セクキャバとは、セクシーキャバクラの略であり、性的な要素のあるキャバクラのことです。
一般的なキャバクラは、原則的におさわりが禁止なのですが、セクシーキャバクラではお店ごとのルールに従い、性的なサービスも行っています。
もっとも、性的なサービスといっても、一般的な風俗店に比べればはるかにソフトであるため、風俗未経験の女性にもお勧めできます。
本稿では、セクキャバとはどんなところか、基本的な解説をしていきます。
セクキャバって何？
セクキャバとは、セクシーキャバクラの略称です。
サービス内容が非常にソフトであることから、風俗未経験の女性にもお勧めの風俗ジャンルとして知られています。
セクキャバは、名前からも分かる通り、キャバクラ的な要素を持っています。
しかし、普通のキャバクラはおさわり禁止であり、ボディタッチと言っても手をつないだり、膝に手を置いたり、肩に手を回したりするくらいのもので、性的な要素はありません。
これに対してセクキャバは、おさわりOKのキャバクラと考えるとイメージしやすいでしょう。
キャバクラのようにお酒を飲みながら会話を楽しみ、さらにお客さんからのタッチがあることが前提となっています。
もっとも、風俗ジャンルの一つでありながら、一般的な風俗店よりもかなりソフトであることも特徴です。
普通の風俗店では、お客さんを射精させることが最終的な目的となります。
しかし、セクキャバではお客さんを射精させることはサービスには含まれていません。
同じくソフトドリンクなどを飲みながら、隣に女の子が座ってサービスするピンクサロンと混同されることもありますが、ピンクサロンは抜きあり、セクキャバは抜きなしというのが大きな違いです。
風俗嬢になるにあたり、未経験の女性はお客さんを射精させることに抵抗があったり、きちんと射精させられるか不安になることも多いものです。
しかし、セクキャバは抜きがないため、未経験でも安心して働くことができます。
セクキャバのタッチって？
ただし、同じセクキャバでもお店によってソフト・ハードの違いがあります。
ソフトなセクキャバでは、軽くタッチをするだけということもありますが、ハードなお店ではディープキスや下半身へのタッチもOKとしている場合があります。
一般的には、フレンチキスや胸へのタッチ、胸舐めなどがあり、下半身は下着を見せるだけということが多いです。
そのため、セクキャバは服装でも普通のキャバクラとは異なります。
普通のキャバクラのようなドレスを着ることもあるのですが、お店のコンセプトによってはセーラー服を着たり、ナース服を着たりするのです。
また、下着姿で接客することもあり、このようなセクキャバは特に「ランパブ（ランジェリーパブ）」と言います。
したがって、ソフトであることを理由にセクキャバを選ぶならば、お店が許しているタッチの範囲は自分が許せる範囲内なのかということを、しっかりとチェックする必要があるでしょう。
最近の傾向で言えば、ソフトなお店が増えている印象があります。
胸を出して触られるだけで、キスや下半身へのタッチはなく、胸を舐められることもなく、お客さんへのタッチもないようなお店です。
いわゆるオッパブのようなお店ですが、オッパブではサービスタイムだけ胸におさわりできるのに対し、セクキャバは常時おさわりできるという違いがあります。
セクキャバの稼ぎ
お金が欲しいという理由で夜の仕事に就く女性の中には、キャバクラで働いてみたものの、営業がうまくいかずに稼げなかったという人も多いです。
そのような女性は、営業をしなくてもよい風俗嬢を考えるのですが、サービス内容に躊躇してしまうこともあります。
この場合、キャバクラよりハードで風俗よりソフトなセクキャバを検討してみると、自分に合った働き方ができるかもしれません。
セクキャバはキャバクラに似ているとはいえ、キャバクラのような営業は必要ありませんし、同伴やアフターの必要もありません。
勤務時間外にお客さんとこまめにメールをし、指名を獲得していく必要もありません。
それでいて、キャバクラよりも稼ぎやすいのがセクキャバです。
時給の相場は安くて3000円程度、高くて8000円程度、最も多いのは5000円程度となっています。
時給5000円と言えば、歌舞伎町のキャバクラの時給と同じくらいであり、非常に高いことが分かるでしょう。
時給に開きがありますが、これは在籍する女性のクオリティに左右されるほか、サービス内容がハードなほど給料が上がります。
また、指名率が高いほど時給も上がったり、ドリンクバックが設定されていたりと、キャバクラのような側面も持っています。
指名をたくさん取れば、非常に高い時給で稼ぐことも可能です。
こんなデメリットが
風俗嬢になるにあたっては、風俗嬢ならではのデメリットを知っておく必要があります。
本番を強要される、性病のリスクがある、盗撮の恐れがあるなどです。
しかしセクキャバでは、一般的な風俗店とは異なるデメリットを抱えています。
お酒を飲む
一般的な風俗店とは異なり、セクキャバではお酒を飲みながら接客します。
全く飲めない女性は、ソフトドリンクを飲みながら接客することもできるのですが、やはりキャバクラ的な要素があるため、お客さんとお酒を飲んで盛り上がれる女性の方が人気は出やすいですし、ドリンクバックでも稼ぐことができます。
全く飲めない、あるいは少しで酔っ払ってしまう女性は、その点で不利です。
また、お酒を飲める女性でも、出勤のたびにお酒を飲みますから、健康面でもデメリットがあります。
休みの日は休肝日にしたり、肝臓に良い食べ物を意識したり、日常生活から健康面に気を付けたいものです。
このほか、酒癖があまり良くないお客さんも当然います。
この時、プロのキャバ嬢ならばお客さんをうまく転がすこともできますが、セクキャバの女性は接客のプロではありませんから、厄介な絡みに疲れてしまうこともあります。
キャバクラとは異なる
キャバクラ感覚でセクキャバに入ると、「こんなはずじゃなかった」と感じる女性もいます。
というのも、近年ではキャバ嬢にあこがれる女性が多く、高級キャバクラのようなゴージャスな空間で、たくさんの男性にちやほやされる、キラキラした部分にあこがれているからです。
しかし、セクキャバはキャバクラとは異なります。
高級キャバクラのようなゴージャスな雰囲気はありませんし、お客さんもちやほやしてくれることは少ないです。
これは、お店のゴージャスな雰囲気や、キャバ嬢のキラキラした雰囲気が売りなのではなく、セクキャバでは女性の性が売りになっているからです。
これは、キャバクラと大きく異なる点であり、人によっては期待外れに思えることもあるかもしれません。
働ける時間が短い
セクキャバは基本的に午前0時、遅くとも午前1時までには閉店するのが普通です。
普通のキャバクラと同じく、開店も20時くらいが普通です。
したがって、長時間働くことは難しく、その意味では稼ぎにくいといえます。
他の風俗ジャンルを見てみると、店舗型風俗店では、午前中から0時までの営業、デリヘルなどの派遣型では24時間営業が普通です。
それと比較した時、セクキャバでは働く時間が限られ、稼ぎにくくなります。
まとめ
本稿で述べた通り、セクキャバはキャバクラよりハードで、風俗店よりソフトなお店です。
お客さんからタッチされることはありますが、抜きはサービスに含まれていないのです。
このことから、ソフトな働き方を希望している女性に向いているといえます。
また、普通の風俗店では、お客さんに接客しない限り給料は発生しませんが、セクキャバは時給制なので出勤して働いただけもらうことができます。
したがって、風俗店で稼げなかった女性も、セクキャバに移ることで稼げるケースもありますから、そのような女性も検討してみると良いでしょう。
