風俗店で働く際には、一般のアルバイトと同じように面接が行われます。
面接では、一般の仕事と同じように、個人情報や勤務にあたっての条件などを聞かれますが、それ以外に風俗店特有の質問も行われます。
特に、面接の結果、採用を前提に話を進めていくことになれば、ホームページに掲載するプロフィールを作成するために、プライベートなことを聞かれることがあります。
風俗嬢の経験がない女性ならば、かなりプライベートなことまで聞かれるため、不安に思うこともあるでしょう。
本稿で事前に知識をつけておくと、不安が軽減されると思います。
採用が決まると、プライベートなことを聞かれる
風俗店の面接では、一般のアルバイトの面接と同じように、名前、住所、電話番号といった個人情報を聞かれます。
また、応募の動機、いくらくらい稼ぎたいか、どのような勤務を希望しているかといったことも聞かれます。
それらを通して、お店が採用してもいいと判断した場合、いつから働けるか、体験入店はいつにするかなど、具体的な話に進んでいきます。
このとき、個人的な趣味や性格、好きな男性のタイプなど、かなりプライベートなことまで聞かれることがあります。
このようなことを聞かれるのは、普通の仕事ではありえないことです。
そのため、風俗未経験の女性は不安になることも多いのですが、お店によこしまな気持ちがあるわけではありません。
入店を前提に話を進めていくにあたって、お店はホームページに女性のプロフィールを載せ、新人の入店を告知したいと考えます。
そのため、プロフィールに記載するための情報を聞いていくのです。
したがって、お店の質問に正直に答えても良いのですが、少しでも身バレを防ぐため、そしてお客さんがプロフィールを見たときに良い印象につながるように、以下のように気を付けて答えていくとスムーズです。
好きな食べ物は?
好きな食べ物は人それぞれでしょうが、珍しい食べ物が好きな場合には身バレの恐れがありますし、お客さんから見て引いてしまうような回答は好ましくありません。
例えば、ガッツリ系のものが好きと言えば、「プロフ写真はスタイルいいけど、本当は太っているんじゃないかな」と思われるかもしれませんし、食べ物によっては「口臭がきつそう」「おっさんくさい」などと思われてしまうこともあります。
本当に好きなものはひとまず置いておいて、いちごやキウイ、ケーキなど、女の子っぽいと思われる食べ物を答えておいたほうが無難です。
趣味は?
趣味についても、特殊な趣味を持っていれば身バレにつながりますし、お客さんから引かれる可能性があります。
お店のコンセプト的に好ましくないものもあるでしょう。
例えば、ジムに通うのが趣味である場合、それが好ましいかどうか、お店のコンセプトによって左右されます。
スタイルの良い風俗嬢が多く、それを売りにしているお店ならば、ジム通いという趣味はお客さんに好印象でしょう。
また、シュッとしたS系の風俗嬢を売りにしているお店でも、ジム通いは好印象です。
しかし、かわいい女の子のイメージを売り出しているお店ならば、ジム通いはあまり好印象ではないかもしれません。
ぽっちゃり系の女性が多いお店でも同様です。
自分の趣味が、お店のコンセプトに合っているかどうかわからない場合には、料理や読書、映画鑑賞や音楽鑑賞、カフェでおしゃべりやショッピングなどの無難な趣味、女性に多そうな趣味を答えるようにしましょう。
休日の過ごし方は?
これも、趣味と同じように考えていいでしょう。
身バレしそうなことは言わず、お店のコンセプトに合いそうな内容を答えます。
例えば、料理の勉強をしています、友達と買い物にでかけます、カフェ巡りをしていますなど、身バレにつながることなく、女性らしい印象を与える答えを用意しておきましょう。
性格は?
