まじめな人ほど風俗嬢になる、ハイクオリティ化の現実

バブル期までは、風俗嬢は一部の女性にとっての仕事であり、裸になる覚悟があればそれなりに稼げる仕事でした。

風俗でしか働けない女性にとってのセーフティネットとして機能していたのです。

しかし、風俗は今やセーフティーネットとしての機能を失いつつあります。

その背景には、色々な女性が風俗嬢になったことがあります。

高学歴の女子大生まで風俗嬢になる時代であり、それまで風俗で生きてきた女性にとって、稼ぎやすい職業とは全く言えない状態になっているのです。

風俗で働くことがライト感覚になった

風俗嬢クオリティイー

バブル期までの日本では、女性の幸せは結婚することであると言われていました。

当時の日本では男性が働いて十分な収入を得ていたため、女性は家庭に入れば家庭生活や子育てに幸せを見出すことができていたのです。

しかし、バブルが崩壊してからは、この幻想は崩れてしまいました。

特に2000年代以降になると、女性の社会進出がかなり進んで多様な生き方が可能となり、女性の幸せは結婚だけではないと考えられるようになりました。

これは、バブル崩壊に伴って男女ともに雇用は不安定になり、結婚という社会保障システムが崩れたことによるものです。

内閣調査府による調査を見てみると、結婚適齢期とされる25~29歳の女性の未婚率は、1973年には18.1%であったものが右肩上がりに急上昇し、2010年には60.3%にまで上がりました。

この40年で3倍以上に膨れ上がったのです。

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結婚しない、あるいは結婚できないことには色々な理由があるのですが、大部分の女性は自分の生活を自分で支えなければならなくなったというのは事実です。

雇用が厳しくなり、結婚というシステムが大多数のものではなくなり、また結婚を目的とする女性が少なくなった結果、女性は性倫理を持つ必要がなくなりました。

下手に倫理観を持つと、生き抜くことさえ難しい時代になったのです。

男性の経済的豊かさが消えた今、いくら性倫理を守ってつつましく清潔に生きたところで、何の保証もありません。

さらに、社会の波が女性にとってネガティブな方向に流れていることもあり、女性の存在は変貌を余儀なくされました。

自分の生活を自分で支えなければならない女性が、一般の就職でそれができないとなれば、別の仕事や副業を考えなければなりません。

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副業を探すとき、今や多くの人がインターネットを利用します。

インターネットの検索によって、非常に多くの情報を手に入れることができます。

特に、インターネットにおける求人情報の中でも、高収入求人サイトは充実しており、全ての女性が性風俗産業の求人情報を手に入れられるようになりました。

あらゆる性質の女性に対して、性風俗産業の門が開かれたのです。

90年代までは、風俗嬢になるためには繁華街でのスカウトに応じたり、高収入求人情報誌を購入したり、性風俗産業に詳しい友人に話を聞いたりするほか、女性が性風俗産業の情報を手に入れる方法はありませんでした。

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しかし、今では誰もがその情報を手に入れることができます。

このように、インターネットによって、これまでは性風俗産業に全く縁のなかった女性たちが掘り起こされています。

実際に、90年代後半になるとインターネットが徐々に普及していくのにしたがって、多額の借金を抱えている女性、育ちに特殊な事情を抱えている女性、精神疾患を患った女性などが性風俗産業に多数流れてきました。

この流れを受けて、2000年代になってからは性を売ることがライト感覚隣、2000年代後半になると高学歴の女性や一般社会人の女性が、何の疑いもなく風俗嬢になる時代となりました。

 

