風俗嬢はどんな理由で引退しているの?

風俗嬢は、いつまででも続けられる仕事ではありませんから、いつかは引退することになります。

風俗嬢たちが引退するときは、どのような理由から引退を決意することになるのでしょうか。

本稿では、風俗嬢たちが引退する様々な理由を解説していきます。

風俗嬢に定年はない

風俗嬢引退

風俗嬢という仕事は、風俗店に正社員として勤務するものではなく、アルバイトとして働くものです。

また、特殊な労働条件や環境のなかで働くため、「雇用されている」という実感をもって働いている風俗嬢は少なく、どちらかというと短期アルバイトのようなとらえ方をしがちです。

だからこそ、お店が風俗嬢に対して固定的な出勤を求めることはありませんし、風俗嬢がお店に対して雇用形態の改善を求めることはなく、「いやなら別のお店に行けばいいや」という感じです。

風俗嬢引退

もちろん、退職しても退職金がもらえるわけではなく、当然ながら定年退職というものもありません。

定年退職がないということは、基本的には風俗嬢自身が引退を決意して風俗業界を去ることになります。

これは、1日しか働いていない風俗嬢でも、10年以上働いている風俗嬢でも同じことです。

となると、気になるのは彼女たちが引退する理由は何なのか?ということです。

ハッピーな引退

風俗嬢引退

引退の理由の中でも多いのは、風俗によってお金を稼ぐ必要がなくなったというものです。

風俗嬢になる理由として最も多いのは、何らかの目的のためにお金を貯めたい、借金を返済しなければならないなどの経済的な理由ですから、お金が貯まったり借金を返済し終えたりした場合には、引退しても何ら問題ないのです。

風俗嬢という仕事を続けるための最も大きなモチベーションの源泉は、やっぱりお金です。

お金をできるだけ効率よく、たくさん稼ぐために風俗嬢になったのであれば、風俗嬢を続ける理由はなくなり、引退となります。

具体的には、

風俗嬢引退

  • 借金を返済し終えた
  • 留学のための費用が貯まった
  • 資格取得のための学費が貯まった
  • ネイルサロン開店のための費用が貯まった
  • 子供の学費が貯まった
  • ハマっていたホストと縁が切れてお金が必要なくなった

などというもので、これらの目標を達成したから引退するというのはよく聞く話です。

風俗嬢引退

目標を達成して引退するのですから、ハッピーな引退といっていいでしょう。

ホストと縁が切れたというケースにしても、マイナスからの出発がプラスマイナスゼロの状態に戻って引退するのですから、それなりにハッピーであるといえます。

アンハッピーな引退

風俗嬢引退

その一方で、アンハッピーな引退を迎える風俗嬢もいます。

多いのは、病気によって引退せざるを得なくなるというケースです。

 

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性感染症と引退

風俗嬢引退

風俗嬢は、不特定多数のお客さんと性行為をする仕事です。

そして、そのお客さんも不特定多数の風俗嬢あるいは一般女性と性行為をしている可能性が高いため、風俗嬢は性感染症のリスクが高い仕事なのです。

そのため、風俗嬢たちは性感染症をかなり警戒しています。

しかし、風俗嬢が警戒していても、性感染症を持ったお客さんの指名を拒否することは難しいものです。

風俗嬢引退

したがって、風俗嬢が性感染症にかかってしまうことはよくあります。

性感染症そのものは、病院にかかることで完治することが多いものです。

しかし、病院にかかっているうちは出勤できずにお金を稼げなかったり、完治して再び働き始めても性感染症のリスクは常に付きまといます。

このため、一度性感染症にかかってしまった風俗嬢は、「これがもしエイズなどの治らない性感染症だったら・・・」と考え、怖くなって引退することがあります。

性感染症を理由に引退した元風俗嬢は、こんな風に語っています。

風俗嬢引退

風俗嬢を始めるときは、性感染症は全然怖くなかったです。そんなにリスクがあるとは思ってませんでした。

でも、実際にかかってみると怖くなったんです。十分注意してたのに、簡単に移されるんだって。

そしたら怖くなって、仕事に復帰できなくなりました

風俗嬢引退

では、風俗嬢はどのようにして性感染症から自分の身を守ればよいのでしょうか。

これは残念ながら、有効な手段があまりありません。

挙げられる手段としては、

風俗嬢引退

  • 非本番系風俗ならば、絶対に本番はしない。素股の時も必ずゴムをする。
  • 本番系風俗でも、本番の時には必ずゴムをつける。
  • 異臭がするなどおかしいと感じた場合には、男性器をイソジンで洗ってみる。
    その際にお客さんが痛がれば性感染症を持っている可能性が高いので、生フェラもできるだけ避け、手コキその他のプレイで対応する。
  • プレイの後にはしっかりとイソジンでうがいをして消毒する。

