メンズエステは、風俗店でありつつも抜き行為が禁止されている、非常にソフトな風俗店です。
ソフトな風俗店ですから、業界未経験の女性や、ソフトであればあるほどいいと考えている女性に向いていると言えます。
しかし、メンズエステの仕事内容や特徴を掘り下げていくと、風俗業界に向いていなさそうな、意外な人に向いていることが分かります。
その点も含め、本稿ではメンズエステに向いている女性について解説していきます。
風俗未経験者に向いている
メンズエステは、風俗店でありながら抜き行為が禁止されており、風俗嬢がちょっとエッチな衣装を着てマッサージをするという風俗です。
ソフト系風俗の中でも特にソフトなジャンルです。
このことから、メンズエステに向いている女性として第一に挙げられるのは、風俗未経験の女性です。
風俗未経験の女性の中には、男性経験がそれほど多くない人もいるでしょうし、何より見ず知らずの男性と性行為をする世界に抵抗を感じている人も多いと思います。
そのような女性は、メンズエステで働くのがおすすめです。
メンズエステは、上記の通り手コキなどの抜き行為がなく、男性自身がオナニーをして射精することも禁止されています。
また、エッチな衣装を着たとしても、おさわりは禁止です。
このため、エッチなことはできるだけしたくない、男性器を見るのも無理、一切触られたくない、けれども高時給の風俗店で働きたいと考えているならば、メンズエステが向いているでしょう。
技術面も問題なし
また、未経験で問題となるのが技術です。
マッサージをする仕事ですから、それなりの技術がなければ稼げないというイメージがあるかもしれません。
しかし、風俗ではない一般のメンズエステのようなイメージを抱いているならば、それは間違いです。
なぜならば、風俗のメンズエステに来るお客さんは、風俗店の一種であることを知った上で来ており、風俗としての癒しを求めているからです。
一般のメンズエステならば、エステティシャンの技術こそが最も重要であり、エステティシャンのルックスやスタイルだけでどうにかなる世界ではありません。
しかし、風俗のメンズエステでは、技術以外に重要な要素がたくさんあります。
それなりにルックスがあり、スタイルが良い女性が、エッチな衣装を着てマッサージしてくれることに意味があります。
風俗のメンズエステのお客さんも、そこに価値を見出して遊びに来ているのです。
マッサージで気持ちよくなるに越したことはありませんが、それは本来の目的ではありません。
したがって、マッサージ技術がそれほど高くない未経験の女性でも、それを理由に稼げなくなることはありません。
もちろん、全く技術がないというのは問題であり、そこそこの技術が求められます。
また、マッサージの技術が高ければ、それが武器となって稼ぎやすくなるのも事実です。
しかし、メンズエステで働くにあたっては、お店がきちんと講習をしてくれます。
講習によってマッサージの流れを学び、その流れを守ってマッサージを提供すれば問題ありません。
また、特殊な技術を要するものでもありませんから、数時間の講習と、数回の経験によって、最低限のサービスは問題なくこなせるようになります。
そこから先は、経験と創意工夫によって伸ばしていくものであり、未経験の女性にはできない仕事ではないのです。
ルックスに自信がなくても大丈夫?
