最近、ツイッターやインスタグラムといったSNSを営業ツールとして活用している風俗嬢が増えています。
しかし、「それで本当に指名がとれるの?」「具体的にはどうやるの?」といった、単純な疑問を抱いた人も多いと思います。
そこで、本稿では、風俗嬢とSNSの関係に迫ってみたいと思います。
ツイッターやインスタグラムをやっている風俗嬢が増えている
風俗嬢が、営業ツールとしてブログを利用するというのは以前からよくあったことですが、最近ではそのトレンドはが化しています。
スマホが普及し、様々なSNSがアプリとしても手軽に利用できるようになったことで、ツイッターやインスタグラムを営業に利用する風俗嬢が増えているのです。
風俗嬢として意欲的に活動している女性の中には、思い切り顔出しをしている風俗嬢もいます。
お店の名前や源氏名を公表して営業しており、プライベートとは一切関係ない活動を展開しているわけですが、果たして効果はどれくらいあるのでしょうか。
SNSを営業ツールにすることは、それなりに根気強くやらなければあまり効果が出ないため、面倒だと感じることも多いものです。
それをあえてやることに、メリットがあるのでしょうか。
指名はとれるか?
いうまでもなく、風俗嬢がツイッターやインスタグラムをやる理由は、指名を増やすためです。
しかし、同じようにネット経由のお客さんを増やすためだけならば、ブログで日記でも書けばよさそうなものです。
ブログは、風俗店や風俗嬢に興味がある層だけが見ているものですから、不特定多数が見ているSNSに比べて効率がいいのです。
それでも、あえてツイッターやインスタグラムといったSNSを利用しているのには、それなりの理由があります。
新規開拓のため
ブログなどを見てくれるのは、男性の中でもごく一部の人だけです。
それ以外の不特定多数の人に情報を発信するということは、効率は悪いに違いありませんが、それまで風俗業界と縁がなかった男性の掘り起こしを狙える可能性があります。
特に、風俗遊びに慣れていない男性が集まりやすいジャンルで働いていたり、オナクラなどのソフトな風俗店で働いている風俗嬢にとっては、この効果が大きくなることでしょう。
さらには、SMクラブをはじめとした特殊なジャンルのお店で働いているならば、そのような風俗嬢を探している男性の眼にも触れる可能性がありますから、効果があります。
お店に問題あり
お店のホームページが写メ日記を導入していない場合には、個人的にブログで発信する必要がありますが、個人のブログはお店のホームページと紐づけされていなければ、閲覧数はぐっと下がってきます。
そこで、写メ日記を利用できない風俗嬢が、SNSを活用するということもあります。
集客のため
高級店やそれに準ずるお店では、お客さんの絶対数が少なく、客単価が高いという特徴があります。
お客さんがつかない日もあるものの、お客さんが付けば一人のお客さんから何万円も稼ぐことができるのです。
このようなお店で働いている風俗嬢は、お客さんを一人捕まえることができれば大きく稼ぐことができるため、SNSでの営業も意味があります。
したがって、客単価が高ければならないほど、SNSの有効性は高まります。
逆に、激安店ではSNSで活動せずとも、お客さんが付きやすい状況にあります。
それでもSNSで営業をするのは決して無駄にはなりませんが、効果は薄くなると言ってよいでしょう。
SNSで指名を取るコツ
ツイッターやインスタグラムによって指名を獲得していくためには、自分の情報を見てもらうためにも、フォロワーを増やす必要があります。
フォロワーになってもらうことが出来なければ、自分がいくら情報を発信しても見てもらえないのですから、意味がありません。
フォロワーを増やすためには、いくつかの方法があります。
それは、「風俗嬢であることをアピールする」、「風俗関係のポジティブな内容だけを投稿する」ということです。
顔を出すことができればいいのでしょうが、事情によって顔を出せない風俗嬢のほうが多いのですから、これは必須ではありません。
しかし、首から下の写真をプロフ写真にしたり、折に触れて写メをアップすることによって、風俗嬢であることをアピールするようにしましょう。
特に、仕事の際の服装で撮影した写メを送ったり、ソープランドのような店舗型風俗店であればプレイルームで撮影するなどすれば、効果が高くなります。
ただでさえ、SNSのなかには「出会い厨」と呼ばれる、女性との絡みを目当てでやっている男性が非常に多いものです。
そして、その出会い厨たちは女性とのエッチな絡みを求めていますから、エッチな仕事をしている風俗嬢としてSNSを始めれば、フォロワーはすぐに増えることでしょう。
なにも投稿しないうちから、色々なアクションもあると思います。
それだけに、風俗とは関係のないことをつぶやいたり、愚痴をつぶやいたりしたくなりますが、それは好ましくありません。
関係ないことをつぶやく中で、自分の事を特定されることがあるかもしれません。
また、愚痴をつぶやけば、それを見て快く思わない人も多いため、フォロワーが離れて行ってしまいます。
したがって、仕事に関するポジティブな内容であるとか、自分の魅力を伝えることができ、お客さんも喜んでくれるような内容だけを投稿することが大切です。
絶対にやってはいけないのが、愚痴や悪口です。
SNSで営業しており、効果がそれほどでない風俗嬢は、愚痴や悪口を言っている傾向があります。
例えば、
「スタッフ使えねー」
「今日来た客きもかったー」
「仕事いきたくない」
「早く担当(ホスト)に会いたいな」
といったものです。
ホストに会いたいというものも、一人の特別な男性に思いを寄せているということで、フォロワーたちは「その他大勢」になるわけですから、冷めてしまいます。
風俗嬢としてアピールし、ネガティブなことを避けてポジティブなことを投稿し続けていれば、次第にフォロワーは増えていきます。
コメントは返す?