などでしょう。

性感染症は、風俗嬢が気を付けてもリスクをゼロにできませんが、ゼロに近づけることはできます。

精神疾患と引退

風俗嬢引退

また、風俗嬢に身近な病気は性感染症だけではありません。

精神疾患もかなり身近な病気で、うつ病やパニック障害などの精神疾患にかかってしまう風俗嬢もたくさんいます。

このように書くと、「それは風俗嬢になったから精神疾患になったんじゃなくて、もともと精神疾患を持っていた女性が風俗嬢になっただけじゃないの?」という意見も上がります。

確かに、一昔前ならば、精神疾患を理由に普通の仕事ができない女性が、風俗嬢として生計を立てることはよくありました。

しかし、最近では風俗嬢になりたい女性が多くなり、心身ともに健全な女性がたくさん応募してくるようになりました。

風俗嬢引退

そうなると、風俗店としてはわざわざ精神疾患を持った女性を雇う必要はなくなります。

うつ病や不眠症、パニック障害を持った女性を雇うことは、お店にとってはリスクでしかありません。

不眠症で眠れないから元気がなく肌の状態も悪い、うつ病で顔に生気がないなどといった女性は風俗嬢としての価値が下がりますし、パニック障害を持った風俗嬢が仕事中にパニックを起こせばお客さんがお店から離れることになるかもしれません。