次に、メンズエステは飛び切りの美人が働くものというイメージもあります。
一般的にエステというものは、そこでサービスを受けることによって綺麗になりたいと願う女性や男性が利用するものです。
そのため、綺麗な人が働き、エステを提供するのが普通です。
これは、ダイエットコーチに肥満の人がいないのと同じです。
肥満の人がダイエットを指導しても説得力はないのと同じく、綺麗ではない人がマッサージなどを提供しても効果に疑問が持たれますから、美人を雇うのが一般的なのです。
では、風俗メンズエステはどうかというと、やはりそれなりのルックスは求められます。
しかし、一般的に思われているように、かなりの美人でなければ働けないというものではなく、ルックスに自信がない女性でも働ける可能性が十分にあります。
これには、以下のような理由があります。
お客さんの目的
上記の通り、メンズエステにくるお客さんは、性的なことを目的としています。
不細工よりは美人のほうが興奮しますから、その意味では美人であるに越したことはありません。
しかし、色気があるかどうか、スタイルはどうかといった、ルックス以上に興奮させる要素もあります。
ルックスはそこそこでも、所作や雰囲気から色気を感じたり、興奮だけではなく癒される接客ができたり、エッチな体つきをしていたり、性的に興奮させる要素があれば、稼げる世界なのです。
施術ルームの明るさ
メンズエステの施術ルームは、やや暗めに設定されています。
ほとんどのお店は、間接照明だけで薄暗い設定となっています。
暗めに設定されている場所では、ルックスにごまかしがききます。
明るくないことによって、シワやシミ、毛穴などが目立たなくなり、化粧によって化けている女性も、うまい具合に化粧の濃さが目立たなくなります。
これによって、明るい場所よりも暗い場所の方が、実物以上に美人に見られます。
これも、メンズエステの強みです。
このような効果を暗闇マジックなどと言いますが、これはメンズエステだけではなく、キャバクラなどでもよく使われている手法です。
ほとんどのキャバクラは、店内が薄暗い状態で営業しています。
これによって、キャバ嬢が実物以上に美人に見え、お客さんを楽しませることになるのです。
キャバ嬢を店外デートに誘ったお客さんが、明るい場所でキャバ嬢を見て、「こんな顔だったっけ?」と首をかしげることが多いことからも、暗闇マジックの効果が良くわかるでしょう。
お客さんの体勢
メンズエステのサービスは、マッサージ中心で行います。
マッサージは、背面と腹面で行い、どちらかと言うと背面を重点的に行うことから、マッサージの半分以上はうつ伏せ状態で行なうことになります。
当然ながら、うつ伏せ状態では風俗嬢の顔を見ることはできません。
見えたとしても、横眼で見るくらいのものですから、まともに見られることはありません。
また、うつ伏せ状態でマッサージを受けている最中に、寝てしまうお客さんも多いです。
さらに、仰向けになってマッサージを受けている最中も、多くのお客さんは風俗嬢のエッチな衣装に気を取られ、太もも、胸元、お尻といった部分ばかり見ています。
これらのことから、お客さんにルックスをまともに見られる機会が多くないことも、メンズエステでルックスがそれほど重視されない理由と言えます。
ただしスタイルは重要
上記のことからも分かると思いますが、ルックスは多少自信のない人でも問題ないとしても、スタイルはかなり重視されます。
メンズエステに来る男性は、きわどい箇所へマッサージを受けると同時に、エッチな衣装を見ることで、視覚によって性的な興奮を得ています。
見るだけで興奮させるためには、いやらしくなければなりません。
エッチな衣装から露出する胸元やお尻、太ももなどが、いやらしいと感じられるものでなければなりません。
だからこそ、メンズエステの衣装は、露出の多い服装(ワンピース、タンクトップにミニスカートなど)や、ボディラインが出るぴったりとした服装が多いのです。
このため、太っている女性はごまかしがききません。
ガリガリすぎる女性も同様です。
健康的で色気のあるスタイルが求められ、さらに胸やお尻が魅力的ならばより人気が出るといった感じです。
このように、メンズエステではルックスよりもスタイルが求められ、スタイルが悪い女性は採用されない、または採用されても人気が出ない可能性が高いと考えて下さい。
人見知りの人にも向いている
このほかにメンズエステに向いている女性として、人見知りの女性が挙げられます。
接客業全般に言えることですが、人を相手にする接客業は、人見知りには働きにくい世界です。
