどのメリットがありますし、ヘルスと同じくらい稼ぐ風俗嬢もたくさんいます。
したがって、キスがどうしても無理だという女性は、ソフト系風俗を検討してみるのが良いでしょう。
まとめ
本稿によって、風俗嬢がキスを嫌がっており、どのような気持ちで働いているかが良くわかったと思います。
これから風俗嬢になりたいと思っている女性の中にも、「風俗嬢ってキスはどうしてるの?絶対に無理なんだけど・・・」などと考えている人も多いことでしょう。
しかし、ほとんどの風俗嬢が同じ気持ちで働いています。
嫌だからこそ、働き方を工夫したり、割り切ったりする必要もあります。
これから風俗嬢になる女性は、工夫してキスありで働くか、キスを絶対にしない働き方をするか、よく考えてから働くことをお勧めします。