性格も、お店のコンセプトによって変えていくことが大切です。
性格は簡単に変えられないため、自分と違う性格をプロフィールに載せると、実際に会ったお客さんから「全然違うじゃん」と思われそうで怖いと感じる人もいると思います。
しかし、プロフィールに本来の自分とは異なる性格を書いたとしても、お客さんは「まだ緊張して、本当の性格が出せないのかな」などと感じることも多いため、あまり問題ありません。
また、そのお店の客層に合わない性格をプロフィールに載せていれば、稼ぎに影響してくるため、コンセプトを意識して答える必要があります。
例えば、サバサバしていて、物静かな女性はカッコいいイメージがあります。
自分がサバサバ系の性格であったとして、お店のコンセプトがこのような性格の女性を売りにしている場合には、そのまま回答して問題ありません。
しかし、おっとりしている女性や、天然で明るい女性が好まれるお店も多いです。
その場合には、「あまり小さなことにはこだわらない性格です」「明るいと言われます」「天然かもしれません」などと答えましょう。
これによって、お客さんは一緒にいて楽しそうな性格だと思い、指名される可能性がアップします。
チャームポイントは?
これは何でも構いません。
しかし、自分にはないチャームポイントを設定してしまうと、実際に会ったときにお客さんは騙されたと感じてしまうため、嘘のないチャームポイントを答える必要があります。
とはいえ、できるだけ身バレを防ぐためには、あまりにも個性的なチャームポイントは避けるべきです。
そこで、自分のカラダで自信がある部分を、チャームポイントとして答えておくのが良いでしょう。
お尻、胸、くびれのラインなどであれば、裸を見たことがある人でなければ知らないため、身バレにはつながりません。
また、お客さんがそこに魅力を感じて、指名につながる可能性も高いです。
それ以外にも、髪、色白な肌、笑顔、唇、目、脚などをチャームポイントとして答えておけば、それだけで身バレにつながることは少ないため、設定としてはおすすめです。
好きな男性のタイプは?
このようなことを聞かれることを不思議に思うかもしれませんが、意外と重要な項目です。
というのも、男性はだれしも、接する女性から好かれたいと思うものだからです。
特に、お客さんは風俗嬢と裸の関係になるわけですから、そこで自分が好かれるかどうかによって、プレイの濃密さも変わってきますし、ほかのお客さんよりも特別なサービスをしてくれるかもしれないと考えます。
したがって、そのお店に多いタイプのお客さんを「好きな男性のタイプ」として挙げておくのがポイントです。
面白くて男らしいイケメンが好きという女性は多いと思います。
しかし、そのような男性はモテるため、風俗を利用することも少なく、お店の主要な客層に「面白い、男らしいイケメン」がいるとは思えません。
どちらかというと、「コミュニケーション能力が低く、男らしいとも思えない、ブサメン」が来る可能性のほうが高いです。
したがって、自分の本当のタイプを答えるのではなく、「優しい人が好きです」「一緒にいて楽しい人が好きです」など、無難なことを答えておきましょう。
これによって、お客さんがプロフィールを見たとき、「俺はだめそうだな」と思うことは少なくなります。
また、お店のコンセプトから考えることも重要です。
M系の男性をターゲットにしているお店で、「Sな男性がタイプです」と答えれば、お客さんに避けられてしまいます。
そのようなお店では、「Mっぽい男性が好きです」「甘えてくれる男性がタイプです」などと答えておきましょう。
嫌いな男性のタイプは?
これも、好きな男性のタイプを答える場合と同じように考えます。
お店の客層やコンセプトに合わせて答えることが大切です。
風俗に来る男性には、女性とのコミュニケーションに不安を抱いている人も多いです。
それなのに、「一緒にいて楽しくない男性は嫌いです」「おしゃべりが下手な男性は苦手です」などと書けば、お客さんは委縮してしまいます。
逆に、「肉食すぎるのは苦手です」などと答えておけば、内気な男性でも気軽に指名してくれることが多くなります。
もちろん、無難な答えにしておくのもおすすめです。
不潔な人や乱暴な人が好きな女性はいないでしょうから、「乱暴な人は嫌いです」「不潔な人は苦手です」などと答えておいても、そこに違和感をもって、指名する・しないを変えてしまうお客さんは少ないです。
まとめ
本稿でお伝えした通り、プロフィール設定のカギは、「お客さんが夢を見られるかどうか」です。
もちろん、内容は業種やお店によって異なりますが、基本的にはそのように考えて間違いありません。
正直に答えすぎても、極端な嘘をついても、お客さんは夢を見ることはできません。
ある程度は現実的な内容に設定しつつ、夢が見られる嘘も入れておくと、とても魅力的なプロフィールが完成すると思います。
プロフィール設定に関する質問に答えるときには、お客さん目線で考えて答えみてください。