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高学歴風俗嬢の例

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高学歴女性は、他に働き口がたくさんあるはずです。

しかし、なぜ彼女たちは風俗で働くようになったのでしょうか。

一つの事例を紹介しましょう。

風俗嬢のMさんは、慶応義塾大学を卒業した後、東証一部上場企業に入社しました。

現在は入社3年目であり、マーケティング担当として働いています。

まさにキャリアウーマンの典型と言えるでしょう。

まじめな風俗嬢

彼女の月収は手取りで29万円です。ボーナスは給料の3か月分を年に2回もらっています。25歳でこの給料となれば、かなり良い部類と考えてよいでしょう。

このほかにも、住宅手当として家賃の半額が支給されており、福利厚生も充実しています。

自分ひとりの生活を支えるには十分であり、それなりに楽しみも享受することができる給料です。

同世代の女性に比べてかなり恵まれていると言えますが、彼女には人に言えない過去があります。

それは、学生時代に吉原のソープランドで働いていたということです。

ソープ嬢として働いた理由は、お金のためでした。

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慶応大学と言えば幼稚舎や小学校・中学校といった付属から通う生徒は当然お金持ちの子どもですが、大学から通っている生徒に関しては当てはまりません。

Mさんも地方から上京して学費は自分で支払って通っており、そのような人は少なくありません。

入学してからの学費も高く、勉強面でも金銭面でも卒業するのは大変なことです。

これはMさんに限らず言えることですが、不景気な昨今、十分に生活できるだけの仕送りを親からもらっている学生などはほとんどいません。

もらっているとしても、月に数万円程度の援助をしてもらうくらいのものです。

昔の学生は親からの仕送りが主流という時代もありましたが、今は全く違います。

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親も自分たちの生活で精一杯であり、地方出身のMさんの実家も例外ではありませんでした。

そして、Mさんの時代は就職氷河期と言われる時代であり、卒業するのは最低条件であり、卒業したとしても就職できるとは限りません。

筆者もその時代の卒業ですから、このことはよく分かります。

人より早く就職活動をはじめ、人より多く入社試験を受けたものの、うまくいかないという事例はいくらも見てきました。

中には、就職できなかった場合に備えて学生時代にできるだけ貯金しておこうと考える学生もいます。

学費や生活費を支払うため、そして就職に失敗した場合を想定して貯金を作るとなれば、普通のアルバイトではとても追いつきません。

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Mさんを例にとれば、慶応大学のある学部の入学金は20万円であり、入学金を除いた年間の学費は128万円、つまり4年間で512万円です。

学費だけでも、20歳前後の学生が支払うことができる金額ではありません。

また、年収600万円以下の中流家庭の親が支払うのも難しい金額です。

Mさんの実家は、父親は中小企業のサラリーマンであり、母親はパートとして働いて、世帯収入は600万円です。

裕福でも貧しくもないと言えますが、年間128万円の負担は重く、両親は地元の国立大学に進学し、実家から通うことを希望していました。

しかし、彼女が上京して慶応大学に入学することを強く希望したため、学費は自分で支払うことを条件に進学しました。

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親からの援助は、月に5万円だけでした。大学1年生の頃は塾講師とコンビニのアルバイトを掛け持ちしていましたが、自由時間が全くなくなるほど働いても月に14万円ほどしか稼げませんでした。

生活費は家賃に55000円、光熱費に10000円、携帯代が10000円、食費が30000円、交遊費や洋服代などに20000円、交通費に20000円であり、合計は135000円となりますから、生活はかなりぎりぎりでした。

年間128万円の学費を月割にすると107000円であり、親から5万円の仕送りがあるといっても、とても足りません。

奨学金を借りるという手も考えましたが、奨学金には返済義務があります。

就職できなかった場合のことを考えて貯金もしたいと考える彼女のことですから、当然ながら奨学金という選択肢はありませんでした。

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卒業と同時に莫大な借金を抱えることになる奨学金によって、卒業後に苦しむ学生は非常に多いのです。

そして、時間的な制約があり、なんの売りもない学生が簡単に稼げる仕事など、そうそうあるものではありません。

彼女も普通のアルバイトを1年間やった結果、経済的・時間的に無理であることを悟りました。

地方から出てきた彼女には頼るべき人もおらず、不安要素は全てお金に関わる事ばかりです。

学生でも短時間で高収入を稼げるアルバイトを探せば、当然ながらキャバ嬢や風俗嬢が選択枠に入ってきました。

学業と仕事を両立しながら働く方法を合理的に考えた結果、彼女は腹を括って風俗嬢になりました。

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それまでの彼女に、援助交際や売春の経験はありませんでした。