特に風俗業は、初対面の男性と裸の付き合いをします。
普通ならば、初対面はおろか、仲良くなっても裸の付き合いになることはなく、彼氏になった男性と裸の付き合いをするものです。
この意味において、初対面の男性と裸を合わせる風俗嬢という仕事は、普通ではないことをしていると言えます。
人見知りの女性は、裸にならない場合でも、初対面の男性と話すことを苦手としていることでしょう。
そのような女性にとって、初対面の男性と裸を合わせることは、大変な苦痛になると思います。
だからこそ、風俗嬢になる女性にとって、人見知りは大きなマイナスとなります。
覚悟さえあれば誰でも風俗嬢になることができますが、敢えて「風俗嬢に向いていない女性」を挙げるとすれば、「人見知りの女性」と言えるのです。
人見知りの女性が、ヘルスなどの一般的な風俗店に飛び込めば、長続きしない可能性もあります。
普通の風俗店では、単にキス、手コキ、フェラチオ、素股といったプレイを提供するだけではなく、お客さんからの愛撫を受けることもありますし、会話によって雰囲気を作ったり、楽しませたりする必要があるからです。
だからこそ、人見知りの女性にメンズエステが向いています。
なぜならば、メンズエステでは会話を求められることが少なめだからです。
まず、マッサージをする際には、お客さんはマッサージの気持ちよさに身をゆだね、無言でいることが多いです。
普通の風俗ではお客さんが風俗嬢を責めますから、「どこが気持ちいい?」「ここは気持ちいい?」「どうしてほしい?」などと聞かれて会話が発生しますが、メンズエステではそのようなことがないのです。
また店内では、リラックスを促がす音楽が流れていますし、ペラペラとしゃべる気にならない人が多いです。
そのような雰囲気の中でマッサージを受けている間に寝てしまうお客さんも少なくありませんが、そうなれば会話はますます少なくなります。
さらに、普通の風俗では、お客さんが射精したあとは会話をすることになります。
射精後は、お客さんはそれ以上の性的サービスを求めないことも多く、余った時間は会話してすごしたいと考えるのです。
相手は初対面の男性ですから、何を話せばよいかわかりませんし、話したいと思わないのが普通でしょう。
実際、これを苦痛とする風俗嬢は非常に多く、人見知りの女性にはなおさら地獄です。
普通の風俗では、お客さんはリラックスするよりも興奮していますし、寝てしまうことはありません。
また、メッサージのやり方次第で時間調節が可能であり、余った時間で会話をすることも少ないです。
このことから、メンズエステは会話が少なく、人見知りの女性に向いていることが良くわかるでしょう。
マンション型エステは特におすすめ
また、マンションの一室を待機室兼施術ルームとするマンション型のメンズエステは、以下のような理由から、人見知りの女性に特におすすめです。
一人で待機できる
マンション型のメンズエステは、マンションの一室が待機室になっていますから、他の風俗嬢と顔を合わせる必要がありません。
店舗型や派遣型のメンズエステでは、お店によっては集団待機のお店もあります。
集団待機とは、接客していない風俗嬢が大部屋で待機することであり、古株によるいじめが起こったり、他の風俗嬢の会話が気になったりと、リラックスできないことも多いです。
人見知りの風俗嬢に取って、集団待機はストレスになります。
このため、マンションで一人で待機できるマンション型が向いていると言えます。
スタッフとも会わずに済む
また、マンション型エステでは、スタッフと会う必要もありません。
スタッフは、マンションから近い事務所に待機しており、直接顔を合わせる必要がないのです。
スタッフと顔を合わせるのは、勤務後にその日の給料をもらうときくらいのものです。
人見知りの人の中には、同僚の風俗嬢だけではなくスタッフにも会いたくない人がいると思います。
そのような人にとっても、マンション型のメンズエステが向いています。
まとめ
メンズエステは、風俗ジャンルの一つではあるものの、働き方が特殊な風俗と言えます。
このため、性的なことをあまりやりたくない女性、未経験の女性、ルックスにあまり自信がない女性、人見知りの女性など、普通の風俗店には向いていない女性に向いている場合が多いです。
お金のために風俗嬢になりたいものの、本稿に挙げたような特徴によって不安を抱えている人には、メンズエステが向いているかもしれません。
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。