風俗嬢は、いつまでも続けられる職業ではありません。
いずれは需要がなくなり、風俗嬢を続けられなくなりますが、そうなってから一般の仕事に就くのは困難であり、生活に困窮する可能性が高いです。
そこで、風俗嬢として働きながらも、将来を見据えて婚活することが重要です。
風俗嬢が風俗嬢をやるためには、経済的な理由がある場合が多く、それだけに辞められないという風俗嬢も多いのですが、結婚すればそれらの問題を一掃できます。
本稿では、風俗嬢の婚活テクニックをお伝えしていきます。
風俗嬢は婚活すべき
風俗嬢をやっている女性の中には、真剣に交際している彼氏がいないという人が多いものです。
なぜなら、出会いがないからです。
出会う男性といえばお客さんやお店のスタッフくらいのもので、彼らと付き合うことがあっても、なかなか真剣な交際には発展しにくいものです。
お客さんの場合は特に、「お金を出さなくてもヤレる」という理由だけの場合も多いものです。
風俗嬢であることを知っている男性は、どうしてもそのことを前提として、あまり真面目ではない交際を望むことが多いのです。
したがって、風俗嬢が、結婚を前提とした真剣な出会いを見つけるならば、日常生活の中で出会うお客さんなどの男性を当てにしていてはいけません。
最も良いのは、風俗とは全く関係のないところで婚活をすることでしょう。
そうすれば、風俗嬢であることを知らない男性との出会いがあります。
婚活をしている男性なんて・・・という考え方も一部にはあるようです。
しかし、プライベートは仕事ばかりで出会いがないという男性も非常に多いのです。
だからこそ、晩婚化が進んでいるとも言えます。
婚活をしている男性の中にも、素敵な男性はいるものです。
また、風俗嬢であることに対して正しい自覚を持てば、「いつまでも続けられる仕事じゃないし・・・」という思いがあるでしょう。
一般に、風俗では若いほど好まれる傾向があるため、年を重ねるにしたがって、商品価値が目減りしていきます。
婚活をせずに、風俗嬢として働きながら年齢を重ね、需要がなくなってしまい、生活困難に陥るというケースも増えてきているようです。
したがって、何歳まで働くのかを真剣に考え、それに合わせて婚活も行うべきです。
結婚相手が見つかれば、夫の収入だけで生活することもできるかもしれませんし、共働きにしても余裕がある生活ができる可能性が高いです。
「何歳まで働けるか」という問題を解決することができるのです。
まさに、あらゆる女性のなかで、風俗嬢ほど積極的に婚活すべき職業はないといっても良いでしょう。
しかしながら、風俗嬢は特殊な仕事です。
昼間の仕事を掛け持ちし、風俗嬢が副業ならば事情は異なってきますが、専業風俗嬢も多い昨今、婚活の際には気を付けなければならないことがあります。
職業をどう伝えるか
婚活の際に最も注意すべきことは、自分の職業をどう伝えるかということです。
上記の通り、風俗嬢が真剣な交際を求めるにあたっては、相手が風俗嬢であることを知らないのが好ましいのです。
結婚相談所を利用するならば、証明書の提出が必要であるため、職業を偽ることができません。
一方、単なる婚活パーティや街コンなどを利用するならば、「OLをしている」などと嘘をつくことも可能です。
しかし、仮にOLをしていると嘘をついて真剣に交際したとしても、結婚を前提として真剣に付き合えば付き合うほど、相手はあなたの本当のことに敏感になります。
厚生年金や社会保険などの支払い状況から疑われてしまい、OLであると偽ったことがバレてしまう可能性があります。
真面目に「風俗嬢」と伝えることができないとすれば、そこをぼやかして嘘のない形にするためには、「フリーター」と名乗ることになります。
風俗嬢の雇用形態は、非正規雇用であるため、フリーターに属するとも考えられるからです。
しかし、フリーターと名乗ると、スペックの高い男性から相手にされない可能性が高くなります。
せっかく婚活をしているのに、スペックの高い男性を捕まえられないならば、婚活の意味はなくなってしまいます。
そこで、非正規雇用でありながらも、フリーターを名乗らなくても良い方法を考える必要があります。