真面目に勉強だけをしてきた彼女にとって、最初は「ありえない」選択でした。

しかし、きちんと4年間大学に通って卒業するためにはどうしてもお金が必要になります。

キャバ嬢になろうかとも考えましたが、キャバ嬢は夜中までお酒を飲むため学校との両立が難しくなる可能性があります。

ならばもうソープしかない、という結論に至ったのです。

選んだのは吉原の高級店であり、料金は120分で65000円のお店でした。

お客さんは多いため指名は安定しており、65000円のうち30000円がソープ嬢の収入になります。

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最初は風俗を「堕ちた女性が行くところだから、これまで成功を重ねてきた自分なら簡単だろう」と甘く見ていましたが、学生気分が通用しない世界であることを初日に知りました。

卒業するためにはソープしかないということが充分に分かっていた彼女は、気持ちを入れ替えて真面目に働きました。

 

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真面目な学生ほど風俗嬢になる

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平成24年度に文部科学省が出した学生生活調査によると、親からの援助のみでは学生生活を送れないという大学生は40.3%にも上ります。

また、学生生活の不安や悩みに経済的問題を挙げる学生は、51.9%です。

学業と仕事の両立のために、合理的に働くことを考えた結果ソープ嬢になったMさんの例は、決して特別なケースではありません。

もちろん彼女は、ソープ嬢であることを秘密にしていました。

バレれば退学になるかもしれないと思ったからです。

彼女の見たところでは、人に言わないだけで風俗嬢をしている女子大生は非常に多いと言います。

風俗嬢クオリティイー

地方から上京している女性の多くはお金がかかるため、真面目に勉強して将来はきちんと就職したいと考えている女性ほど風俗を選択するのだそうです。

Mさんは3年生の夏から就職活動を初め、春休みにはソープランドをきっぱりと辞めました。

20歳からの勤務でしたから、ソープ嬢として働いたのは一年半でした。

毎月50万円を貯金できるほどの稼ぎを得て、辞めた時点で500万円以上の貯金がありました。

お金の心配は全くなくなり、精神的に余裕を持つことができた彼女は、より年収が良い所に就職するために就職活動に専念し、念願かなって大企業に就職することができたのです。

風俗嬢クオリティイー

就職活動に専念する権利を手にするために、彼女はまったく遊ばずにソープ嬢までこなしたのです。

逆に言えば、そこまでやったからこそ本気で活動することができたのです。

彼女が働いたソープには、早稲田大学、明治大学、青山学院大学など名門に通う女子大生もいたのですが、彼女たちも良い所に就職することができたと言います。

誰もが漫然とソープ嬢をしているのではなく、計画に沿ってソープで働き、3年の後半か4年になる前に辞めて真剣に就職活動をしたからです。

親の援助を受け、変に余裕があるがゆえにだらだらと活動している学生に比べて、良い所に就職することができたのです。

意識の違いが生んだ差なのでしょう。

 

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まとめ

風俗嬢クオリティイー

彼女のように、偏差値70を超えるような一流大学に通う女子大生でも、将来のために、つまり今後の人生で社会から脱落しないために、あえて風俗を選択するという現実があります。

彼女と似たような状況の女性が、ピンサロ、デリヘル、AV、個人売春など、自分のスペックに合った性風俗で働いていることは容易に想像がつきます。

その他の風俗嬢にとっては、これは由々しき事態であるともいえます。

何しろ、スペックが高く、意識も高い一般女性が風俗業界に流入してきているのです。

これまで風俗でしか生きられなかった女性が居場所を失い、安い賃金に甘んじたり、より下位の風俗に転落してしまうといった現実が生まれています。

風俗嬢クオリティイー

これから風俗嬢になる女性たちは、このような現実を知っておくべきです。

風俗はもはや、裸になる覚悟さえあれば稼げるような業界ではなくなっているのです。

 

 

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