風俗店の面接は、普通のアルバイトのように、お店に行って面接を受けるだけではなく、写メによって面接を受けられる「写メ面接」というものがあります。
写メを撮って送れば合否が分かるため、時間も交通費もかけずに面接を受けることができ、非常に便利です。
本稿では、写メ面接の概要と、合格するための写メの撮り方を解説していきます。
写メ面接の仕組み
写メ面接とは、風俗店やキャバクラ店などが採用している面接方法の一つであり、働きたいお店に写メを送るだけで面接を受けられるというものです。
そのお店の遠方に住んでいる場合には、面接に行くだけでも大変です。
せっかく面接を受けに行っても、合格できなければ交通費が赤字になります。
そこで、出張面接をしてくれるお店や、写メ面接をしてくれるお店に面接をお願いすることになります。
もっとも、写メ面接は仮の面接になります。
写メを見て、働ける容姿であるかどうか、お店のコンセプトに合った容姿であるかどうかなどを判断し、良いと思えば本面接となります。
容姿的に好ましくなければ、写メ面接の時点で断られますが、写メ面接で良いと分かれば高い確率で採用されます。
写メ面接の流れ
写メ面接の流れは単純明快です。
まず、風俗店の求人サイトをみて、「写メ面接OK」と書かれているお店をいくつか探します。
応募するお店を決めたら、自分の写メを自撮りし、お店のフォームから送信し、面接結果を聞く、これだけです。
この簡単さこそ、写メ面接の最大の魅力と言ってよいでしょう。
特に、地方から都市部に出て働きたいと考えている女性などは、簡単に面接を受けられるのは非常に便利です。
出稼ぎの風俗嬢を採用しているお店では、写メ面接を取り入れているケースが特に多いです。
写メ面接のメリット
では、写メ面接のメリットを見ていきましょう。
流れが簡単
上記の通り、写メ面接は流れが簡単です。
手間もかかりません。
普通のアルバイトの面接では、面接の申し込みをして、履歴書を丁寧に書いて、店舗まで行って面接して、数日後に合否を聞くことになります。
お店の都合の良い面接時間に合わせる必要もありますから、その意味での面倒くささもあります。
しかし、写メ面接では、写メを撮って送るだけで合否が分かります。
お店としても、容姿的に採用できない女性が面接を申し込んできて、それに対応するのは手間のかかることですが、写メ面接ならば容姿的な要素によって足切りできるため、業務の効率化につながります。
不採用でも損しない
普通の面接なら、お店まで出向いて面接を受けますから、時間も交通費も使います。
時間とお金をかけて面接を受け、不採用になれば落ち込むこともあります。
しかし、写メ面接は簡単ですから、出向いて面接を受けるよりもライトな感覚で面接を受けることができます。
それだけに、不採用になってもそれほど気になりません。
多数をこなせる
不採用になっても気になりませんし、簡単に応募できますから、色々なお店にアタックすることも可能です。
普通の面接ならば、お店に出向きますから、頻繁に面接を受けに行くことはできません。
しかし、写メ面接ならばパッと写メを送って合否を確認し、駄目ならまた次のお店に送って・・・としていくうちに、採用してくれるお店を見つけることができます。
もっとも、ほとんどのお店では、風俗嬢をいつでも歓迎しているものですから、写メの撮り方や容姿にかなり問題がある場合などを除けば、写メ面接で落とされることもないでしょう。
写メ面接のデメリット
もちろん、写メ面接にもいくらかのデメリットがあります。
写メの撮り方が下手だと損をする
写メの撮り方が下手だと、実際の容姿よりも魅力が落ちてしまうかもしれません。
それによって不採用になってしまうこともありますから、写メの撮り方が下手な人は損です。
しかし、角度や照明などを工夫しながら写メを何枚か撮るうちに、実物に近い写メを取ることができると思います。
内面が判断されない
風俗嬢は、容姿も売りになる仕事ですから、容姿があまりに悪かったり、お店のコンセプトからずれていたりすれば売れません。
そこである程度判断されてしまうのは仕方のないことです。
しかし、容姿が非常に優れているというわけではなくとも、性格が良い、丁寧に接客できる、努力家であるなど、内面の充実によっていくらでも売れる可能性はあります。
写メ面接では、この内面を評価することができず、容姿だけで落とされてしまうことがデメリットです。
面接用の写メはこう撮る
写メ面接では、顔写メと下着姿の全身の写メを撮影して送ります。
この時、当然のことですが、本人の写メでなければなりません。
写メ面接で通過してしまえば、実際には違う顔でも働けるだろうと考えて、他人の写メを送る人がたまにいるのですが、それはいけません。
お店はその写メの女性が来ると思っているのに、他人が来れば断ることになります。
また、最近は実物よりも盛って撮れるアプリがたくさんありますが、そのようなものを利用するのもNGです。
お店は、あくまでも実物の写メを見たいと思っているのですから、盛った写メを送っても採用にはなりません。
同様の理由から、以前働いていた風俗店のプロフィール写真を送るのもNGです。
プロフィール写真の多くは加工されていることをお店ならば知っています。
プリクラもNGです。
たしかに可愛く撮れますが、顔もスタイルもかなり変わってしまうからです。
顔写真を取る際には、正面から撮ってください。
この時、少しでも可愛く撮ろうとしてピースしたり、ウインクしたり、顔に手を当てたり、ポーズをとったりするのはNGです。
普段の顔を普通に撮りましょう(もちろん、メイクはばっちりで構いません)。
全身の写真は、つま先から頭のてっぺんまで入るようにします。
お店では、タトゥーがある、体にキズがあるかなども見たいと考えますから、一部だけ隠れていればそこを気にします。
もちろん、マッサージによってむくみを取ってから撮影するなどの工夫はOKです。
お店に行ってから不合格になった?
普通に写メを送って採用になれば、その後に身分証明書や勤務条件の確認のために面談を行います。
中には、お店に行ってから不合格になったという人もいます。
面談の際の態度によって落とされたり、内面によって落とされたりすることがあるのです。
写メ面接で受かったから大丈夫だとタカをくくり、大幅に遅刻をしてしまったり、接客業に向いていないと思われる言葉遣いが多かったり、人間性に疑いを抱かせることが分かれば不採用になる可能性があります。
風俗店では、お客さんの満足度が重要です。
内面に問題がある女性を雇って接客させ、お客さんに不快な思いをさせると、これまでの常連客が離れていくかもしれませんし、せっかくの新規客がリピーターになってくれなくなります。
このような理由で、内面をみて不採用とすることがありますから、そうならないようにしっかりと面談するように心がけましょう。
まとめ
お店から遠くに住む女性にとって、写メ面接はとても便利なシステムです。
写メ面接を受けるならば、実物と同じ写メを撮って送り、合格通知を受けた後の面接でも真面目な態度を見せることが大切です。
女の子ですから、少しでも可愛く写りたいでしょうし、盛りたい気持ちも分かりますが、ありのままの写メを送るようにしましょう。