例えば、フリーのアナウンサーは正規に雇用されているわけではありませんが、フリーターを名乗る必要はありません。
筆者もフリーのライターで、正規雇用ではないのですが、あくまでライターであってフリーターではありません。
では、風俗嬢はどのように名乗るのが良いのでしょうか。
男性ウケも考えてひとつ提案するとすれば、イベントコンパニオンなどがおすすめです。
イベントコンパニオンは、登録制の派遣業となっているので、とりあえず登録だけしておけば嘘にはなりません。
また、風俗嬢の多くは容姿がすぐれていますから、イベントコンパニオンを名乗っても問題なく、男性ウケも良いと思います。
早いうちに始めるのが大切
ただし、婚活パーティや街コンなど、本職を隠しながら婚活できるのは、ある程度若い女性に限られます。
30代前半ならばぎりぎりOKですが、それを越してくると、男性から相手にされないことがほとんどだからです。
そこで、30代半ばの風俗嬢が婚活をする際には、結婚相談所を利用することになります。
しかし、上記の通り職業の証明が必要であり、専業風俗嬢ならば風俗嬢としての登録が必要となり、色々と面倒なことになります。
したがって、風俗嬢の婚活は、できるだけ早いうちに始めることが大切です。
「まだまだ若いし大丈夫」と思っているうちに、チャンスを逃してしまう可能性が高いのですから、このところはよく考えておく必要があるでしょう。
昼職を探す必要があるかもしれない
結婚相談所を利用すべき年齢に達した風俗嬢や、できるだけ偽りの部分をなくして相手の男性を見つけたいと考える風俗嬢にとって、最も良い方法は「婚活を前提に昼職に就く」ということです。
婚活で知り合った男性のほとんどは、結婚を前提に参加しています。
そして、お互い全く知らない同士が会話をするのですから、最初には当たり障りがなく、婚活らしい会話から始まるので、「どんなお仕事をされているのですか?」と聞くのが普通です。
その後、お互いの職業を知り、「この人ならば」と思えば、趣味の話や休日の過ごし方を話し、やがて「今度の休日、お食事でもどうですか?」となっていくわけです。
特に、スペックの高い男性は社会的地位を重んじる傾向があり、かなしいかな風俗嬢といった、社会的にはまだまだ蔑視されやすい職業の女性との付き合いを好みません。
仕事関係の話ができる女性か、仕事関係の話ができないならば飛び切りの美人でなければ真剣交際には発展しません。
そこで、何でもよいので昼職に就くのが良いでしょう。
昼職に就けば、結婚相談所での婚活も可能となり、相手が見つかる可能性も高くなります。
また、社会的な一般通念を得ていく中でも、昼職に就くのは良いことです。
専業風俗嬢として働いていると、付き合う人はお店のスタッフかお客さんか同僚の風俗嬢だけです。
そうなると、会話の内容や見ているテレビ、趣味、子供の教育方針などを会話するとき、どうしても相手に「浮世離れしている」と感じさせることが多いのです。
しかし、昼職に就いて一般の人たちとも付き合うようになると、そのようなギャップを徐々に埋めていくことができます。
このことは、離婚の予防にもつながります。
一般的な社会通念を身に着けずに結婚し、相手が「普通に考えておかしい」と感じることが多くなれば、いずれは離婚してしまう可能性が高いのです。
風俗嬢を辞めて、専業主婦になりたいと考える風俗嬢は多いものです。
しかし、それだけしか考えていないならば、結局はお金のため、生活のための結婚になってしまい、どうしてもつまらないと考えることも多くなります。
結婚すれば数十年も人生を共にするのですから、自分の価値観をある程度は標準化したうえで、価値観の合う男性を見つけていくことは、人生全般に利益のあることなのです。
まとめ
風俗嬢は、いつまでも続けられる仕事ではありません。
だからこそ、そうならないうちから一般社会に戻っていくことを見据え、その手段として婚活を利用すべきです。
風俗嬢の婚活は、一般の女性の婚活よりも大変なことが多いと思います。
しかし、本稿でお伝えした方法で行えば、真剣に交際できる男性が見つかることと思います。
皆さんの婚活が成就することを、お祈りしています。