だから、お店はもともと精神疾患を持っている女性を風俗嬢として雇うことは基本的にありません。

風俗嬢引退

しかし、風俗嬢になってから精神疾患を抱える女性はたくさんいます。

症状が軽いうちは働き続けることができるでしょうが、症状が重くなれば引退せざるを得なくなります。

精神疾患によって引退した元風俗嬢の話を見てみましょう。

風俗嬢引退

風俗嬢を始めた理由はお金でした。でも、しばらくしてからパニック障害を発症しました。

お客さんに乱暴にされたのがトラウマになって、出勤時間になるとパニックになってお店に行けなくなったんです。

何回か短期の入院もしましたし、お店を休んで治療に専念したんですけど、治りませんでした。

お医者さんからは仕事が原因だっていわれて、ドクターストップがかかって辞めました。

お金が必要だったから続けたかったんですけど、出勤できないんじゃどうしようもなかったです。

もし無理に出勤しても、まともな接客はできなかったでしょうしね

風俗嬢引退

精神疾患に関しては、一度ハマるとなかなか改善しない恐ろしさがありますから、少し丁寧に書いておきましょう。

精神疾患のリスクを下げるためには、とにかくストレスをためないことと、ストレスフリーな仕事を心がけることです。

一番いいのは、仕事を楽しむ心構えを持つことです。

これは、風俗嬢に限らずあらゆる仕事に通じることでしょう。

風俗嬢引退

現在のみずほフィナンシャルグループや明治安田生命を作った実業家の安田善次郎も、仕事は道楽化するに限るといっています。

そのためのコツは、「努力をして仕事を頑張った後にはこんな利益がある、こんな楽しみがある」と考えながら仕事をすることです。

例えば、目標を持つことが有効です。

「風俗嬢を頑張ってお金を貯めて、〇万円たまったら大学に通う」と決めたならばどうでしょうか。

風俗嬢引退

大学のパンフレットを見たり、通帳の預金残高を見たりすることによって、目標に近づいている実感を得ることができますから、仕事が楽しくなるでしょう。

接客の際にも、目の前のお客さんをさばくことで、確実に目標に近づいていくわけです。

このような明確な目標がない場合には、楽しみを持つのがいいでしょう。

例えば、週に1回エステに通う、数か月に一回国内旅行をするなど、なんでもいいのです。

風俗嬢引退

仕事を頑張らなければそれらはお預けですが、頑張ればご褒美として楽しむことができます。

このような楽しみがなければ、何の期待もなく働くことになり、大変なストレスを抱えることになります。

しかし、何らかの楽しみがあれば、ストレスを抱えにくい状態で働くことができますし、ストレス発散の機会も作ることができます。

このようなことはとても大事です。

風俗嬢引退

かくいう私も、一時期あるトラブルから、どれだけ働いても一文の収入も得られない時期がありました。

生活は極限まで厳しくなりましたが、働かなければならない状況でした。

働いてもどうにもならない、しかし働かなければならない、そんな状況では何の目標も楽しみもなく働くことになりましたから、それはそれは大変なものでした。

かろうじて、「これはお釈迦様がやったような一種の苦行と捉えよう。数年のうちに抜け出すチャンスもあるだろう。抜け出したら、絶対にパワーアップしているはずだ!」という期待を持つことで正気を保つことができていました。

風俗嬢引退

風俗嬢という仕事自体が楽しくてたまらないならば、仕事一筋もいいと思います。

しかし、そうでなければ意識の持ち方を工夫することによって、精神疾患にやられないようにしなければなりません。

精神疾患というものは、多くの場合「気づいたらなっていた」というものです。

うつ病やパニック障害にかかる予兆などないのです。

皆さんも、精神疾患には十分気を付けてほしいと思います。

 

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その他の病気

風俗嬢引退

その他の病気によって引退する風俗嬢もいます。

たとえば、15年以上にわたって風俗嬢を続けていたある女性は、乳がんによって引退することになりました。

15年も働き続けていたのですから、彼女にとって風俗嬢はかなり合っていたのでしょう。

幸い重い性感染症にかかることもなく、精神も至って正常でした。

しかし、彼女はあるとき乳がんになってしまいました。

風俗嬢引退

がん細胞を部分切除することができなかったため、右の乳房を全部切除することになりました。

風俗嬢にとって、胸は必須のパーツなのですから、これを切除されてしまえば働き続けることはほぼ不可能となります。

彼女は、以下のように語っています。

風俗嬢引退

まだ風俗嬢やりたかったです。

やりきって引退したわけじゃないから、ものすごく悔しかったです。

始めたころは『いやならやめればいいや』『いつでもやめればいいや』って感じで始めたのに、こんなに未練が残るとは思ってなかったです。

乳房の再建手術をして風俗に戻ろうって思ったこともありましたけど、手術の後がグロいから多分無理だと思ってやめました。

今はアルバイトやってますけど、頑張っても月に15万円くらいしか稼げなくと、風俗とは比べ物にならないくらい辛いです。

これからどうやって生きていけばいいのかわからなくて不安です

風俗嬢引退

もちろん、乳がん以外の病気でも、引退のきっかけになることがあります。

切開手術をすると、それが胸などの風俗嬢として売りになる部分ではなかったとしても、やはり気にするお客さんはいるものです。

リストカット跡や手術跡といった傷があると、どうしても風俗嬢としての商品価値は下がってしまいます。

ですから、様々な病気によって傷跡が残り、お客さんが付きにくくなって引退したという風俗嬢はそれなりにいるものです。

彼氏ができて引退

風俗嬢引退

病気以外の引退の理由として、彼氏ができたために引退をするという風俗嬢もよくいます。

といっても、これはあくまでも一般男性を付き合った場合に見られるケースです。

風俗嬢の中にはお店のスタッフや店長と付き合ってしまう人も多いのですが、この場合には引退の理由にはなりません。

むしろ、スタッフや店長が意図的に恋愛をはぐくみ、お店のためにもっと貢献させようとすることも多いのです。

風俗嬢引退

多くの風俗嬢が引退を決意するのは、上述の通り一般男性と付き合った場合です。

特に、お客さんと付き合い始めたときには、彼氏は彼女が風俗嬢であることを知っているわけで、自分の彼女がいろいろな男性と性的な関係を持っていることを知っていることになります。