フォロワーが増えていくと、投稿に対してコメントが付くようになります。
また、ダイレクトメッセージが来ることもあるでしょう。
それに返信をすることで、その男性と友達のような感覚になるため、関係を深めていけば、いずれは指名してもらえる可能性も出てきます。
そのようにして仲良くなったお客さんが実際に指名してくれ、さらにプレイ後にツイッターで「実際に会ってみたらめっちゃ可愛かった!」とか、「楽しかった」「気持ちよかった」といった投稿をした場合には、すかさずリツイート(誰かの投稿を引用してツイートすること)しましょう。
そうすると、お客さんがどんどん増えてきます。
なぜ増えるのかと言えば、そのほかにもやり取りをしていたフォロワーが、実際に指名した男性に嫉妬するからです。
もちろん、そのような発信によって、自分が地雷ではないことが証明されたというのも大きいでしょうが、嫉妬のパワーの方が大きいと言えるでしょう。
ある程度SNSからの指名本数が増え、SNSでもそれらの人からのコメントが増えてきたならば、あえてお店に来てくれた人にだけ返信をするようにします。
そうすれば、相手をしてほしい男性が嫉妬して、指名してくれる可能性が高まります。
なお、この方法はかなり手間がかかるといえます。
ブログならば、その記事を見るだけという人が多いため、記事を書いてあとはほったらかしということもできますが、SNSになるとかなり積極的にコメントが寄せられるようになります。
日記のコメントに対してお礼するだけでも大変であることを考えると、ツイッターでこまめに返信するのはかなり大変であるといえます。
だからといって返信を怠れば、フォロワーは自分が無視されていると感じて興味を失い、離れていってしまいます。したがって、この手間に耐えられる風俗嬢、あるいは自分なりのスタンスでうまく対応できる風俗嬢でなければ、SNSによる営業は中々うまくいきません。
身バレには気を付けよう
SNSで営業する際に気を付けたいことは、何といっても身バレです。
例えばツイッターをやる時に、主にプライベートな関係の人とつながっているアカウント(本垢)と、風俗嬢として知人・友人には教えずやっているアカウント(裏垢)を分けるのが普通ですが、うっかりミスや酔っぱらっての投稿によって、本垢と裏垢を間違ってしまい裏垢のフォロワーに個人情報を知られてしまう、あるいは本垢の友人・知人に風俗嬢であることがバレてしまうといったミスがよくあります。
また、本人は気づかないうちに、風俗嬢用のSNSとFacebookが連動されてバレてしまった、電話番号を登録したら本垢のフォロワーに通知が言ってしまったなどのミスもよく見られるため、慎重になりたいものです。
このほか、位置情報オンの状態でツイートしてしまった結果、自分の生活圏がバレてしまうことがあります。
自宅がバレる危険があるのは勿論のこと、学生風俗嬢ならば学校がバレることがあるため、このミスはかなり危険です。
このほか、チェックイン情報をもとにストーカーをされたというミスもあるので、気を付けてください。
SNSは、年々便利になってきています。
しかしこれは、例えばツイッターに写メを投稿したら場所が表示されるなど、普通に利用している人にとっては友人により詳しい情報を発信できて便利、といった性質のものです。
隠れて使いたいと思っている人にとっては、詳しければ詳しいほど不便になるのは必定で、思わぬ落とし穴にはまって面倒なことになってしまうこともあります。
したがって、SNSを利用する際には、これらのミスをしないように十分に注意してください。