そのため、辞めてほしいと懇願されることが多いようです。

彼氏ができたことで引退した元風俗嬢の話を見てみましょう。

風俗嬢引退

今の彼氏はもともとお客さんだったんです。

付き合いだしてから、彼氏が辞めてほしがってるのがわかったし、なんだか風俗嬢を続けるのも悪い気がして、辞めました。

彼氏としては、やっぱり私のことを独占したいでしょうからね

復帰する風俗嬢たち

風俗嬢引退

上記のように、風俗嬢が引退する理由は様々です。

しかし、一度引退した風俗嬢が復帰することが多いのも、風俗業界の特徴です。

復帰の理由はいろいろですが、例えば以下のようなものです。

風俗嬢引退

  • 風俗嬢をやめて一般の仕事に転職したものの、収入が大きく減り、生活レベルを落とせずに復帰する
  • 風俗嬢をやめて就職活動をしたものの、就職が全然決まらずに復帰する
  • 風俗嬢をやめて一般の仕事に転職したものの、リストラによって職を失って復帰する

病気を理由として辞めている女性が風俗嬢に復帰することはできませんが、お金が貯まって辞めた風俗嬢は、再びお金を必要とすれば簡単に風俗嬢に復帰するでしょう。

風俗嬢引退

また、彼氏ができて辞めた風俗嬢も、彼氏と別れたならば復帰する可能性が高くなります。

このように、風俗嬢が復帰するケースは非常に多いのです。

もちろん、風俗嬢として培った接客技術を生かし、一般の会社に就職して好成績を残し、出世し、立派になっていく女性もたくさんいます。

 

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お店を辞めて個人営業をする風俗嬢

風俗嬢引退

このほか、一度風俗嬢を辞めた女性がまた風俗店に復帰することのほかに、風俗店を辞めた後に個人営業を続けるケースもあります。

つまり、現役時代のお客さんと個人的に関係を続けるというケースです。

肉体関係を持たずに関係を続けることもあるようですが、金銭のやり取りをして肉体関係を持つことも多いといいます。

個人営業をしている風俗嬢は、以下のように語っています。

風俗嬢引退

もう風俗嬢として復帰するつもりはありません。

でも、個人営業で3人のお客さんと付き合ってて、月に1回ずつ会ってます。

1人で5万だから、月に15万円は稼いでますよ。

お客さんが来てくれるうちは続けようと思っています

風俗嬢引退

ソープのころのお客さんなんですけど、1人だけ今でも関係が続いてます。

一緒にデートして、ご飯食べて、エッチする感じですね。

その都度5万円もらってます。

私、今は普通の会社員やってますから、生活には困ってないんです。

それに、そのお客さんのことが好きなわけでもないし、相性がいいわけでもないんですけど・・・。

でも、なぜかそのお客さんとだけは連絡が途切れなくて、今でも続いてる感じですね

現役時代のお客さんと今でも会ってますよ。

会うときは朝から夜まで一緒に過ごして、10万円もらいます。

現役時代にもそんな風に指名してくれてたので、現役時代と同じギャラって感じです。

お店と折半しないから、10万円全部もらえるんですけど。

ご飯食べて遊ぶんですけど、エッチは絶対にしないですよ。

好きじゃないし、もう風俗嬢じゃないんだしね。

ほんとは手をつなぐのも嫌だけど、まぁお金もらうしそのくらいはしてあげてもいいかなって感じ

風俗嬢引退

もちろん、風俗嬢は引退した後、全員がこのような個人営業をしているというわけではありません。

現役時代にはお客さんを呼ぶために連絡先を交換していても、風俗嬢を引退すると同時に電話番号やメールアドレスを変えて、お客さん全員との関係を完全に絶ってしまう風俗嬢もたくさんいます。

風俗嬢を引退してから一般の会社に勤めたり、自分で起業したり、学校に通ったりする女性ならば、風俗とは無縁の世界で生きていくことになるわけですから、過去に風俗嬢をやっていた形跡は抹消したいと思うのでしょう。

まとめ

風俗嬢引退

風俗嬢たちは、いろいろな理由で引退していくわけですが、きっぱりと引退できる女性は幸せだといえます。

最近では格差社会が深刻化し、稼ぐ道がないために生活に困って風俗嬢になる女性が増えてきています。

そのような女性は、いくら風俗嬢を辞めたいと思っても、辞めれば生活の道がなくなるため、辞めるに辞められないということもあります。

本稿を読んでいる現役風俗嬢、そしてこれから風俗嬢になりたい女性は、いつでも引退できる基盤を固めることを意識しながら働くことが大切です。

 

 

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